真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2016年08月12日
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宍道湖を望む松江市南部の高台に位置する遺跡で、近年には史跡公園として整備され、遠くからもその偉容を見ることが出来る。

冒頭の画像は、三重に廻る環濠を経て登る丘陵地の最上部から、北方の宍道湖方面を映したものである。

高さ30mはある山頂部には、9本柱の建物跡が発見されており、わかりづらいとは思うが写真手前に映る9本の柱跡の復元部分がそれである。その丘陵の中心に建てられていた9本柱の建物は、特別な祭祀用の建物だったことが想像され、また「大社造り」の源流という説まである。



次に上の画像は、同じ丘陵地の細長い山頂部を、冒頭の画像と同じく9本柱の復元部分を手前にして、ほぼ反対方向に向かって撮影したものである。

この画像の方向に立つと、ふと9本柱の向く方位を知りたくなった。そこで、方位磁石で確認してみると、真南から約20度ほど東に振れた「シリウス信仰を示す方位」だということがわかり、その方位に合わせて撮影した画像が上である。

☆関連記事 ⇒ シリウス信仰の痕跡

また、この田和山遺跡は、翌日はじめて意識的に「出雲の東西軸」に纏わる聖地を巡ることになったのだが、その「出雲の東西軸」と「出雲の南北軸」のクロスポイントとなっているので、やはり特別な祭祀が斎行されていたことが想像できよう。

もしかすると、出雲大社で毎年の神在月(旧暦の十月)に斎行される「神在祭(かみありまつり)」の原点に相当する祭祀が行われていたのかもしれない・・・。






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最終更新日  2016年08月12日 08時04分36秒


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