2006.06.19
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『明日、ワンピースもう1回見に行ってみよっか?』

とかいくんが言ってくれたので先週に引き続き、再びワンピース探しの旅に出ました。

行き先は、あの 一目惚れのワンピース を見つけた梅田っ。

私は前の晩からドキドキしてました。

あのワンピースよりもっといいワンピースを見つけたい

それで、そのワンピースを着てかいくんのご両親にご挨拶しに行こう
こんな嬉しい気持ちでいっぱいでしたかおルンルン



実は私、1ヶ月ほど前から悩んでいることがありました。

かいくんのご両親にご挨拶する日程が決まらず

それどころかなかなか決まりそうになかったからです。

数週間前にかいくんが実家に電話することがあって

その時には私の両親と会ったことをかいくんのお母さんに話してくれたらしいけど

そこから先、じゃあ次はかいくんのご両親と私が会う日は?となると、まったく何も話されてません。

かいくんが毎日お仕事で忙しくて

先週なんか何日も時間がなかったと言って

お弁当食べて帰ってこなかった日があったのを私は知っているだけに

「時間を見つけて電話してほしい」と言いにくかったけれど

やっぱりもう既に一緒に住んでいるのだから早くご挨拶したいと思って

しつこいって思われてるだろうなあと思いながらも

かいくんに何度か「いつくらいになりそう?」

「かいくんのお父さんとお母さんにご都合、聞いてみてね」と、話をふってみたりしてました。

けど、「聞いておくよ」と言われるだけでそれが実際に行動にうつされることはなかったんです。



『明日、何時には梅田に着きたい?』

と土曜日寝る前にかいくんに聞かれて

本当はお昼には梅田に着いておきたかったけれど

それは無理そうだから少し遅めの時間を言いました。

『じゃあ、ワンピースが見つかるようにその時間までには行こう』

とかいくんも言ってくれたので

かいくんがやっとご挨拶に積極的になってくれたのかも!と私はますます楽しみになって

それにワンピースが見つかればご挨拶の日程もトントン決まるような気がして

かいくんが、その日お買い物の時に買った本を読んでいる横で

明日のために早く寝ようと思って1人先に寝ました。



翌日の日曜日、私は普段よりも少し遅めに目が覚めました。

だからお昼過ぎには家を出たいなって思って

いつもなら起きるまでにダラダラするけど、そこを「えいっ!」と頑張って

まだ寝てるかいくんを何度も起こしながらさっさと洗濯や掃除、それから自分の用意をしました。

そんなこんなでお昼ゴハンのパスタを作っていたら、材料が足りないことに気がつきました。

私はかいくんに買いに行ってもらえないかと言いました。

早く出かけたいのにやらないといけない家事も残っていたし

「オンナのコの日」でおなかがものすごく痛くって買いに行ってもらえたら助かると思って。

『まだ髪セットできてないから・・・』

とかいくんは明らかに行きたくない様子。

昨日の晩遅くまで起きてるからだよっ!と思ったし

早く出かけられるように協力してよっ!!!約束の時間通り出かける気ないのかな?と思ったけど

でも私も寝坊したし、とも思って自分で買い物に行きました。

買い物と言っても、徒歩2分くらいのスーパー。

目の前にある交差点の信号を曲がれば、森のくまさんを2番まで歌うくらいで着けちゃいます。

そんなに怒っちゃダメよっ、と自分に言い聞かせて

かいくんの誠意ある言葉を思い出して自分の気持ちを静めて家に帰りました。

(結局、静まりきれてなくってかいくんにはバレバレだったのだけど・・・)

パスタを茹でるのってガスの傍でいないといけなくて暑くって

そんな私にクーラーの冷たい風が当たるようにと

何も言わず自分に向けていた扇風機を私に向けてくれたかいくんを見て
なんだか怒っていた気持ちも吹き飛びましたかおうふふ



で、梅田に着いて私の欲しいワンピースが売っていそうなお店を見て回って。

でもどこにもありませんでした。

前に一目惚れしたワンピースがおいてあったお店に行って在庫も調べてもらおうと

かいくんがそう言ってくれたから行ってみたけれど

「あの商品は大人気でもう業者の方でも在庫がない状態なんだそうです」

と言われて、私はなんだか複雑な気持ちになっていきました。

適当なワンピースは選びたくない

けど、ワンピースが見つからないとご挨拶の日が遠のいてしまうような気がして

また私はしつこく言葉かけを続けないといけなくなってしまうと思うと

なんだか気分が落ち込みました。

もしかしたら、かいくんは私がかいくんのご両親に会うこと嫌なのかなと思ったりもして。

ここまで来ると、いろんなことが頭の中に浮かんで
私はいつの間にかかいくんと手を繋がなくなっておしゃべりもしなくなってましたかおぐすん



『どっか座ろうか、お店じゃないところがいいかな』

とかいくんが急に言い出したので、駅前のみんなが気軽に腰掛けているところへ行きました。

横に並んで座るとすぐ、かいくんはゆっくりと私に言いました。

『ひなたが今、機嫌悪いのって俺が早起きしなかったから?』

私は何も言えませんでした。

確かにかいくんがなかなか起きなくてお買い物行ってくれなかったこと

腹もたったし残念だったけど、でも今考えていたこととは違う。

何か言わなきゃと思いながらもなぜか言葉にならなくて

「私をかいくんのご両親に会わせること、もしかしてためらってる?」

なんて絶対に言えないと思うとなぜか涙が出ました。

『何も返事がないっていうことは当たってるってことやと思う・・・今朝は本当にごめんな。

約束したんやから、前の晩早く寝るとかすればよかったのに何も考えてなくて・・・

それに朝、眠いから機嫌悪いのかとか、何もわかってなくて呑気なこと言って・・・』

とかいくんはものすごく申し訳なさそうに何度も謝ってくれました。



私は、落ち着いてから自分の気持ちを話しました。

ご挨拶の日程がまったく決まらなくて

かいくんが忙しいのはわかりつつ、しつこく話を振るのももう嫌で

だからワンピースが見つかれば話がトントン進むのかなって思ってたのに

そのワンピースも見つからなくて・・・。

私はこれだけワンピースに力入れてて

でも今朝のかいくんはあんまり乗り気じゃないみたいで

ご挨拶もかいくんは乗り気じゃないのかなって思って。

5月上旬からかいくんの家にいることが多くなって今で1ヶ月半ほどたった

なのにまだ、かいくんのご両親にご挨拶できていない今の状態を申し訳なく思ってて・・・。

・・・。

いつものように私は自分の思ってることうまく言葉にできなくて

でもかいくんは私の少ない言葉からいろんなことを感じ取ってくれたようでした。



『俺は子どもみたいなことがあって、言われないと気付かないことがあるから

もしも「コイツちゃんと考えてんのか?」ってことがあったら

「ちょっと話あるねんけど」って気持ち伝えてくれていいから。

俺、もっとのんびり考えてしまってた。

でもひなたの気持ちはわかったから、忙しい中でもちゃんと時間作るから。

今週中には親に連絡して日程決める、約束するよ。

そんな風に考えさせてしまっていたこと

そんな風に考えていることを傍でいたのに今まで気付いてあげれんくてごめんな』

とかいくんが言ってくれたので

『私も、ちゃんと気持ち伝えてなくてごめん』

と言いました。

昔ならケンカになってたはずのやりとりも

こうしてうまくおさめることができるようになって
なんだか私達も少しずつ前に進めていけてるのかなって、そんな風に思いましたかおにこにこ



*追記* 書き忘れたこと思い出したので追記です。

ワンピース、前と良く似ていて、前よりもオトナっぽいもの見つかりましたっ。








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Last updated  2006.06.19 22:09:12
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