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「頑張ると、怠けるって
一見すると、対極にありそうですが
『心のエネルギーが無い、元気が無い』
ということから考えると、かなり近くて
この二つの対極にあるものって
ゆとりとか、余裕とかだ
と思ってきたんですが
せんせ、これ、どうですか?」
昨夜、授業が終わってからこの日記にもたまに出てくる
ぽんぽこ先生と会った時にそう聞いてみました。
「そうだなぁ。
もっと、深く詳しく言うと
『怠けているって、
頑張る元気すら無い』
という状態なんだよ。」
「そして、『頑張る』という言葉は
自分から『頑張ろう』と思うときと
他人が『頑張らせよう』というときがあるよね。
『頑張ろう』と自分が思っているときは
褒められたり、喜んでもらったりした時だし
また、成功したとしても、失敗しても
自分からもう一度 自分で、
自分に灯をつけたりできるよね。
反対に、『頑張らせよう』とするときは
誰かが、頑張らせないと
その人は、止まってしまう。
そして、頑張れなくなったとき
怠けてしまうことになるんだね。。」
と話してくれました。
で、教えるということをテーマに
昨日放送のあったプロフェッショナルの
平井コーチ特集のお話をしながら
「先生が生徒を教えるとき、導くときは
『頑張らせよう』とするのではなくて
その子がしていることを
褒めたり、喜んだりして
その子の持っている能力を引き出したり
その子の元気を増やしてあげるといいんだね。」
と話してくださいました。
で、話をしていると
「頑張って、うまくいかなかったときよりも
頑張って、うまくいったときの方が
実は、ずっと、問題なんだよ。」
と、思いだしたようにお話されたのです。
『頑張ってうまくいった時の方が
実は、ずっと、問題になる??』
と首をかしげていると。。。
「頑張ってうまくいった人は
頑固になってしまうんだ。
頑張って、うまくいったもんだから
相手に対しても
何で頑張らないんだとか
うまくいかないのは
頑張りが足りないからだ
頑張らないから
うまくいかないんだ
と『頑張る』ということで
人を判断してしまう
考えが固まってしまうんだよ。」
と話してくれました。
頑張っているときって
『頑張る』ということが
人や自分を測るものさしになったり
相手や相手の考えを
受け入れることができなくなったり
するので、素直さが欠けているんですね。
また、『頑固』って
頑張って固まる
って、書きますよね。
自分もそうですが
自分が頑張って
相手にも頑張らせて
というときは
笑顔がありません。
笑顔が無いから楽しくないので
続けたいという気持ちは
もちろん生まれません。
そこを、自分が喜び、褒めて
元気いっぱいに過ごしていると
それをしていることが楽しくなり
自ら頑張ろうとする子になるんですよね。
いい話を聞いてきたなと思いました。
平井コーチのプロフェッショナル特集オリンピック前から楽しみにしていたので
家に帰ったら、録画したもの見てみたいなと思っています。
この感想は、観た時にまた改めて書かせていただこうと思っています。
プロフェッショナル 仕事の流儀
「攻めの泳ぎが、世界を制した~平井伯昌~」
再放送は、9月 8日 (月)の深夜
翌日午前1:10~翌日午前2:24 だそうです。