加速学習日記

加速学習日記

PR

プロフィール

さだ・貞國貴信

さだ・貞國貴信

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

聖書預言@ Re:橋渡し(02/17) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
背番号のないエースG @ Re:エースをねらえ。(10/07) あだち充「ラフ」に、上記の内容について…
さだ・貞國貴信 @ Re[1]:ご飯のお供(04/29) junjunさんへ 誕生日のメッセージ下さっ…
junjun@ Re:ご飯のお供(04/29) さださん、お誕生日おめでとうございます…
さだ・貞國貴信 @ Re[1]:チョコレートクランチ(02/23) junjunさんへ お久しぶりです♪ 旅に出た…
junjun@ Re:チョコレートクランチ(02/23) さださん、こんにちは。 『市場を根本から…
さだ・貞國貴信 @ Re[1]:特別扱い(01/03) ◆□ junjunさんへ♪ あけましておめでとう…
2011年01月30日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

思わず笑ってしまう自慢話(記事)


自慢をしてしまうときは
何にを怖れているんだろうと考える

なんの本で読んだのか忘れましたが
本にそういう一節が書かれていて

自分が自慢してしまうときや
ひとが自慢しているのを聞いたとき

「○○ですごかってんで。」と


不足感が補われ回復したときに
人って、自慢したくなるときだし

当たり前のことだと
そりゃ自慢する必要もないわけで。。。

満たされていたら自慢することもないんだなと
すごく納得したことを覚えています。

さて、昨日、大脳生理学者で京都大学名誉教授の
久保田競先生のお話を大阪本町で聞いてきました。

エチカの鏡の久保田カヨ子さんのご主人という方が
いまやピンとくる方が多いかもしれません。

今回の講演は、農林水産省主催の


学校関係者、給食に携わる方が
たくさん来られていました。

さて、その久保田先生が
『食事と学習』というテーマで

お話してくださったのですが


改めてそんなにも大事なんだというお話を
最新の論文も交えてたくさんしてくれました。

そして、学者の先生らしい
可愛い一面もたくさん見せてくれました。

だって、つい最近分かってきたことと
次々とスライド見せながら

先生なりにできる分かりやすく
聞いてる人からはポンポン飛躍する話を

ばーっとお話したら1時間の予定のところを
30分くらいで話終えてしまって

「僕がお伝えしたかったことはこれで以上です」

と、司会のお姉さんを慌てさせ
お姉さんの機転で予定になかった

質疑応答コーナーを
急遽作らせてしまうんですから(笑)

では、久保田先生からお聞きしたことで
以下に印象的だったこと書いてみたいと思います。

私たち人間は食べ物を食べて何かを理解して
手と道具を使って生活しています。

このときに、おいしいものをおいしくしく食べて
身体とともに脳の健康をよくすることが必要です。

おいしいものをうまく食べると、頭をよくする
ということが最近の研究で分かってきました。

日本人は主食に米を、副食に海産物を食べて
生活してきました。

そうすると身体にいいと言い伝えられ
昔の頃から経験として分かっていましたが

医学雑誌のネイチャーに2010年4月

海産物に住む細菌が日本人の腸で
炭水化物の消化するのを助けていると

発表されました。

また、人間の脳は、脳のおでこのあたり
前頭前野がよく働くといいのですが

おいしいものを食べると
意欲を高める中脳皮質ドーパミン系が働き

ドーパミンがたくさん分泌されて
前頭前野と海馬の働きを高め

運動が速くでき、器用に動かせるなど
学習能力を高めることも分かっています。

これを私たちは、動機付け回路と読んでいますが

おいしい食べ物を食べること、心地よいこと
褒めることでこの回路は動き出します。

また、脳によい食べ物が最近分かってきました。
一つは、アセチルコリンです。

アセチルコリンは、脳では生産されない伝達物質で
肝臓で生産されたコリンから作られていきます。

アセチルコリン不足による病気は
まだ報告されていませんが

アセチルコリン不足すると記憶、認知など
脳のあらゆる働きがうまくいきません。

では、コリンに繋がる食べ物を
一日にどのくらい食べればよいのかと

推奨量も目安量も明確にされていないんですが
米農務省の研究所では1日500mgと発表しています。

自分もよい脳のためには
このくらい摂るとよいと思います。

人の舌は、いろんな味覚を感じていて
舌先3分の1くらいにある味蕾(みらい)で

旨味というのを感じています。

この旨味の素であるビタミンB群
B6、B9(葉酸)、B12が足りないと

脳萎縮が起こるということが分かってきました。

これらが不足すると、は貧血になったり
発育によくないとは言われてきたんですが

脳萎縮にも関係があるということは
実は最近になって分かってきたことで

B12不足から脳萎縮が起こし認知機能が低下したり
アルツハイマーの症状が出てくることは

2008年、2010年になっての論文で分かったことなのです。

また、B12、B6、葉酸を食べたり
サプリメントを2年間飲み続けるという

食べ物だけで脳萎縮が改善されたということまで
2010年に分かってきました。

このように、ブレインフードと呼ばれるもの
そういうものが分かってきました。

これとともに、n3系脂肪酸も欠乏すると
精神障害の危険が増すと言われていて

反対に、傷ついた脳にこれを補うと、認知機能が増すことが分かっています。

おいしいというのがまず大事なのですが
今言ったを多く含む食べ物は

大豆、卵の黄身、緑黄色野菜
ナッツ、青身の魚、レバーなとです。

脳をよくするためには、普通摂る量以上に
毎日食べる必要があります。




ぽんぽん飛んだお話をつなげると
こんな感じになるんですが

うまく伝わったでしょうか。

おいしいものをおいしく食べると
栄養以上にエネルギーが増える

昔ながらの和食は、脳にとって良い
そのお話を確認するようなお話でした。

おいしく食べ満たされたら
幸せになるって、ほんとですね。

具体的な食べ物はいろいろと
これから調べてみたいと思います。

『おいしい栄養(2)』(2011/01/24)

『ホメ上手・よかった探し』(2010/03/15)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年01月30日 18時12分00秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: