真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年10月21日
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御神前にて、神体山である「位山(くらいやま)」への登拝の旨を、ご報告させていただいた。

今年の「春の旅」では、まだ雪が深くて登れなかったことや、この度の「秋の旅」では前日の御嶽山に登拝できたこと、加えて数日前の富山では「位山」とも御神縁の深い御皇城山の皇祖皇太神宮に参拝できたこともあり、是非とも位山登拝を実現したかった。

☆関連記事・2013年04月11日 「春」の旅日記(18)⇒ リンク

一の宮「水無神社」の由来書を見ると・・・当神社の神体山である「位山」は、神代の昔より日本を表裏に分ける分水嶺になっており、水主(みぬし)または水分(みくまり)の神の坐す奥宮と称している・・・とあった。社名の「水無(みなし)」は、「水主(みぬし)」が由来とのことだ。

また「位山」という名前の由来についてウィキペディアには・・・朝廷に位山のイチイを笏の材料として献上した際、この木が「一位」の官位を賜ったことから木は「イチイ」、山は「位山」と呼ばれるようになったという説があり、現在でも天皇即位に際して位山のイチイの笏が献上されている。・・・とある。

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位山の登拝は今回で二度目となるが、前回と同様に「ダナ平林道(未舗装・約5Km)」を車で登り、その終点の駐車場から歩いて登る最短コース(山頂まで約45分)を選んだ。

巨石群登山道ともいわれるこのコースは、山道の道すがらに数々の巨石(磐座)が鎮座しており、ロマンあふれる名称が記された立札が、それぞれの巨石の前に置かれている。


午前9時30分頃から登り始めて、山頂まであと少しのところだったであろうか、もう一つの登山道との分岐点あたりにある磐座が、「天の岩戸」と立札のあるこの「中の画像」である。



なるほど、典型的ともいえる・・・「天の岩戸」という名称に相応しい磐座・・・である。

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そして、ほぼ山頂に近いところに美味しい水の湧く場所があるのだが、そこに向かう山道の途中で撮影したのが「下の画像」で、昨日登拝した「御嶽山」の雄姿を逆の方向から映したことになる。

その「天の水」と称される湧水の場所は、綺麗な水汲み場として整備されており、山頂近くにしては不思議なくらいの水量が湧出していて、それがまたとても美味いのである。


・・・おそらく、ここがまさに分水嶺「位山」の源流といえる湧水なのだろう。・・・


面白いことに、この美味しい水を両手を合わせて何度か飲んでいるうちに、私なりに気付いたことがあった。

それは、その湧水を受ける際に、水を漏らさぬように両手を合わせた形状が、普段の食生活で使用する御飯茶碗などの「器」に観えてきたこと。

それと、漏らさぬように両手でいっぱいに受けた水が、その人が一回の吸引で飲める量ではないかということであった。

この日本を代表する分水嶺「位山」の山上での「気づき」は、その時の私にとっては「今後に活かせる発見だ!」と、何故か嬉しく感じたところである。





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最終更新日  2013年10月21日 23時29分17秒


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