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昨日の外気は、-4℃くらいなのだろうが、風邪が合って頬に当たる風が痛い。風速1mで一度体感温度が下がると言うから、体感は-10℃を下回っていたと思われる。 スキーをやめて8年か。スキーをしていた頃は年に一度は-15℃とかでも、滑っていたのに、やわになってしまった。 あんまり寒いので、昨日は鍋。 ごっこ鍋。ごっことは、布袋魚と呼ばれるゼラチンの塊のような魚です。 お造りは本マグロの中トロ。 酒は、鄙の酒蔵という新潟の純米酒。 ちょい甘いけど、しっかりした味だ。
2016.02.02
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閑吟集より (岩波文庫より)67 生らぬ徒花 真白に見えて 憂き中垣の夕顔や注 生らぬ徒花・・咲いても実を結ばぬむだ花 暗に成就しない恋 憂き中垣・・気遣いな中垣 中に仲をかける 大意 実のならぬあだ花が真っ白に咲いているが、二人の中もまたならぬようだ。気にかかる中垣に白く咲く夕顔のはなよ。 失恋の歌だろうか。あきらめが漂う。69 待つ宵は更け行く鐘を悲しび 逢う夜は別れの鳥を怨む 恋ほどの重荷あらじ あら苦しや注 「待つ宵に更け行く鐘の声聞けば飽かぬ別れの鳥はものかは」(新古今和歌集) 恋路に悩む女性の嘆きの歌 恋ほどの重荷・・・恋慕の情が募って堪えがたいこと 大意 一人待つ夜は、むなしく過ぎてゆく鐘の音を恨めしく思い、逢った夜はまた別れの時を知らせる夜明けの鶏を恨めしく思う。本当に恋ほど心の重荷はあるまい。ああ苦しいことよ。 恋をすると身の回りの変化ににも敏感になるのでしょうね。鐘の音や、夜明けの鶏の泣き声にも感情が高まっていくのでしょう。 「恋の切なさ、恋の悲しさ」 黒い花びらという歌がありましたよ。 「だからもう恋なんてしたくないのさ」と歌っていましたね。 秋になるとつい感傷的になってこんな歌を思い出すこの頃でした。 こんな時はやっぱり酒ですよね。Bar RegaloさんのTwitterの写真を載せます。
2013.10.08
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