真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2016年08月10日
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特に今回の出雲行脚(一泊二日)の記事は、これまでの集大成という実感があったので、関係する参考書籍や過去のブログ記事を援用しつつ、要点を絞り綴っていくことにしたい。


まず冒頭の画像は、「八雲立つ出雲」と謳われ、出雲の「枕詞」に係わる「八雲山(標高426m)」山頂の展望休憩所より、中海を越えた日本海側を映した画像である。

この「八雲山」(松江市八雲町)は山麓に鎮座する須我神社の神体山である。当日は猛暑のためか眺望は今ひとつだったが、展望が良い日には、ここから大山、三瓶山、中海、宍道湖、島根半島をはじめ、遠く隠岐諸島までも一望に見渡すことができる。

この八雲山に立つのは約10回を数えようが、いつの頃からか(旧)出雲国を訪れる際には、必ずと言ってよいほど、この山頂から出雲方面を言わば「国見」して、それから国入りという自分なりの慣例となっている。



さて上の画像は、この山頂部に掲げてある和歌発祥地「八雲山」の由来書を映したものだ。

下の関連記事にあるように、かつて私なりに感得した「出雲の南北軸」がある。つまり、その南の起点を「八雲山」の山頂とした場合に、中央部は古代の祭祀場と思しき「田和山史跡」(松江市乃白町)、そして北の起点は日本海に面した「加賀の潜戸」(松江市島根町)という、おそらく古代出雲の北辰信仰を背景にした三点一直線の南北軸が見い出せたというわけだ。

☆関連記事 ⇒ 「八雲立つ出雲」の南北軸

加えてこの「出雲の南北軸」における南の起点たる「八雲山」は、遥か東方に聳える「富士山」の山頂(北緯35度21分)」から真西に向かう軸線の西端方面にあり、言わば『富士山と出雲を結ぶ東西軸』(以下のリンクはその関連記事)の西側の起点の一つだということも注目したいところである。

もう一つの「太陽の道」

結果的に当日の8月6日は、古代の出雲国に形成されていたであろう南北軸をなぞるようにして、上記の三つのポイント地点を南から北に向かって、改めて探訪する流れになったのであった。





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最終更新日  2016年08月10日 22時08分46秒


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