真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年02月21日
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今日の画像は、霊峰「宝満山(ホウマンザン)」の麓に鎮座する「竃門神社」の拝殿を映したものだ。

標高829mの宝満山は、京都御所における比叡山と同じく、「太宰府」の鬼門(東北)を護り、空海や最澄にも縁のある信仰の山だ。

私も一度だけ登拝したことがあるが、360度を展望できる山頂からの見晴らしは抜群だったことを覚えている。また上宮のある山頂部の、それはそれは巨大な磐座も印象に残っている。



さて、「竃門神社」で参拝の後に社務所で頂いた由来書を見ると、祭神は玉依姫命・神功皇后・応神天皇とあり、「玉依姫命」が主祭神となっている。

そこで思い出したのは、先に参拝した「宇美八幡宮」の五柱の祭神のなかで、なぜか「玉依姫命」だけが印象に残ったということだった。

この段階において、「神功皇后」と「玉依姫命」は私の心の中で一体化し、それは確信になっていた。

それを牽強付会と言われても構わないが、つまり応神天皇の母である「神功皇后」と、神武天皇の母である「玉依姫命」は、前回の日記で記した《応神天皇=神武天皇・同一人物説》と同じく、その二人の天皇のそれぞれの母親も同一人物だと(もちろん私的感覚として)確信したわけである。


そこで昨夜、この私的確信の裏付けはないかと書棚を探すと、不思議にも待ってましたとばかりに、すぐに手に取ることができた本がある。(以下に書籍紹介)





つまり要約すると、「古事記」と「聖書」の整合性のある比較研究を背景に、「神武天皇」と「応神天皇」の系譜を比較すると、おのずと「玉依姫命」と「神功皇后」が重なるとのことであった。

さらにこの本によれば、「応神天皇」と「神武天皇」の共通する記述内容として、

・九州から大和へと東征
・東征時、対抗勢力の兄弟と戦う
・丹塗矢伝説

と、以上の三点を挙げて、二人の天皇を同一人物とする根拠が明解に書いてあり、私自身の確信もさらに深まった次第である。



次なる歴史探訪の地は、今回の旅路で最初に参拝した「大分八幡神社」と同様に、ぜひ一度訪れてみたいということで、初めてお参りすることになった神社である。

つづく


※追伸・・・以下の画像は、竃門神社の拝殿手前に新しく建造された「社務所」を映したものだ。

主祭神が女神ということもあってか、とてもお洒落な造りになっていたので驚いた。宝満山が背景だけに、気品あふれる「豊満」な貴婦人になれるよう、ますます女性参拝客が増えることだろう。
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最終更新日  2013年02月21日 11時14分30秒


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