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いま、全米選手権終了。 アメリカは基本的に国内選手権での一発選考なんだけれど、アボットが4位、リッポンが5位。 優勝は全米11回出場のライアン・ブラッドリィ。 27歳。 4回転もクリーンとは言い難かったけれど、ベテランらしく会場とつながって、すさまじい緊張感の中、滑りきったひと。 ブラッドリィ、フリーだけなら4位なんだけど、ショートの貯金が効いたのね。 4回転がクリーンに入らなかったことから、あぁ、これでサゲられる理由ができたな、なんて思ったけれど、アボットを救済することはなかったね~ 救済措置ができるいまの採点方法にすっかり毒されて、だめだわ。 2位になったリチャード・ドーンブッシュはもしかしたら世界ジュニアに回されるかもしれないけれど。 全米って、どこかの国と違って、わりにまともだから。 いやぁ、もうアボットとリッポンは確定だって観てたんだけど。 これが人生。 全米女子は、未来ちゃんがレベルとれなくて3位(涙) シズニーはすばらしかったし、レイチェル(すっかりファン!)も気合いが入ってたわ~ ワールドに来られないって、もう! シズニーとレイチェルにがんばってもらって、アメリカ女子、早く3枠を取り戻してもらわなきゃ。 そして、ユーロはジュベール、銀メダル。 よかったわ~ 観客全員、胸をなでおろしたわ、きっと。 ジュベールの今シーズンの目標が、「健康」って。 つらいわね、4回転を跳び続けるって。 そして採点はころころと変わり続けるし。 なんでもジュベールは10年続けてユーロの表彰台にのり続けているなんて、もう功労賞ものだわ。 だけどユーロの何よりすばらしかったのは、女子のサラ・マイヤー!!! サラは26歳、このユーロで引退を決めてのぞんだ試合。 10月のジャパンオープンに来てくれたけれど、その後けがでグランプリシリーズは欠場、なんでも満身創痍、ってメディアは伝えていたわ。 会場はスイスのベルン。 ランビエールが国内放送のゲスト解説をしてたりね。 会場、なんと外と気温が変わらなかったらしいわ。 暖房が入れられない場所だったんだって。 もう、選手、みんな震えてたわ。 零度の中の演技って、つらかったでしょうね。 ショートで3位って、すごい、サラ!って興奮してたんだけれど、会場の声援の後押しもあったし、何よりミスもなく、さらに、やっぱりたましいがこもっていたのよ(涙) 解説の太田ゆきな嬢もアナウンサーの小林さんも、泣いてたよ。 演技終了後のサラもこみあげる感情に、わたしもすでに号泣。 そして、まぁ、開催国というアドバンテージも多少はあったかもしれないけれど、本人もまさかのコストナーを抑えての優勝にまた多分サラも観客も涙!!! スケート人生もすべてをこめたかの演技は、本当にうつくしくてすばらしくて。 表彰式のときに、2位のコストナーも、3位のコルピも、サラの優勝をもう心から祝福してたんだよ~!!! なんてうつくしい表彰台なのかしら。 ジャパンオープンなんてお祭りはシーズン前にやっていいことは選手にとってひとつもないのに、選手のからだも気遣ってほしいわね。 だけど、サラ、本当におめでとう! 最後の試合で初めてのユーロチャンピオンだなんて。 ワールドの東京は本当に来ないのかしら!? サッカーも、おめでとう!!! こういうのって、不景気なときに、ありがたいのよ。 底から勇気づけてくれる。 もっとスポーツの持つすばらしさを、政治家はだいじにすべき。 こんなにもわたしたちに、生きる熱を与えてくれるのだから。 さ、仕事もがんばるわ!
2011.01.31
吉祥寺カルチャー産後クラスへ。 ようやく3ヶ月、1クールが終了。 今日も新しい方がおふたり入会されたけれど、2クールに入る方たちはもう少し負荷をあげていくことと、次回からはアーユルベーダやバッチフラワーのレクチャーも入れていく予定。 今週の産後クラスの自己紹介テーマのひとつが、「こどもの願い」 こどもにとってのいちばんの願いはなんだと思いますか? ノルウェイの森、を主人と観にいこうとして、娘に、「パパとママは夜映画を観にいきたいのだけれど、 お兄ちゃんとふたりでお留守番できる? ひとりでベッドで9時になったら眠れる?」ときいたら、娘はすっかりニヤニヤとして、「パパとママ、もしかしてデート!? え~~~、デートなんだぁ~~~ ちょっと早く行って、ふたりで美味しいものでも食べたら? みるとお兄ちゃんはおにぎりがあればいいから」だって。 そうかぁ、そうだった。 そうなのだ。 こどもにとって、おとうさんとおかあさんが仲良くしているのが、なによりの願いなのだということを。 人生はいろいろなことがあるけれど、もしひとり親だとしても、おとうさんなりおかあさんが自分の人生を受けとめることができて、心が健やかで、こどもへの笑顔があれば、本当にそれだけで勇気をもって生きていけるものなのだ。 こどもの日に、糸井重里さんがいつも発信しているメッセージだけれど、本当にその通りなのだ。 今日のクラスで、バランスボールで弾みながら骨盤を動かしながら、なんで骨盤を動かしているかといえば、その先に自分自身の健やかさとパートナーへのわずかな思いやりと、こどもの守られるべき幸福があるからなのだと、またいつものようにこじつけてみなさんに伝えたのだ。 願いはたったひとつ。
2011.01.21
ライチさん主催のこぶたラボで、セルフケアの単発クラスを。 こぶたラボには月2度くらいカフェの日があって、美味しい給食が毎回展開される、それもあったかいやつだよ! よくそこで給食当番で登場される、助産師さんでもあるカゲチヨちゃんも参加してくださって、あたらしく宿ったいのちと戯れるようにバランスボールで弾んで、股関節をよく動かしていたんだけれど。 彼女のご主人は、彼女の作るごはんを、いつも、いつもいつもいつも、 「おいしい、おいしい」といって食べるんだって。 そして、誕生日には、 「ケーキを作って」といわれるんだって。 それは、すごいことだよ。 誕生日にケーキを作ってくれって、言われたことないんですけど 自分の手から生み出された温かい食事が、毎日ご主人を満たすことの、そのすごさに、ちょっと新年から、心を揺り動かされたよ。 お腹に宿ったいのちを見守り続け、誕生を母たちとともにうけとめるだけじゃなくて、生まれてから生き続けている、すっかりおとなになった、それもパートナーに、「おいしい」って、それも毎日いってもらえるって、どこの神様ですか? っていう感じで、いやぁ、感動したのだ。 わたしもせめて彼のからだを満たしてあげよう、手っ取り早く。むふ。 ↑ 料理じゃないんかい!? クラス終了後は、フェイシャルトリートメントを。 お子さんの状態で左右されるものだけれど、顔色がすっかりクリアに明るくなると、そのひとの新しいエネルギーがほんのわずかでも目覚めたかなと思う。 お顔はそのひとの最もプライベートな場所だから、愛おしんであげると、心が解放されるよろこびで顔色も変化するのよね。 その感覚が、とてもいいの。 次回のラボでのクラスは2/23(水) フェイシャル他のトリートメントも行います。 春が芽吹く前に、ご縁のある方たちとひととき、交わし合えたら。
2011.01.19
ようやくレイトショウで、「ノルウェイの森」を観る。 原作は25の一年間ずっとかばんのしのばせていたくらい、いつでも何度も何度も読んでいた。 村上春樹の小説で一番好きだ。 主人公・ワタナベと、彼の自殺した友人の恋人だった直子、知的でエキセントリックな緑との三角関係がもうこの上ないほど絶妙で、息子を授かった(多分)夜の枕もとでも、「やっぱりこの二人の女のバランスの拮抗具合がたまらない」と興奮していた。 映画は、松山ケンイチが最高だった。 あれ以上でも以下でもない。 自分自身に対しての忠実さが彼の表情にも声にも、からだのラインにも、まなざしにも、松山ケンイチの全てが、ワタナベだった。 それがこの映画の何よりの快感だろう。 わたしはワタナベ君の生きた時代に生まれたばかりだったけれど、伝えられる時代の空気感と映像のうつくしさは際立っていたと思う。 18くらいのこが映画を観たら、やたらセックスばかりしている映画、と思えるかもしれないけれど。 セックスが、生きるための免罪符のような感じだった。 免罪符、でもある。 自殺した恋人に対して、セックスしたかったけれど一度も濡れることのなかった直子。 上京して再会したワタナベ君とただ一度だけセックスできたこと。 つまり濡れたのね。 そのことに対する罪悪感。 で、もう元恋人はこの世にいないから、答えは永遠にでない。 向き合うにはつらかった直子自身の痛みを開けてしまったワタナベ君の、今生きている存在のリアリティと、直子をそのままで受けとめようとする真摯さ。 生きようともがく直子と、生きようと思う度にさらに迷宮から逃れないように、罪悪感に埋もれていく狂気を、菊池凛子はよく演じていたと思うし、映画でもそれをメインに描かれていた。 直子の心象風景が雨だれや草いきれを走る風や雪として映し出されていた。 監督、この絵を撮りたかったのかな、と思えるほどに。 心を壊した直子が療養するサナトリウムで相部屋で暮らすレイコさんが、この作品に唯一差し込む光だったと思う。 ま、奔放なセリフで描かれる緑が、未来を生きようとする存在として直子の対局なのだけれど、レイコさんとワタナベ君の、ふたりだけで行う直子のお葬式のシーンがカットされていたのが、とても残念。 レイコさんの心象風景が全く映し出されなかったのが、うーん!! 原作のレイコさんとワタナベ君のセックスシーンは、ふたりで直子の存在の痛みを分ち、それでも生きていこうとする必然として描かれていたのだけれど、うーん!! 観終わって、「若さって罪だなぁ」と感じたし、自分自身が歳をとったことも感じた。 「若い」ということの痛みの純粋さと隣り合わせの軽さを感じるほど、大人になっている自分を感じた。 深夜近くに帰宅し、快く送り出してくれた娘のベッドに忍び込み、その熱さを感じた。 生きている熱さ。 死を希求する対極の熱。 それからセックスってこんなに温かくていいものだということを再確認したくて、触れ合って、眠った。 そんなふうに思うほど、歳をとったのだと思った。
2011.01.19
今年はじめてのバレエのレッスンを受けながら、こんなことをからだで実感していたのだけれど。 自分のことだけじゃなくいろんなことを抱えている人生のほんのひととき、からだを動かして風を通すことで、「何か」がリセットされて、また明るい気持ちになれたり、前を向けるようになったり、からだと心に目を向けられたり、自分をこのまま受けとめられるような、そんなクラスができたらいいな、と。 わたしのクラスは内容も地味だから、目に見えてからだの調子が上がってきたりだとか、柔軟性が増したとか、すごくだんなさんと仲がよくなったとか、劇的に改善されることってないけれど、たったひとつでも、心のうちに、明るい何かが灯ったらいいなぁと、そんなクラスができたらいいな、と。 それぐらいしかできないし。 先日、バッチフラワーのセラピストクラスで、「自分にプレゼントしたいもの」というテーマがあったのだけれど、ピンクレオタードに似合うスカートだとか、世界選手権のアリーナチケットだとか、美しい物語だとかを絵にしたのだけれど、 無くても全くがっかりしないものでもあった。 もう十分におくりものはあって、もし叶うなら、この健全なからだとやわらかい心と妄想の精神が続きますようにと。 そうか、 これを幸福というのねと、ひとり感じた次第。 あちこちのクラスで仕事初めになったけれど、ちいさなひかりを出会うひとたちに手渡せたらいいなと思っている。
2011.01.14
朝方、こどもを産む夢をみた。 というか、妊娠していることも知らずに、ある朝またの間から出来きて、痛みもないからもうびっくり。 うわっ、思わぬ三人目! 年末にマタニティドレスを処分して、こどもへの想いはある程度整理したのだけれど、疑似新生児のいる生活をつかのま体験。 何かもうすぐよいものが生み出されるような、そんな心が明るくなる夢。 今年はとてもよくなる気がしていて、やわらかいエネルギーが充足しているから、出会うひとたちに、少しずつおすそわけできたらいいと思う。 いや、たまにとてもあつくるしいかもしれないけれど(苦笑)
2011.01.11
主人の実家で箱根駅伝の応援に。 2区の権太坂から15分ほどのところ、往路はゆっくりごはんを食べていたら間に合わず、すでに応援から戻るひとたちと鉢合わせ。 いやぁ、なんとも恥ずかしいものです。 山の神、東洋の柏原くんの走りを観戦し、涙。 ほんと、ひとは顔じゃありません。 何を求め、成すかですね、うーん。 復路の9区は横浜駅前で応援。 うーん、五、六重のひとの列。 ほんと日本人って駅伝好きだわ~ 並ぶこと30分、だけど選手は一瞬で風のように走り抜ける。 昨日インタビューで柏原くんの口からその名が出た田中くんも駆け抜けたわ。 は、速かった~~~ 東洋もがんばったけれど、早稲田、おめでとう。 やはり6区の山下り、あそこがポイントだったのね。 みんな翌日って歩くのもままならないでしょうね。 今年も感動をありがとう。 その後は、赤レンガ倉庫横に隣接されたスケートリンクへ。 娘がどうしても一度は滑りたかったスケート。 しかし、すごいひとだわ。 まるで真夏のプールだわ。 そしてわたしたち家族は知る。 真央ちゃんもダイスケもありえないくらいすごい、ということを。 いやぁ、観るのとやるのじゃこんなに違う、というのはスケートのためにあるんじゃないかしら。 もう、滑るのよ(笑) わたしも二十年ぶり。 こどもたちは初めて。 もう、息子の運動神経のなさに笑いを抑えるのがたいへん。 娘も最初の2周くらいまでは壁の花だったのだけれど、何度か転ぶうちに最後は歩くだけだけどひとりでやってたわ。 なるほどね~、スケートも重心移動ね~、な~んて、わたしも滑りきれはしないんだけれど、膝ね~、体重移動ね~とか、ルッツジャンプをアウトエッジで踏み切るなんて、なぜできるのかしらとまさに身をもって知る、スケートの難しさ。 主人も、ヨナもすごいっていつぶやいてたわ(笑) あ~、しかし、大人のほうが圧倒的に怖い転び方。 もう目の前で顔面から転ばれてエッジが目の前でむきだしになったりすると、う~~~怖い。 あ~、ミニスケート教室、やってくれないかしら。 娘に習わせたいけどとてもじゃないけどお金も送り迎えの時間もないわ。 ごめんね。 また来ようね。 とっても楽しいわ。 入場料と貸し靴料合わせて1,000円で、時間制限なし。 ただし午後に行くと、靴は濡れてることが多いし、替えの靴下と手袋は持参したほうがいいかも。 スケート靴から普通の靴に履き替えたときに、なんともいえないあったか感とがにまた感がたまらなく好きなことを思い出したわ。 って人生で三度しかすべったことないけど。 幸福なお正月も無事に終わり、少しずつ仕事モード。 年末やりのこしたお掃除を少しやって、こどもたちの宿題につきあって、こうしてだんだんと日常に戻るのね。
2011.01.04
暦があるというのは、もう一度精神を引き締め直せるというのは、なんともありがたいことと、齢を重ねる度に思う。 今年を歩む心の奥にはいつも澄んだ泉の源泉が感じられるように。 二年詣りで参拝を待つ中、息子は「俺は結婚式は派手にやらずにささやかなものにしよう」といきなり言い出した(苦笑) なぜこのタイミングで、なぜこの新年に??? 「だって、結婚式を豪華にすると、 お嫁さんがあれ買って、これ買ってといいそうだからね」 あんた、その概念はどこから持って来たものなのか??? 息子中学一年の冬。 そんな息子は大晦日の窓ふきで、お風呂場の小窓を拭いているときに、すさまじい音とともに、ぬるま湯のはってある風呂に入った。 すぐそばで掃除をしていたわたしは、そのほんの少し前、まさか風呂に落ちないとは思うけれど、わが息子ならやりかねないと、想像して笑いかけたら、まったくその通りの、風呂の中に浮かぶ息子が・・・ あまりにその通りで一年の最後は大笑いさせてもらった。 不器用さはわたし譲りだけれど、最愛の息子だ。 「ママの老後はあんたに全て任せたからね、 期待してるからどうぞよろしく」 と、いつも言っている。 こうして親への責任感を持たせようと画策する愚母である。 娘は新年の願いは、 「今年も学校を休まず元気に過ごせますように」 そう、彼女は相変わらず皆勤賞続きだ。 これは何よりもすばらしいことだと思っている。 彼女のエネルギーのまっすぐさ、かげりのなさが本当に大好きだ。 わたしの理想の人間像だ。 今朝はヨガをして、家を拭き掃除して、玄関の掃き掃除をして、トイレもやっぱり掃除して、朝の光をいただいて、心を整えた。 おみくじでは、 「一度にふたつの願いは叶わず」とあり、 主人に、 「あなたは一度に6つくらいあるからね」と返されたので、 「月にひとつずつにしよう」と思った次第。 一日、一日をだいじにしようと思う。 出来ることをせいいっぱい。 自分と家族と巡り会うひとたちと、心にあるこのやわらかな光をわかちあえるように。
2011.01.01
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