真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年06月01日
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その岬の高台に立つと展望できる・・・西方の響灘に蓋井島が幽玄に浮かんでみえる美しい風情・・・は、過去のブログ(⇒ リンク )でも取り上げた。

以下に、その過去のブログ内容を抜粋してみよう。


今日の画像は、その地にある展望広場を、西方の響灘(ひびきなだ)に向けて撮影したものだ。

☆関連記事・タイトル「富士山」と「本州最西端」を結ぶ軸線(1)⇒ リンク

☆関連記事・タイトル「富士山」と「本州最西端」を結ぶ軸線(2)⇒ リンク

上記URLの関連記事にも書いたが、「富士山」・「吉備中山」・「毘沙ノ鼻」の《三点一直線》を意識して後に、現地を改めて訪れてみると、扇の要としての「富士山」とその真西にある「出雲」との繋がりや、扇を開いた先端たる本州最北端の「大間崎」との関係が・・・これぞ『大倭豊秋津島(おほやまととよあきつしま)=本州』を支える仕組みなり・・・と、 実感として再認識させられたのだった。


以上の転載内容をリンクを含めて再読し、今回改めて知人と現地を訪れてみて感じたのは、扇の要とは不動の「富士山」だが、その完全に閉じた扇の先端は「毘沙ノ鼻」であり、この「本州最西端」こそ、扇の開閉の始まりと終わりを司る場所に相応しいということだった。



加えて、この「毘沙ノ鼻」に到着する少し手前の道中にて、突然に野生の「雉」が現れたことも、「鳥(酉)」は十二支の方位で「西」を示すことから、私たちが共に「本州最西端」に来たことを、自然が寿いでくれた瑞兆と解釈することができた。


そして閉じた扇の親骨を、まずは一本ずらして開いた型、つまり扇の開き始めとなる骨の位置が、このブログで何度も取り上げてきた、「富士山」と「出雲」を結ぶ〔東西軸〕(※掲載地図の〔赤色の軸線〕)である。ちなみに、古来より「出雲大社」では、年毎の大祭「神在祭」の期間中、御神殿に「龍蛇様」を祀るしきたりである。

上述した扇の開き始めの型から、一気に開くのが扇を全開する際の仕儀だが、その扇の開いた右方の先端が、地図上では「本州最北端」は青森県のマグロで聞こえた「大間崎」となるわけだ。
(※その扇の要たる「富士山」と「大間崎」を結ぶ《龍蛇の道》が、掲載地図の〔銀色の軸線〕である。)

そういえば今回の探訪の前日に、「本州最西端」の下関市において、「本州最北端」は青森の文化たる「津軽三味線」を堪能することになったのも偶然ではなく、「富士山」を要として全開した扇の両端(毘沙ノ鼻と大間崎)が、その扇の開閉を司る最西端で重なり、その和合して込み上げてくる龍蛇の歓喜の声を、「津軽三味線」の撥捌きが物語っていたのではないかと、そのように捉えてみたくなる。



ところで、この7月には、いよいよ遷宮後に初めて「出雲」の地を訪れる予定になっている。

これが実現すれば、今年3月の「春の旅」の際に指標となった「天神地祇」を祀る主要八社の内、残りの二社となる「熊野神社」と「出雲大社」を中心に巡ることになり、聖武天皇の御代に天体が地上投影された思しき聖地を、年内に全て参拝したことになる。

実は今回、知人と共に訪れた場所は、本州最西端の「毘沙ノ鼻」を中心スポットとして、それぞれ現在の下関市内にある長門国一の宮「住吉神社」・彦島のペトログリフ岩・川棚のペトログリフ岩・川棚のクスの森(樹齢約千年の国指定天然記念物)・土井ケ浜遺跡・角島の古代祭祀場などであった。

これら山口県西部の響灘に面する海岸域の、言わば閉じた扇の「天」の部位(先端部)に相当する主要地点を巡拝したことは、おそらくは上記の「出雲詣で」に向かう上で、その心の準備を整える布石となっているのであろうと、そのように感じ始めた今日この頃である。





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最終更新日  2013年06月01日 17時53分23秒


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