真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年04月02日
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天候にも恵まれて、まずは大和国一の宮「大神神社」に参拝、そして登山口に鎮座する「狭井神社」へ向かい登拝の手続きを経て、初めての三輪山登山が始まった。

山頂に向かうにつれ頭がスッキリしてきて、ついに山頂では「頭の中が透明になる」という不思議な感覚があった。

こんな感覚は初めてだったこともあり、しばらく山頂部の磐座群の側で佇み、その不思議な感覚を味わっていたことを思い出す。


無事に山を下りて、大神神社境内の「大美和の杜」の展望台より『大和三山』を映したものが今日の画像である。向かって左側が『香具山』、中央が『畝傍山』、そして右側が『耳成山』となる。

その『大和三山』の向こうには葛城山系が控えているわけだが、今地図を見て確認できたのは、「三輪山」の山頂と「畝傍山」の山頂を結んだ線を延長すると、その金剛山と葛城山の間の凹んだ「水越峠」の辺りを通過するということ。

・・・ということは、「三輪山」の山頂部から見て、毎年の冬至日の夕暮には、西南西となる「畝傍山」の山上を越え、その先にある葛城山系の「水越峠」に沈む「冬至の日没」が展望できたことになる・・・。

これはおそらく、3月13日に葛城山系を行脚してきたからこそ得られた視線だとも言えよう。



その後は、『大和三山』が描く二等辺三角形のほぼ中央に位置する「藤原宮跡」を訪ねた。



・・・古の藤原京「大極殿」からは、「三輪山」から昇る「夏至の日の出」、そして「畝傍山」に沈む「冬至の日の入」が拝めたであろう・・・と。

その「藤原京跡」の近くにある関連の展示資料館を見学した後、「畝傍山」の麓に鎮座する「橿原神宮」に参拝させていただいた。

気付いてみると3月15日は《三点一直線》、すなわち「三輪山」・「大極殿」・「畝傍山」の三つの地点を一直線に結ぶ、つまり「中央」の「大極殿」から見て、「夏至の朝日」と「冬至の夕日」が観測できる「軸線」を、自分の体を運んで結んだ一日であったと言えよう。





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最終更新日  2013年04月02日 22時32分02秒


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