真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年10月17日
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この御嶽山については、今年3月の「春の旅」では飛騨の「位山」の麓や美濃の「南宮山」から展望し、また7月中旬にはロープウェイで7合目まで行って山頂を遥拝した経緯があるので、この度の登拝は三度目の正直で実現することになった。

また、下にリンクした関連記事では、木曾の「御嶽山」と飛騨の「位山」、そして「金山巨石群」の3つの地点を結ぶと、かなり精確な正三角形になっていることを紹介した。

実は今回の「秋の旅」では、この一辺が約40kmの三角形を形成する「3つの地点」(御嶽山の山頂・位山の山頂・金山巨石群)の訪ねて、それぞれの「ひびき」を現地で体験することが主目的であった。

私にとって、この「3つの地点」を体感するその始まりが、御嶽山の登拝となっていたわけである。

☆関連記事・2013年07月16日 木曾「御嶽山」(2)⇒ リンク


まずは1合目の御嶽神社に参拝して登拝の御挨拶。駐車場から社殿までの距離は、標高差もあって意外に長かったのを覚えている。

次に5合目の八海山神社に参拝。実は山頂から降る際に、当神社の神主に聞いて分かったのだが、この御嶽山5合目に鎮座する八海山神社は、新潟県南魚沼市は「八海山(標高1,778m)」の麓に鎮座する数社ある八海山神社の総本社になるそうだ。

ちなみに、私たちが9月16日に参拝させていただいた八海神社(南魚沼市長森)が、新潟の八海山を神体山として祀る神社の中で、最も古い社だということである。




パンフレットには、登山道は入口から頂上の剣ヶ峰まで距離にして約3500m、約3時間で登頂可能とあった。(注・時間はあくまでも標準的な目安で個人差あり。)

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午前11時頃から喜々として登り始めたのだが、8合目あたりからトーンダウン。休み休み登る際に、岩場に座ると必ず見えていた景色がこの「中の画像」である。

御嶽山を背にして東南方面となるこの景色には、中央アルプスと南アルプスの山脈が連なっていて、その先にかすかに「富士山」が見える。

この画像では「富士山」は判然としないが、その高度を増すにつれて「富士山」がハッキリと見えてきて、登山の励みになったのを覚えている。

9合目あたりでは、これまでの旅の疲れと2日連続で高速のSAで泊まった寝不足が原因であろう、片足のふくらはぎが痙攣してしまい、一時は下山も検討したくらいに疲弊してしまった。

・・・これは試されているぞ・・・と自分に言い聞かせて、時々ストレッチをしながら50歩登っては休み、また50歩進んでは休むという行為を連続する作戦で、その休憩の度にアルプス山脈の遠くに明確に見えてきた「富士山」が、心のよりどころになっていたことを思い出す。

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そして午後4時頃、ついに山頂に到達。その大きな達成感に包まれて、御嶽山山頂の「剣ヶ峰(標高3,067m)」より、北方の乗鞍岳や槍ヶ岳、立山連峰の方面を撮影したものが、この「下の画像」である。

画像の下方に見える池は「二の池(標高2,905m・平均深度1.3m・最大深度3.5m)」といって、日本で最も標高の高い湖とされ、その湛えられた蒼い水は、照射される光に美しく映えていた。


当初は「日帰り登山」を考えていたのだが、登る途中の9合目あたりで下山途中の登山者と語らう機会があり、この時間になると同日中の下山は無理だということで、私自身も体力の限界を感じていたため、教えてもらった山頂直下にある「剣ヶ峰・頂上山荘」に急遽宿泊することにした。

その山荘で宿泊の手続きを済ませてからまた山頂へ・・・そこには、山頂に泊まらなければ体験できない素晴らしい景色・・・が待ち構えていたのだった。

つづく





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最終更新日  2013年10月18日 10時02分37秒


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