真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2014年08月21日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
IMG_3203.JPG



☆関連記事・2007年09月20日・「五十鈴」の陰陽 ⇒ リンク

IMG_3208.JPG

上の関連記事のように、おそらくこの造形を「五十鈴」と命名したことが御縁で、翌年の年始には「五十鈴宮」との別称のある「伊勢神宮(内宮)」の特別参拝 御垣内(みかきうち)参拝に導かれ、参拝当日の早朝には厳寒の「五十鈴川」での禊(水行)に参加させていただいたことは、私自身の心魂に「五十鈴」が浸透する体験だったように思う。

その経緯は、以下の関連記事を筆頭に(1)~(5)の5部作で記している。

☆関連記事・2008年01月14日・五十鈴川の調べ・・・(1)⇒ リンク

IMG_3193.JPG

冒頭に、「五色」の選別と書いたが、これは中国思想の「陰陽五行説」に基づくと、「青・黄・赤・白・黒」の五色が一般的なのだが、画像を見て分かるように私は「青」を「緑」として、「緑・黄・赤・白・黒」の五色を選別した。

その根拠としては、伊勢神宮にて例年斎行される五大祭において、宮中より「幣帛(へいはく)」を献奉る〔奉幣の儀〕があり、その内容は「緑・黄・赤・白・黒」の五色の絹と錦の織物だということを拠り所とした。

これまでも何度か、有力神社に併設された展示室などで、柳箱に入った五色の織物(幣帛)を実見してきたが、一般通念では「青」とされる実際の織物の色はことごとく「緑」だったことから、この造形の色合いに決定した次第である。

加えて、その分かりづらい「緑」と「青」について、「陰陽五行説」に詳しい研究家の吉野裕子氏の解説によると、「木・火・土・金・水」の五気の循環、巡りを「五行」というそうで、その最初の「木気」の特徴とは、季節では「春」、方位は「東」、そして色は「緑」となるが、中国では「緑」を「青」としているとのことで、この指摘も大変参考になった。




・・・ということで、この『五十鈴(いすず)』と名付けた造形は、今の私には「陰陽五行」を包み込む万物の根源たる【太極】、これを象徴する今様の形代(かたしろ)に観えているところである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年10月08日 01時02分53秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: