真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2015年05月16日
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近くの駐車場に車を停め、撮影できる場所まで小走りして、日没間近の夕日を撮影したものが冒頭の画像である。


そこでもし、この日没の時が[冬至]だった場合には、霊峰「富士山」を背にして「室戸岬」から望む夕日の方角は、「足摺岬」を貫いて南九州の「野間岬(笠沙岬)」方面を指し示すことになる・・・。

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そして「室戸岬」は、言わずと知れた若き「弘法大師 空海 」の修行の地と伝わり、上の画像は空海が難行した「御厨人窟(みくろど)」いわれる洞窟の中から海側方面を撮影したものだ。

この「御厨人窟」は平安時代初期、当時19歳の青年であった弘法大師がこの洞窟に居住したと伝えられ、この洞窟から見える風景は空と海のみで、ここから「空海」の法名を得たとされている。

また、その難行の最中に『明星口ニ入リ虚空蔵光明照ラシ来テ菩薩ノ威ヲ顕ス(金星の光が口の中に飛び込み、虚空蔵菩薩が一帯を明るく照らしながらやってきた)』という不思議な体験をして、この時に悟りが開いたと伝えられている。

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当日の5月4日は折しも「満月」であり、その室戸岬に近いお遍路さん相手の古びた民宿の部屋には、窓から煌々と月明かりが入ってきて、お陰さまで月光浴を楽しみながら気持ちよく眠りに就くことができた。

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午前5時頃に室戸の民宿を出発して、登山客で賑わう剣山の登山リフト乗り場に到着したのは、午前10時前だったと思う。ゴールデンウィークの最中にして、快晴の「子供の日」である。今回の旅路では初めて、行楽地における人出の凄さを実感しつつ、ようやく駐車場を確保でき、ホ~!と一息つけたのを憶えている。

早速リフトに乗って山上へ・・・。山上のリフト駅から山頂までは標高差が約200mなので、雨模様で厳しい登山だった石鎚山とは打って変わり、快晴の剣山登山の足取りは、実に軽快であった。

そこで上の画像は、山頂部に鎮座する「剣山本宮 宝蔵石神社」の裏手にある大きな磐座を映したものである。

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そしてこの画像は、剣山の山頂にある一等三角点を撮影したものだ。実に多くの登山者がこの場所で、入れ替り立ち替りしながら楽しそうに記念撮影をしていた。

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そして最後の下の画像は、石鎚山に次ぐ西日本第二の高峰「剣山(つるぎさん)」から望む「次郎笈(じろうぎゅう・標高1,929m)」を撮影したものである。

別名を「太郎笈(たろうぎゅう)」と呼ばれる「剣山」は、南西側の「次郎笈」と対峙する関係にあって、この二峰は太郎・次郎の兄弟峰とされている。

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最終更新日  2015年05月19日 19時14分31秒


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