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2019年11月03日
【中央】を担う祭祀場を巡る(3)
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下の画像に映る解説版にあるように、冒頭画像の巨石群は主に3つの大きな巨石(E・F・G)で構成され、南方の空に向かって大きく開かれた形状で鎮座している。
ここで興味深いのは、この巨石群が「冬期」(冬至を挟んだ約120日間)の太陽観測ができる石組みになっているところだ。
下の解説版によると、毎年の「冬の始まりとなる10月23日頃の朝日(冬の終わりとなる2月20日頃の朝日)」は〔E石〕の側面に沿って射し込み、「冬の始まりとなる10月23日頃の夕日(冬の終わりとなる2月20日頃の夕日)」は〔G石〕の側面に沿って射し込み、そして10月23日頃(2月20日頃)の南中する太陽は、傾斜角約40度の〔F石〕の斜面に沿って射し込む仕組みとなっている。
…ということはつまり、冬の期間(約120日)は、日中を通して巨石群内を太陽光が射し込み、明るく照らし出す仕組みになっているということである。
☆参考書籍・・・
『金山巨石群の「縄文」太陽観測ガイド』
晴天にも恵まれ、待ち望んでいた10月23日の「冬の始まり」の朝日を、山上の「東の山巨石群」で迎えて下山した後、正午頃から金山巨石群に詳しい専門調査員による2つの巨石群(岩屋岩陰遺跡巨石群と線刻石のある巨石群)の解説(約90分)に参加した。
この金山巨石群を1997年当初より研究してきた調査員は、それぞれの巨石や石組みに刻印された特徴の数々を、微に入り細に入り詳しく説明され、その天文学や考古学等の専門知識にも精通した解説は説得力に満ちていた。
そこで上の画像は、10月23日の12時40分頃、太陽光が傾斜角約40度の斜面に沿い、岩陰の奥にある石面に照射したスポット光を撮影したものである。この岩陰での「冬のスポット光」の観測によって、冬至から60日前と60日後(冬期の約120日)を読み取れるということだ。
そして下の画像は、上の画像のように岩陰の石面に照射するスポット光を、小さな岩間から放射される光源の太陽に向かって撮影したものである。
「うるう年」まで計算に入れたスポット光の照射を実現するため、特殊な知識と精確な技術が必要とされたであろう巨石群の絶妙な組み合わせ等、古代人によって施された卓越した技巧の数々に改めて驚嘆し、認識を新たにするのであった。
ところで、この4回目となる「金山巨石群」の見学に際して、その直前に再読したこの巨石群に纏わる注目すべき情報があった。
それは、この日記でも何度か紹介した書籍『 星空の卑弥呼(下巻)』榊 晶一郎 著(星雲社 2004年刊)の内容で、著者が「金山巨石群」の「岩屋岩陰遺跡巨石群」等を、天皇の皇位継承に際して行う大嘗祭において諸祭儀が斎行される「大嘗宮」に比定し考察した文章であった。
書籍のなかで著者は、大嘗祭が始められた時期を6世紀頃と想定し、この時代の「冬至」の夕刻に東南の空から昇り、その後に南中して西南の空に沈んでいた星座について、天文ソフトでシュミレーションすることでオリオン座の「三ツ星」と大犬座の「シリウス」を検出し、その特別に選定された星々に纏わる祭儀が、往時の「大嘗宮」で斎行されていたことを洞察している。
また、さらに著者は、その「三ツ星」と「シリウス」に関わる祭儀の淵源を、「岩屋岩陰遺跡巨石群」の3つの巨石で形成された神殿風の構造に重ね合わせ、またその星々の昇る時間・南中する時間・沈む時間等と、「大嘗宮」で斎行される諸祭儀の各時間帯との整合性を見事に検証していた。
以上のような明晰な推考を論じた上で、その項を以下のような文言で締め括っていたのが印象的である。(以下、書籍より抜粋)
・・・この「金山巨石群」は、ちょうど日本の中央に位置し、その規模が壮大なことから単なる祭祀場ではなく、新王が〔亡くなった王の霊〕を引き継いで「現人神」となる儀式、即位式の場だったように思われるのである。・・・
さて今回、「金山巨石群」の再訪で触れ合った魅力あふれる磐座群の中で、最後に取り上げたのは「線刻石のある巨石群」の〔線刻石〕(上の画像)である。
この〔線刻石〕の意味合いとは、「3つの楕円形と2本の線刻」が刻まれた痕跡のある石ということだ。そこで下の画像は、この〔線刻石〕に関する解説版を映したものだ。
その代表者は画家でもあり、1997年に「線」を主体にした『記号表現』の創作を試みていた折、この「線刻らしきもの」が描かれた巨石(上の画像)と遭遇し、その岩面に刻まれた「線」に関して意味や機能性を探し始めたことが、金山巨石群調査の始まりとなったそうだ。
当日記の読者なら既にお分かりのように、私も「線」を主体にした造形表現を模索してきた経緯があるだけに、改めて「金山巨石群」との深い縁をしみじみと感じた次第である。
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最終更新日 2019年11月04日 10時04分24秒
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