真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2014年08月08日
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冒頭の画像は、小舟に乗って海上から鳥居をくぐる時の写真で、これまで宮島には何度も来ているが、厳島神社の象徴たる鳥居を通らせていただいての参拝は初めてである。

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次にこの画像は、その鳥居をくぐってから、海上より神社境内をほぼ真正面から撮影したものである。なかなかこの角度から厳島神社を展望する機会は少なく、貴重な体験であった。


さて、この「宮島」とは「厳島」の通称だが、その「厳島(イツクシマ)」という島名の由来は、宗像三女神の一柱「イチキシマヒメ」という神名の「イチキシマ」の音が変化したものとされている。加えて「イチキシマ」は「斎き島」のことで、「イチキシマヒメ」とは「神に斎く島の女性(女神)」という意味になるそうだ。

そこで仮説なのだが、その「イチキシマヒメ」は、日本神話では「アマテラス」と「スサノオ」が天真名井で行った誓約の際に生まれたとされ、魏志倭人伝の伝える「ヒミコ(三代目アマテラス)」の次代を担った「トヨ」と同じ女性(女神)とする説がある。

ということで、今回の「安芸の宮島」への渡海は、結果的には「イチキシマヒメ」と「トヨ」の関係性を模索するための行脚になったと感じるし、また「厳島」に渡る直前になって急遽、高千穂にある「ヒミコ(三代目アマテラス)」の故郷を訪ねることになったのは、これも必然的な流れだったのだろうと今更のように感じるところである。

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島に渡るまでは快晴だったのだが、本殿に参拝する頃には厚い雲に覆われ、神体山の「弥山(標高535m)」に登る際には土砂降りの雨に・・・。悪天候を予想していた私たちは、すぐに用意していた雨合羽に着かえて、降ったり止んだりの雨の中をロープウェイも利用して山上を目指し、その山頂にある展望台から撮影した霧雨にむせぶ磐座群が上の画像である。
(つづく)

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最終更新日  2014年08月08日 11時16分09秒


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