真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年10月14日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
P9180440.JPG



賑わしい海鳥たちは、行きも帰りもフェリーに寄り添うように渡海していたが、下の画像は船尾の近くを舞い飛ぶ華麗な姿を映したものである。

P9180463.JPG

さて佐渡島から本州に戻ったとして、その後の予定はといえば、とりあえず「秋分の日」までに「木曾の御嶽山」の方面に向かうことは決めていた。 けれども、新潟港からどういうルートで行くかは決めていなかった。

佐渡にいる時はまだ、「全国一の宮巡り」で最後に残った陸奥国一の宮「都都古和氣神社」については、福島原発の放射能問題もあって、ほとんど参拝する意欲は湧いていなかった。

ところが佐渡ヶ島に滞在中に、ある御方から私の立体造形のHPを見たということで初メールが入り・・・それは自然の成り行きともいえよう・・・その御方と連絡を取り合ううちに、神奈川でお会いすることになったのであった。

「御嶽山」に向かう前に関東方面を経由するのであれば、新潟から福島まで高速道路も通っているので、19日の早朝に陸奥国一の宮に参拝させていただいてから神奈川に行くことに決定した。

P9190468.JPG

9月18日の夜、新潟から高速に乗って福島方面へ向かい、その道中で一泊する予定だった私は、車中に放射線を計測するガイガー・カウンター(放射線測定装置)を置いていたので、途中にある数か所のSAで計ってみることにした。

あるSAでは「0.4マイクロシーベルト」を越えるところもあり、これはまずいと眠たい目をこすりながら次のSAに移動したことや、乗車中に突然ガイガーカウンターの機械音が鳴ったので数値を見ると「0.6マイクロシーベルト」を越えていたこともあり、場所によってはホットスポットを含む放射線の高いところがあることを、高速道路上ではあったが自分の身を以て体感したところである。

そんな難関を潜り抜けて、9月19日の午前7時頃、陸奥国一の宮「都都古和氣神社」に参拝。



修験道の世界では要の山岳と伝わる「木曾の御嶽山」に登らせてもらうには、やはり「基礎」を積んでからでないと・・・と、役行者(えんのぎょうじゃ)の駄洒落が聞こえてきそうである(笑)。


ところで、新潟から福島を経由して関東方面に向かう高速道路を走る車中では、私の脳裏では常に福島原発問題が駆け巡っており、それと同時に東京オリンピック招致の際の、総理大臣の発言に対する疑念が渦巻いていた。

実は昨日、その発言に対する京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏の見解が述べられたラジオ放送を聞く機会があったので、以下に紹介したい。(ラジオ・フォーラム 2013.9.9)

http://www.youtube.com/watch?v=JdPNz6iCm6I ⇒ リンク

小出氏は、未だ何の解決にも至らない福島原発問題を抱えたなかで、この度の東京オリンピックを招致する際に、世界に向けてあたかも解決のプログラムが有るかのような総理の発言は、軽々しいものだと話されていた。

原子力研究に長年携わってこられた現役の京大助教の言葉は、重く受け止める必要がありそうだ。

P9200553.JPG

そして、同日19日の午後6時頃から始まった神奈川の「ある御方」との会談は、当日が「仲秋の名月」だったことも忘れて午後11頃まで続いた。

およそ五時間に及ぶ内容の濃い男同士の会話となったわけだが、それはまるで第三者の采配によって、今年の「仲秋の名月」という日取りに、二人を引き合わせて語らいを楽しませるように、前々から段取りが組まれていたかのような、「粋な計らい」を感じた次第である。

存分に語り合った私たちは別れを惜しみつつ、私は一路「木曾の御嶽山」へ車を走らせるべく、高尾山インター入口付近のコンビニで、夜の12時頃に暖かいコーヒーを飲んでいると、そこで初めて今宵が「仲秋の名月」だったことを知ることになり、思わず車から出て天空に輝く満月を仰ぐのだった。

煌々と輝く望月の光を全身で浴びつつ・・・なるほど、今年の「仲秋の名月」までに、全国の「一の宮」の巡拝を達成した後に、満を持して「御嶽山」の登拝に臨むことになっていたのだ・・・などと神妙な心地となり、氣を引き締めて高速道路に車を乗り入れたのを思い出す。


《 祝 》 平成25年9月19日(仲秋の名月)・「全国一の宮巡り」の満行を達成す。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年05月29日 14時30分58秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: