真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2015年11月01日
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視界が悪いながらも下方を眺めると、急な崖地の絶頂部に山頂があることが分かり、足が竦んだことを憶えている。

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次の画像は、同じ山頂にある一等三角点(手前の石標)と、その向こうは「豊玉姫命」を祀るであろう石祠である。


実は、9合目から山頂に至る山道で、興味深い出来事があった。そこで登山に同行していた知人が突然、「お婆ちゃんのところに来たみたい」と口走って、可愛らしい女の子が嬉しそうに歩いている霊的ビジョンを観たと言うのである。

それはおそらく、その小さな女の子(霊的存在)が、同行の知人にメッセージを送ってきた現象と思われ、その場で何故か私には直感的に、その霊的存在の少女とお婆ちゃんが何方を指していたかが判然としてきたのだった。

前回のブログでは、この山の名称の「祖母」とは、この山の祭神である「豊玉姫命」が神武天皇の祖母だったことに由来すると記された、その解説版を映した画像を掲載した。

ところが、おそらく「ある書籍」に記された霊的内容の影響によってであろう・・・祖母山という山名の「祖母」とは、魏志倭人伝に記された「卑弥呼(三代目 天照大神)」の祖母にあたる「天照大神(初代)」に因んで付けられた名称だとする、まるで脳裏に刻印されたかのような記憶を思い出したのだった。

その「ある書籍」とは、書名『卑弥呼の宮殿ここにあり』 田村倫子 著作・現代書林(1994年・初版)。

改めてこの書籍内容を確認すると、「卑弥呼」は8歳の時、祖母である初代「天照大神」と共に、神々の故郷とされる祖母山で暮らした時期があり、その祖母からの薫陶を一心に受けた日々があったとのことだ。

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そして五合目を過ぎた頃、遠くから見つめられる視線を感じ、そちらに目をやると、何と!・・・静かに佇む鹿の親子の姿があった。

そこで思わずシャッターを切った一枚が上の画像だ。まるで「山の神」が、私たちを受け入れてくれたかのように感じられて、嬉しくなったことを憶えている。

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それから先は気持ちが楽になり、秋の祖母山を存分に楽しむ下山の道のりとなった。ある高台からは、秋色に輝く山肌を望むこともでき、その美しい景色を映した画像が上である。

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そして最後の画像は、そろそろ駐車場に近づいたと思える場所の山道脇で出会った、祖母山の「女性性」を再確認させられ、「大地母神」の御姿を彷彿とさせる磐座を映したものである。

駐車場に到着したのは午後五時頃であった。ゆるやかな下山道を選択したためか、私たちが最後の登山者だったようである。

「祖母」という名前にふさわしい偉大な山だったと感慨を深めながら、暗くなりつつあった車道を急ぎ、帰路についたのであった。





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最終更新日  2015年11月01日 16時48分40秒


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