真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2015年01月16日
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当日は霞んで見えなかったが、野間岬のある笠沙町には見事な突峰の野間岳(標高591m)がある。その方面を展望していると、昨年末の九州行脚で登拝した野間岳の頂上から、開聞岳を遠望したことを今更のように思い出した。
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ちなみに「開聞岳」と「野間岳」、そして南さつま市にある「金峰山(標高636m)」は、「薩摩半島の三名山(薩南の三岳)」と言われており、記事にはしなかったが既に前回の九州行脚で「金峰山」に登拝しているので、今回の開聞岳登拝により、その「三名山」の山頂を巡ったことになる。

誤解を避けるため、ここで今回のブログタイトルの[南九州の「三岳」を訪ねる]の「三岳」を挙げておこう。「開聞岳」と「桜島」と霧島連峰の「高千穂峰」の三山・・・タイトルで謳った「三岳」とは、この三山のことである。

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さて上の画像は、開聞岳(924m)の頂上より、標高が記された山頂標を撮影したものだ。その遠方の平野に見える大きな湖は、謎の未確認動物「イッシー」で聞こえた「池田湖」である。

天候次第では見えるはずの桜島や霧島連峰が確認できなかったのは少し寂しかったが、標高差720mを登りきった達成感は格別のものであった。山頂部は広く潅木に覆われ、その眺めはさながら樹海のようだったのが印象に残る。

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その山頂標のある山頂付近は、多くの岩石群で構成されており、その中でも一番北方にある岩石を映した画像が上である。左側の先端が尖った岩がそれだが、その方向は明確に「北」を示しており、ここ九州南端の要の山岳となる「開聞岳」と九州北端の「宗像」とを結ぶ、南北軸の指標のように私には観えた。

そして下の画像は、下山後に東麓の海浜にある温泉施設に寄った時に、駐車場に近い砂浜から夕暮れ間近の開聞岳を撮影したものである。この画像のように近辺の砂浜の色が、まさかの「黒色系」だったことに新鮮な感動を覚えた。



それにしても開聞岳は、どの角度から見ても綺麗な円錐形で、それが「薩摩富士」と謳われる所以だが、むしろ富士山よりも美しい山容だと思ったのは、実際に山頂に登って何度も周囲から展望した正直な感想である。

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前回の日記で、今回の南九州周遊には背景があると書いたが、それはまず念頭に、九州を貫く南北軸(東経130度30分)の南端にある開聞岳を登拝することで、その「九州南端」の氣場を体感することにあった。

おそらくその前段階として、昨年の秋頃に九州北方の「宗像」を何度か訪れて、玄界灘に浮かぶ「宗像大島」・「地島」に渡り、また「湯川山」・「孔大寺山」・「許斐山」等に登拝し、その宗像地域の発する氣を全身に頂くことができたことから、いよいよ年初の開聞岳登拝に繋がったのだと言えよう。

また別の角度では、「天体の地上投影」という観点から何度も取り上げている「ぎょしゃ座」も、大きく背景にあると言える。この「ぎょしゃ座」を調べていくと、日本では「五角星」と呼ばれ、その五角形の形状が関連する『大』という漢字が、この星座の地上投影における基盤になっているらしいことが分かってきた・・・。

実は、上記の「九州を貫く南北軸」と「ぎょしゃ座の地上投影」には深い繋がりが伺えるので、その関係性については、また項を改めて取り上げることにしたい。





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最終更新日  2015年01月16日 13時22分14秒


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