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暑いですね 言わずもがな、って感じですが、言わなきゃおれん。梅雨が明けたら連日猛暑日。体にこたえます。にもかかわらず、7月は3レースエントリーしてます(練習タイプも含めると4)。既に、7/3 キタタン 7/9~10 3種目対抗に参加しました。ただでさえ、黒いおサルが真っ黒です。7月のメインは22日の富士登山競争。9回目の参戦です。ですが、試走の結果からすると、完走に「黄信号」 渋滞もない練習であまりにもひどいタイム。何とか頂上に立ちたいです。追記 夏にしては厳しい2レースに参加し、皇居や荒川河川敷で走って思うこと。「市民ランナーって暑さに強い!! いや、お熱いのがお好き?」。みなさん、たくましいです。
2011年07月12日
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明日、29日は川の道の開会式が行われます。でもって、明後日、30日に葛西臨海公園からフルと前半がスタートします。おサルは一昨年小諸スタートの後半に参加、昨年無謀にもフル参加しましたが、今年は初日65キロ地点の桜堤エイドのお手伝いをします。520キロや260キロの65キロ地点なんて「いってらっしゃい~!!」って感じですけど、朝から荒川の河川敷で太陽にさらされると、65キロ地点で早くもバテバテ.....それは昨年のおサル。今年も遥かな距離に多くのランナーが挑みます。みなそれぞれのゴールに無事に着くといいですね。桜堤でしっかり応援したいと思います。フルと後半の選手は小千谷のエイドでおいしい水(?)をぜひ呑んでください。くれぐれも呑みすぎには注意(経験者は語る。でもWさんの地酒はおいしかったなあ~)。おサルも応援ばかりではなく、北丹沢トレイル(初参加)や3種目対抗(8耐にエントリーできなかったので)などをエントリーしました。GWは都内で地味に走りこむつもりです。
2011年04月28日
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昨日(10日)は久しぶりにスポーツエイドジャパンの大会のお手伝いで、第6回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソンに行ってきました。例年、この大会の日はピーカン状態で暑いくらいだったのですが、今年は天気予報では大荒れ、当日も朝から小雨まじりの曇り空でしたので、ずぶ濡れを覚悟で行きました。レースが始まってしばらくしても、強い雨は降ってこないうえ、涼しい感じがしたので大会コンディションとしてはいいのだろうと思ってましたが、試しにコースを少し走ったら、風のきついこと。動かなければ涼しいですが、走っていると結構暑そうでした。そんな感じだったので、レース開始後2時間もすると、リタイヤする人がちらほら出てきました。おサルは手荷物預かり所でレースを中断した人に荷物を返却していました。中には、リタイヤと思いきや、手荷物から秘密兵器(エアーサロンパスとか補給食など)を取り出し、再び戦線復帰する勇ましい人もいました。そんななか、ある女性ランナーが「リタイヤです。荷物受取にきました」とやってきました。外見ではあまりバテテいない様子。モチベーションが切れたか(フルの選手でした)。荷物預かり所のリーダーKさんは、女性選手がゼッケンのタグを返却していないのをみると、「まだ、制限時間まで余裕あるし、少し休んでまた復帰したら。もったいないよ」と、レース復帰をうながしました。女性は意外な言葉に驚きつつも、「う~ん、どうしようかな~」と思案し始めました。やっぱり体力は残っているようです。あといくつか、女性選手はKさんとやりとりしたのち、「レースに復帰します」とコースに元気よく戻っていきました。ニコニコしているKさんを見ながらおサルは、荷物預かり所でリタイヤをひきとめる大会は日本広しといえど、この大会しかなかろうと思いました(あったらごめんなさい)。でも、このアットホームさが人気の秘密でもあるんですね(今年はフル、ウルトラ合計で1,800人強のエントリーがあったそうです)。曇り空ながらも午後になっても強い雨は降りませんでした。おサルは午後は、帰りのバスの案内係。バス乗り場への道の途中で「お疲れ様でした、シャトルバス乗り場は100m先です」と連呼しておりました。おサルの立っていた場所は20段強の階段の下、結構、苦悶の表情でみなさん降りてきます。なかには、前向きに降りられず、手すりにつかまって後向きに降りてくる人も。でもみなさん、こちらが「お疲れ様でした~」というまでもなく、「お世話になりました」「楽しかったです、ありがとう」と声をかけてくれるんですね。調子に乗って「来年もお願いします!」なんて言ったりしました。実際に大会が良くて、みなさん楽しかったのでしょうけど、案内係に丁寧に声をかけてくれるマナーの良さに感動してしまいました。今年は大会のお手伝いを時間の許す限りしてみたいと思いました。
2011年04月11日
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4月2日はクラブの練習会に参加しました。(といってもこれは正式には有料のランニング塾になるのですが....)。大会中止が相次ぐなか、みなさん、足がなるのか(?)結構たくさん集まっていました。練習不足のおサルにとっては、どんな練習内容かひやひやものでした。最初の50分(?)ジョグは無難にこなせましたが、仕上げの200m坂ダッシュで死にました。といっても2本しかしてないのですが。1本目はまあまあ。かつての感覚だと2本目はエンジン入って、いい感じで終われる...はずだったのですが、半分までがんばれました、後半抜かれ始めました、あと10mでゴールというとこで、「ありっ?」、足がよろける、アスファルトのでこぼこに足がとられる、空回りというより足が棒になって動かない。「止まりたくない、こけたくない」と思いながら、半ば倒れこむようにゴール。いかに、脚力が弱ってるか痛感しました。坂とはいえたった200mダッシュ2本で足が使いものにならなくなってしまいました。課題が分かったということで良しとします。(練習翌日の今日も筋肉痛です)自分のことはさておいて、大勢でダッシュをやると、みんな童心に帰るのでしょうか?平均年齢40歳近いおじ様たち(レディースもいましたが)が、練習というより、「かけっこ」というノリで抜かし、抜かされする姿は異様、いやすがすがしいものでした。走ることの楽しさの原点ですよね(公園に遊びにきてた子どもが怖がってたような、気のせいか)夏場の大会に向けて、ちょっと練習に力を入れたいと思いました
2011年04月03日
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休止状態だったこのブログですが、先日の大江戸・小江戸の感想から復活させようと思っていました。(ウルトラランナーたちのがんばりに感動したので)ところが先週の金曜に思いがけない大地震.....被災者の方にお見舞い申し上げます。13日の日曜は大山登山マラソンが中止となり、一緒に大会参加するはずだった仲間と皇居を走りました。時節柄、不謹慎といわないまでも控えるべきかと思いましたが、大惨事を前に何もできない気持ちを切り替えることと、月曜からの忙しい毎日のためにリフレッシュしようと走ってきました。ランナーは決して多くはありませんでしたが、おサルと同じく大会が中止となって走りにきたらしい人が多かったみたいです。天気は、雲ひとつない青空、寒くもなく暑くもない、いい日和でした。この同じ空の下に大災害が起こっていると信じられないくらい平和な光景でした。休みの日に当たり前のようにランニングを楽しめる幸せを改めて実感しました。被災地の人々が、この当たり前のような幸せが再び実感できるよう、祈り、自分にできることをしていきたいです。
2011年03月15日
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久々の更新です。明日の雁坂峠越え秩父往還143キロ走大会に参加します。といっても本日、連休対策で休日出勤中なので甲府着は10時ごろ、受付は明日の当日受付になります。ほうとうが食べたいですが、夜遅いから無理かな。この大会も4度目の参加ですが、デビュー戦以来、見事に右下がりの戦績。昨年はとうとうリタイアしてしまいました。市民マラソン初めて、初のリタイアでした。川の道以来、まともに走りこみできていませんが、今年参加しないともう二度と出られない気がするので挑戦します。リタイアで最後はさびしすぎるから。この大会、選手も大変ですが、スタッフのみなさんも徹夜作業で大変です。体に気をつけてがんばってください。とにかく、何を言われようが、目標は「完走!!(時間内)」。23時間59分59秒めざして、あがきまくります。ロング走大会の引退レースになる可能性が高いので心して出走します。
2010年09月18日
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富士登山競争山頂コース完走しました〓 タイムは4時間15分18秒、750位くらいでした。楽天や奥武蔵の仲間もたくさん来ていて賑やかでした。今回は試走の結果が悪く、初の関門アウトを覚悟していただけに嬉しいO(≧∇≦)oです。TAKAさん、ハリ天さん、ハリマネさんほか応援してくれたみなさんありがとうございました!(^^)!
2010年07月23日
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結局、川の道の詳報は書かず、楽しみにしていたみなさん、すみません(そんな人はいないか)。小千谷まできてあと70キロのところで有名人Wさんのエイドで日本酒かっくらって撃沈、5時間寝ていた話などいろいろあるんですが、おいおい書いていきたいと思います。このブログもすっかり放置していたので空き家状態で、「おサルのなんたらかんたら」なんてみなさんから忘れ去られてしまったも同じでしょうね。みなさんの境遇もそれぞれ変わったようですし。おサルは大会は出てませんが、一応走っております。5月は川の道のおかげで月間500キロ突破(?)で足が少しできてきたみたいで前より走れてると自画自賛しております。今、目指しているのは富士登山競争。4時間切りが目標なんですが、先日試走したところ、五合目のタイムは2時間15分!ゲッ!超ワースト。完走できるレベル以下。今週末を含めあと2回試走するのでなんとか完走できるレベルにもっていきたいです。サロマにエントリーしていたんですが、会社の規則が変わり「月曜、原則有給は禁止」とかいうことになり、若手社員の手前、泣く泣く、DNSにしました。そんなこんなで遠征はやりにくくなりましたが、走られないことはないので頑張っていきたいと思います。ブログは不定期ですが。
2010年07月01日
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川の道フル完走しました(^O^) 4月30日9時に東京・葛西臨海公園をスタート、5月5日7時30分頃に新潟市ホンマ健康ランドゴール、タイム118時間36分、距離520キロの長い旅でした。 今、ドトールで「今夜は朝まで走らなくてもいいんだ」と思いながらケーキを食べています。
2010年05月06日
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4月になりました、といっても特にこれといったネタはありません(写真もなし)。さすがに雪景色のブログデザインはいかんだろうと春風のデザインに変えてみました。3月はバタバタした割りにというかそのために走りこみはできませんでした。が、冬の間、封印してきた大会参加も今月から解禁です。4月4日なまずマラソン10K(埼玉県吉川市)4月18日かすみがうらマラソン(茨城県)4月30日川の道フルスタートわっ、いきなり3本も入っている!!一応、メインは「川の道」です。練習量、走りの調子からいってちと無謀ですが.......ただ、過去のリザルトをながめて、みなさんのタイムをキロ当たりで割り算すると思いっきり、ゆっくり行ってもいいんだなあ、いやゆっくりというか、じっくり走らないと完走できないなあ、と感じました。ゆっくりいったところで、ダメージは残りますから、休みの取り方もポイントになりますけど。去年のハーフは何も考えずに走って残り50キロで死にそうな目に遭いました。今年は走力のない分、足りない脳みそをしぼって、少し走り方を考えています。(割りとおさるはこういうこと好きなんです)今月は、地元の草野球の開幕戦やら彩湖ウルトラ&フルマラソンのボランティアとかあります。彩湖参加のみなさん、しっかりバックアップしますんでがんばってくださいね4月1日だけど、嘘じゃないですよ。
2010年04月01日
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「春なのに~」まだ、雪景色のおサルブログです。雪中トレランその2のはずなのに、毎週末ふらふらしていて全然更新してませんでした。最近のご報告をしますと、2月下旬は、鎌倉アルプストレラン応援ラン、東京マラソンエイド333参加、3月1週目は新潟の舞子でスキー(おサルはスキーをやるんですよ)、で、2週目は雪山教室、上の写真はその時のもので八ヶ岳登山口の赤岳山荘前です。この雪山教室、本来は「富士登山」だったんですけど、雪が思ったより深く、中の茶屋を少し過ぎたところから歩き始めたら、ラッセルでバテました。馬返しは雪原状態。教室のメンバーの中には、雪の富士山というより1合目の下から登ることが初めての人もいて日が暮れるまでに佐藤小屋に到着できないとガイドが判断、2合目手前で引き返しました。その代わり、高速道路で移動し、八ヶ岳のふもとの山荘で一泊。翌日、早朝から出発し、八ヶ岳の主峰赤岳(2899m)にアタック、見事登頂しました。天気が良くて、強風もなく絶好のコンディションでした。この時の写真もブログにアップしたいのですが、何せ怠け者なのでお約束はできません。三連休は、奥武蔵トレランの基地、昔屋にこもって修行、いや露天風呂作りの手伝いをしてきます。川の道フルの参加費も振り込みましたし、長時間走もやってみようと思ってます。P.S.上の写真は赤岳山荘前のミニ氷壁(高さ5m)です。アイスクライミングの練習用らしいです。ここで、私の好きな漫画「岳」の映画ロケをやっていました。山岳救助漫画の「岳」が映画化されることも驚きでしたが、主役の三歩が小栗旬でまた驚き(ってかキャラ合ってないし)。このミニ氷壁で小栗旬とスタントがアイスクライミングシーンをやっていたそうです。おサルでも登れそうですが。「岳」ファンの人へ、来年公開だそうです。ちなみに、三歩に惚れてるらしい警官の女の子(久美)は長澤まさみだそうです。
2010年03月18日
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11日と13日は奥武蔵グリーンラインを中心とした名付けて「黒山三滝トレラン」に行ってまいりました。2日間とも雪。特に13日は完全な雪山登山となり、おサルは喜び駆け回りました。猫はどうなったか知りません(?)コースは、高麗川駅~高麗川神社~日和田山~物見山~宿谷の滝~鎌北湖~獅子ケ滝~一本杉~顔振峠~傘杉峠~黒山三滝~龍隠寺~ウェルサンピアでゴール、お風呂。五滝めぐりです。写真でごらんください。高麗川駅をスタート。高麗川神社で安全祈願です。日和田山からの眺めは乳白色でした。第一の滝「宿谷の滝」です。神秘的!八大龍王ってなんでしょね?滝つぼの横にありました。獅子ケ滝では滝修行の行者(?)さんたちがいました。この寒いのに凄いなと思いましたが、向こうもこちらを不思議に思ったことでしょう。だってハイキングとは思えないかっこしてるんですから。顔振峠付近です。ピンボケじゃありません。ガスってるんです。おサルの食事。途中親切なそば屋さんが休業中にもかかわらず店を開けてくれてお茶まで出してくれました。体も心も温まりました。傘杉峠から黒山三滝へトレイルを下りました。なかなか面白いトレイルでしたよ(写真撮ること忘れて駆け下りました)。黒山三滝とは「天狗滝」「男滝」「女滝」の三滝の総称です(ってこの日初めて知りました)。「天狗滝」。残念ながら写メではこの神秘的な迫力は伝わりません。左が「男滝」、右が「女滝」です。みんなで三滝撮影です。今度はおサルもデジカメにしよ。終盤の龍隠寺付近です。関八州見晴らし台のあたりはシャーベット状の雪でとても写メしてる余裕はありませんでした。ゴールのウェルサンピア。ここでお風呂とビールで疲れをとりました。結構、登り、下りともタフなコースでした。足に来ましたね。雨まじりで少し寒かったです。13日は黒山三滝からグリーンラインへ登る逆コースを行きました。見事な雪景色でしたが、まだ写真整理しておりませんので、次回を乞うご期待
2010年02月15日
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新年会で大撃沈と言ってもでよっぱらって失敗した訳ではないですよ。昨日、我がランニング倶楽部のちょっと遅めの新年会が宮沢湖で催されました。ランニング倶楽部なので、飲むだけでなくクラブラン、しかもトレイルコース主体の9キロレースです。天気は良かったのですが、気温は低く、強風という条件でした。にもかかわらず男性25名(?)、女性9名が集まり、レースはスタートしました。実はこのクラブラン、おサルは去年運よく一番の栄誉に輝いていました。今年はだめだなあと思いつつも上位を秘かに狙ってました。スタート直後、おサルは勢いよく先頭を切ります。数百メートル行ったところで、福岡国際にも参加されたKさんにかわされます。続いて昨年2位のTくん。ここまでは想定内。ところが、その後も、女性2人を含む数人に一気に抜かれ、走り始めて1.5キロでヘロヘロになってしまいました。前をいくのは先週のフルの疲れが残るF女史。ストーカーランをしながら必死に食い下がります。コースの中盤に入ったところでおサルがF女史に追いつく前に元気のいい男性がパスしていきました。後半、下り基調になったところでおサルも元気を取り戻し、F女史をパス。先ほど抜かれた男性を追いかけました。そして終盤、残り1.5キロで舗装道路に出たところで振り向くとそこにはF女史が.....餌食になってしまうと思いながら必死の抵抗。もむなしく、ラスト500あたりでパスされました。が、そこに強烈な向かい風が吹き、F女史のスピードがゆるんだ瞬間、下りを利用しておサルの必死のスパート。女性を先行させてあげるなんてやさしさのかけらもないおサルでした。結果、11か12位。それでもヘロヘロでした。みんなからは「まだ、調子悪いの?」とやさしい言葉をかけられましたが、これが今の自分かと実感した次第です。レース後は、カップラーメンを食し、温泉に入って呑み会へ移動。中華料理を食いつつ、一人ひとり今年の抱負を語りました。おサルは、「短めにお話したいと思いますが。。。。。」と前置きしながら、酔った勢いで昨年、雁坂リタイヤの悔しさや、今年はリベンジするとか、川の道フルに出るとか、延々としゃべりまくり、T代表から「短めにするといいながらおサルさん長かったですね」とチクリとやられました。みなさん、走るのも好きだし、お酒も好きだし(強いし)、楽しい時間は空いたビール瓶の数だけ瞬く間に過ぎていきました。おサルは地元に帰ってからも別件の打ち上げで呑んだくれてました。これでは体重減らんわ。文中でさらっと流しましたが、今年のゴールデンウィークには川の道、フル525キロに挑戦いたします。今の体力では到底完走は無理なのでめいいっぱい練習します。減量もします。葛西臨海公園から信濃川の河口まで自分をみつめ直す旅をしたいと考えています。
2010年02月08日
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おサルも皇居で走り始めて17年ほどになります。1周5キロで、1キロ表示もあって、信号で止まらなくて済むので皇居で練習するのは非常に大好きです。最近はランナー初心者の会社の後輩と週1回のんびりジョグで楽しんでいます。それにしても平日夜の皇居を走るランナーの多さには驚かされます。まるで自分が何かの大会の中を走っているかという錯覚に陥ります。キロ7分以上ののんびり派、20人からの大集団、5キロ17分台くらいのハイスピード派と、走る人の種類もさまざまです。そんな中で「どいてください!!」などと叫んでタイムトライアルをするランナーを見ていると「あぶないなあ~」と思っていたら、とうとう、ランナーに対して歩行者に注意しマナーを守るようにとの看板が出されたようです(日本経済新聞でも紹介されかなり有名な話となっています)。走るのが嫌いな人で皇居ランナーが多いことを心よく思っていない人は、ここぞとばかり快哉をあげていることでしょう。皇居の周回歩道は決してランナー専用道路ではないんですよ。だから「どいてください」なんて他人に言える権利はだれにもないんです。歩行者にぶつかりそうになったり、ゆっくり走っている人をないがしろにするような人は態度を改めてほしいと思います。当然自分も自戒しなくてはならないですが。高速でタイムトライアルをしたいのであれば、皇居でも土日早朝は空いているから可能です。会社帰りにしたければ代々木の織田フィールドに行けばいいんです。国立競技場のトレセンの会員になれば国立のトラックでも練習できますよ。市民ランニングは趣味の世界です。限られた範囲内で安全に出来ることを選択するべきです。走りに熱くなって自分が五輪選手と錯覚して混雑した皇居で暴走するなんて大人のすることじゃありません。ランナー失格です。ランニングファンの1人として今のランニングブームは盛り上がっていってほしいと思っています。だからこそ、その象徴ともいえる「皇居ラン」はランナー各自が大人の行動をして安全に楽しく走ってほしいものです。おまけの話で実際に大会であったことを話します。その昔ある小規模なマラソン大会が周回道路のある公園で開催されました。参加者のほとんどがのんびり派なので要所に係員が配置されるだけで、ランナー各自が一般の公園利用者に迷惑をかけないように走っていました。公園の歩道なので犬の散歩をしている人もいます。そのワンちゃんがあるランナーの行く手をふさいでしまいました。熱くなっていたランナーは飼い主に「気をつけろ!!」と言い放ったそうです。当然飼い主も激怒。大会主催者に猛烈に抗議し、主催者は平あやまりだったそうです。レース中熱くなることはよくあることです。ただ、そのランナーが悪い人とかいうのではなく、「その公園の歩道を借りて遊ばせて(走らせて)もらっている」という謙虚な気持ちが欠けていたのではないかと思います。皇居ランも同じではないでしょうか。ランナーは皇居周回歩道で走らせてもらっている存在に過ぎないのです。傍若無人な態度はとれないはずです。おまけのおまけ。皇居は街灯があって明るく思われがちですが、意外と暗いです。だから上下黒のウェアを着ているとすぐ近くまで来ないと分からないことがあります。反射板をつけるのが一番いいのですが、黄色または白を上着だけでも着ればずっと安全性が高まると思います。みんなで安全に楽しく、いつまでも皇居で走られるようにしたいものです
2010年02月05日
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31日は、MUMCのSさんのお誘いを受けて秩父へトレランに行ってきました。朝、8時半に越生駅に集合、そこからバス、マイカーに分かれて椚平入口に到着。この昔屋風の家はSさんのお知り合いの別荘だそうです。ここをベースにトレランスタート!天気も快晴です。椚平入口からまずブナ峠をめざします。ひたすら登り、上り、のぼり1時間ほどで刈場坂峠近くの奥武蔵グリーンラインに出ました。りんどう茶屋がなくなってしまった刈場坂はどこかさびしげでした。でもながめは絶景!さらにグリーンラインを大野峠、白石峠と走り、パラグライダーの発進風景を見ながら堂平山に到着。ここは天文観測所(?)があります。車で来た観光客もパラパラいました。シーズンオフで静まりかえっているキャンプ場を抜けるとときがわトレッキングコースが始まります。ここを慈光寺へと向かいます(誰かさんは慈光寺と言えず、「善光寺」と連発してましたが.....)トレッキングコースはなかなか快適なトレランコースでおサルはつい野生に帰ってしまい、1人暴走してしまいました(汗)タイムトライアルではないので、分岐に来ればみんなでコース確認していたのですが、後半にいい下りの舗装路があっておサルが調子こいて暴走したら、慈光寺を示す看板を見落とし、片道1キロ、往復2キロのコースアウトをやってしまいました気を取り直して再びトレイルコースを行くと、慈光寺手前で先行グループと合流。ここからは舗装路を別荘へと向かいました。所用時間3時間半、20~25キロといったところでしょうか。ゴール後のお楽しみは露天風呂とです。この見事な露天風呂。手作りだそうです。一回で大人3人が入れます。川べりにあって川のせせらぎを聞きながら気持ちよく入浴しました。風呂上りはこたつに入ってランニング談義(?)しながら、たらふく呑みました。セッティングしてくださったSさんありがとうございます。参加者のみなさんもお世話になりました。ぜひ次回も参加したいです。絶景のトレランコースで走る意欲が戻ってきたおサルでした
2010年02月03日
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昨年9月の雁坂無念のリタイア後の病状について疲労からか持病のアトピー悪化で両足むくんで象さんの足に ↓アトピーによる足の傷口から化膿、足の付け根のリンパ腺が腫れる。病名「反応性リンパ浮腫」(まともに走れません) ↓その病気と仕事の忙しさを口実に練習サボりまくり ↓腹筋と背筋がたるみ、持病の脊椎分離症悪化。腰に激痛走る ↓リンパ腺の腫れが大きくなったので摘出手術をすることに(12月中旬) ↓術後の影響と腰痛のせいでいすから立ち上がるとき老人のようにくの字に体が曲がる毎日 ↓年の瀬マラソン参加は無理か? 大ピンチ! しかしようやくジョグが可能になり格安で買ったスキンズの力を借りて完走! (一説には仮装賞がワインと知っていたためがんばったとか) ↓年末年始。恒例の関西里帰り。普通なら実家の裏山でトレランするところですが腰も足の付け根も痛く、ご近所ジョグのみ ↓仰向けに寝ることもできない腰痛に耐えかねて、西日○里のカイロプラクティックに駆け込む。ようやく痛みとれる。しかし、体重は恐怖の60キロオーバーに....以上、ここ数ヶ月の泣き言を恥ずかしげもなく列挙しました。本当に走れなかったんです。いすから立ち上がるために汗かいてましたから。リンパ腺の手術で初めて病院の手術室に入りました。2時間ほどの手術の間、カーペンターズが流れていたのが印象的でした。取り出したリンパ浮腫はスーパーボール(懐かしい)をひしゃげたような大きさでした。先日の谷川真理ハーフマラソンのにぎわい、仲間のがんばりを見て、おサルの走る気もフツフツとわいてきました。で、先週の土日、連続で皇居ランやりました。土曜は、1人で4周20キロ。1周23分台で走れたのでまずまずと思ったのですが....翌日曜日、地元の先輩と荒川で朝ジョグ。11時からマチヤーズ2人と皇居30キロに挑戦しました。結果は.......キロ6分から5分半のペースで初めは笑いながら走っていたのに、おサルだけ5周目に撃沈。1人はなれてハンガーノックに悩まされ、途中のベンチで寝転がり、1周55分でゴール。ほかの2人は月末の勝田の調整にほど良い30キロ練習だったようで明暗が分かれました。病気で苦しんでいる最中、たまに走ってもキロ6分以上かけていたので、今もキロ5分で走るとすごく速いペースに思えてしまうんです。体内時計が壊れている。4月にかすみがうらをエントリーしてしまったし、どうなるんだろう。無謀にも川の道とかサロマとか富士登山競争とか夢みてるし......(これを夢謀というのか)「復活」といってもどのレベルが自分にとって復活なのか分かりません。でも、だんだん体が滑らかに動いて走られるようになってきたのでやっぱり走ることは楽しいです。だから今日も会社の後輩と皇居ラン行ってきます
2010年01月21日
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今年のラストランは所沢航空公園の年の瀬マラソンでした〓 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 おサルはクリスマスツリーで激走、見事仮装賞ゲットしました。 ちなみにこの大会は順位表彰はなしで男女六人仮装賞が選ばれ、その中から男女一人ずつ仮装大賞が選ばれます。大賞は男性が木枯らし紋次郎、女性がミツバチマーヤでした。 それにしてもこのツリーの仮装、足周りは良いのですが、かぶりものの星が脱げそうになったり、暑くて大変でした〓 でも公園にいた子供達が「あっ、お星さま」「ツリー頑張れ」と声援(?)をくれたので頑張れました。タイムは3時間55分でした。賞品はワイン。同じく仮装賞をとった先輩の分で味見しました〓 思えばクラブランの一等賞で始まった2009年。 仕事や体調不良で走る度ワースト更新の日々でした。でもめでたく仮装賞ゲットしたので来年は良いことありそうです〓 最後に当日、忘年会を開催していただいたいわすさんに感謝します。
2009年12月31日
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今宵はクリスマスイブ 街はにぎやかそうですね~でもおサルは何の予定もありません。忘年会の谷間ですし、ステディもおりませんので....こういう時は1人でも勝手に新橋だの上野だのに呑みに行くところですが、昨日の休日出勤から半徹夜で、新年号を今しがた仕上げたばかりで体が干物のように疲れきっております。呑みに行く元気なしまっすぐ帰るのももったいないから、アートスポーツ本店の移転セールに行ってこようかな。ニューシューズを久しぶりに買って今夜は走ろう!! でも本店は上野界隈だから、結局呑みに行ってしまうのかなあ~明日はちゃんとランの準備をして半蔵門のジョグリスに行きます。なので今夜の予定は未定........このブログも少しずつ、マラソンネタから離れつつあるなあ~どこへ行ってしまうのだろう以上、イブのひとりごとでした
2009年12月24日
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この前の日曜日は、スポーツエイドジャパンの宮沢湖のクロカンにボランティアスタッフで参加してきました。天気も良くて参加者もたくさんいました。宮沢湖の周囲は平坦な公園なんですけど、クロカンコースはその外周の山岳コースとも言える本格的なものです。そこを2周(距離は12.5キロ)するんですが、1周回ってくると参加者のほとんどは汗だくでエイドで水をガブ呑みしてました。レースが終わるとそばやうどんが参加者にふるまわれ、餅つき大会も開かれてみんなきなこ餅をぱくついてました。こういうのんびりした大会では参加者もにこやかで、お手伝いしていても楽しいです。スタッフもみなさん手馴れているので、後片付けもスムーズに終わり、餅を楽しんでました。で、今日ですが、こんないい天気に休日出勤ですおサルが仕事が遅いのと、明日が締め切りなのでしょうがないです。でも今年最後のレース、年の瀬マラソンのため、朝暗いうちから河川敷で10キロちょっと走ってきました。なんとか足は動きます。本番でのコスチュームも決まりました。ド派手です(詳細は本番までシークレット)。来年のためにも完走したいです。目標タイムは制限時間内ということで???☆★○×△□
2009年12月23日
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腰が痛い。背筋が割れる(?)かのように痛い。動いているときはそうでもないが、じっと座っていた後、動き出すとき「ピキッ☆▲△□....?!?」言葉に表せない痛みが走る。故に、最近の寒い朝の寝起きは最悪である。「ピキッ、グキッ、ベキッ......ムグゥ」(最後のムグゥは会社に行きたくないという感情表現)貧血やら仕事の忙しさを理由に走っていなかったが、年の瀬マラソンを完走するために最近走りを再開した。体重もしっかり増えた体で無理したからなのか.....いや、おサルはもともと「脊椎分離症」という第五腰椎の剥離骨折という腰の持病があるのだ。一種の疲労骨折。これの治療法は腹筋と背筋を鍛え、腰の周りを筋肉のコルセットで覆うことしかない。でも最近のトレーニングさぼりで、すっかり腹筋も背筋も落ちてしまい、第五腰椎の剥離がひどくなったようだ。地道に腹筋と背筋のトレーニングをしていくしかなそうだ。幸い、走っているときは痛くない。昨日の福岡国際では還暦の人が2時間40分で走ったというのにおサルは年の瀬マラソンを完走できるだろうか!????
2009年12月07日
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めちゃ、久しぶりのブログです。貧血やら何やらで雁坂以来、ほとんど走ってません。会社の後輩との木曜のランニングも1カ月以上お休みしてたんですが、昨日、久々に再開しました。何か目新しいものがないと面白くないので、これまで使っていた麹町のランステでなく、先日オープンしたばかりの「ジョグリス」に行ってきました。知らない方のために…「ジョグリス」とはアシックスとFM東京が提携(?)してオープンしたランステです。半蔵門のFM東京の地下にあります。ちなみに「ジョグリス」とはジョギングの「ジョグ」とリスニングの「リス」を合わせた造語だそうです。7時半ごろ行きましたが、きれいでしたね(オープンしたばかりだから当然か)。入り口にはランステ麹町店と同様に縦型のバイクスタンドがありました。エントランス(またはロビー)も広く、カフェも兼ねていました(ビアも飲めます)。まだ、周知されていないせいか利用者は少なく、快適に使えました。ロッカールーム内も広々です。シャワーは男性6基(女性は7)で、ランステのシャワールームより1.5倍くらい広く、お湯も勢いよく出ていました。ロッカールーム内にはビデオを流すモニターもありましたが、BGM代わりにFM東京の番組が流れていました。ビジター料金は900円、ランステより200円高いです。その代わり、着替えてすぐ半蔵門から走りだせる、走り終わってすぐシャワーが浴びられるという利点があります。おサルはランステと併用していくつもりですが、麹町店も混雑気味なのでしばらくジョグリスになりそうです。それにしても皇居はランナーだらけですね(いまさらですが)。1周29分ののんびりジョグだったのですが、速い人に抜かれ、ゆっくりの人につっかえと、常にマラソン大会の集団の中で走ってるようでした。年の瀬マラソンまでにフルをなんとか完走できるまで体力を戻さねばならんのですが、結構きつい。仮装することでゆっくり走らせてもらいましょう。
2009年11月27日
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サロマ走りました。結果は10時間12分(手元計時)。ワースト更新でした(-.-;)朝から濃霧、一日中曇り空の走りやすい天気でしたが序盤オーバーペース、後半失速の毎度のパターンでした。 ワッカではサブテンしようと約束したTAKAさんの堅実な走りに後塵を拝し、笑石人さんのハイレベルで安定した走りに感心し、ヨレヨレになったところをペターさん、ハリーさん、アロハさんに励まされました。 破綻寸前の銀行のようなおサルの走りですが、再建計画を立て健全経営したいと思いますf^_^;
2009年06月28日
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北海道北見市に来ています。明日サロマ100キロに参加します。10時間切り死守したいo(^-^)o それにしても田舎やなあ~。コンビニあらへん(-.-;)
2009年06月27日
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5月3~5日、第5回川の道フットレース 後半255キロに参加してきました。結果はタイム44時間49分、順位7位(45キロを一晩中一緒に歩いて日本海を一緒にながめたTAKAさんは4位、TAKAさんありがとうございました)。先に主催のスポーツエイド・ジャパンのスタッフのみなさん、T山さん、料理長さん、Y澤さんほかみなさん、大変お世話になりありがとうございました。前半女子優勝したあと最後までスタッフしたひろみさん、津南で夜通し働いたかおちゃんお疲れ様でした。率直な感想を言わせていただくと、「人間は弱くて強い」ということを感じました。一日目をいい調子で飛ばして、翌日もいい気になって飛ばしてたら205キロ(三条市付近)で走行不能になり、「あと50キロ、10時間以上歩きとおすのはムリ」とリタイアの電話をしかけたところ、足首を痛めていたTAKAさんに会い、ひたすらゴールをめざす姿に考え直し、一晩中歩いてゴールできました。リタイアを考えたり、歩きながらも泣き言をはいたりしたのは弱い部分、そんな中で50キロ歩けたのは自分でも信じられない、人間の体力の不思議な力だと思います。今回は、「川の道」大会やスポーツエイド・ジャパンを知らない人にもできるだけ分かりやすいよう参戦記を書きたいと思います。まず、川の道大会とは、日本を代表する荒川と信濃川(長野県内では千曲川)に沿って走る大会で、520キロの部(日本横断ステージ、制限132時間、以後フル)、265キロの部(荒川~千曲川ステージ、制限60時間、以後前半)、255キロの部(千曲川~信濃川ステージ、制限54時間、以後後半)の3部構成となっています。今回は4月30日から5月5日の6日間にわたって開催されました(前半は4/30~5/2、後半は5/3~5/5)。コースの詳細は、フルと前半のスタートが東京湾・荒川河口(葛西臨海公園)、荒川を遡上(戸田~熊谷~秩父~川又)~三国峠(中津川林道)~信濃川(千曲川)下降(梓山~小諸:前半ゴール、後半スタート~長野~長岡)~新潟市・日本海岸~新潟「本間健康ランド」(後半、フル520キロゴール)という長大なものです。スポーツエイド・ジャパン主催の大会を知らない人は「そんな大規模なコースをどうやって管理するの?」と思いでしょう。参加者は約100名(フル50名、前半20名、後半30名)と決して多くはないのですが、この距離や時間を通常の100キロマラソンのようにエイドやスタッフを置いたらとんでもないことになります。なので5箇所のエイド(3ヵ所のレストステーション含む)を除くとコースにスタッフはいません。全部で25ヵ所の指定されたチェックポイント(橋や交差点、寺など)の通過時刻をチェック表に「自己責任」で記録し、ゴール時に提出します。「それじゃあ、通過時刻ごまかしたり、途中で電車乗ったりしても分からないじゃないか」と思われがちですが、だからこそ「大人の大会」といえるのです。人が見ていないからと誤魔化して「完走しました」といっても本人が一番後味悪いというか罪悪感にさいなまれるだけでしょう。そんな価値感の人はエントリーしないと思いますが。リタイアについても同じです。リタイアするときはその旨を大会本部に電話しますが、電話してもお迎えの車は来ません。自分でタクシーか最寄の駅に行き、自分の荷物のあるレストステーションかゴール地点に行かなくて行けません(交通費は当然実費です、それがいやなら自力でゴールするしかありません)。通常の100キロマラソンなら5キロごとにエイドはあるし、距離表示もあるし、分かりにくい場所はスタッフがいるか矢印ありますね。でもこの大会はエイドらしきものは全部で5カ所、エイドやゴール近くには矢印はありますが、各自に地図が渡され、その地図をもとに各自でコースを確認し、走行距離を認識します。エイドのないところで飲食がしたければ、自販機やコンビニを活用します。あくまでも「自己責任」なんです。その代わり、3ヵ所のレストステーションでは、入浴、食事、睡眠ができます。参加者の安全のため、フルで3時間、前半と後半は2時間最低とどまらなくてはなりません。トップ選手以外はそれ以上休んでいますけど。また、レストステーションの使い方でレース展開が変ってきますから、重要なポイントですね。休憩時間もタイムに入りますので、先を急いで休憩時間を少なくするとひどい目に遭います(経験者は語る)。長々と書いてきましたが、要は「自己責任が問われる大人の大会」ということを強調したいんです。そこが魅力なんです。それではやっと本編、川の道参戦記です!!◎スタートまで大会は4月30日から始まってましたが、後半の部参加のおサルは5月3日の朝、上野7時発の新幹線で小諸へ向かいました。前泊して前半の部参加のゐわすさんやひろみさんのゴールを見ることも考えましたが、休日出勤のためできませんでした。9時過ぎに小諸駅に到着、他の参加者と挨拶を交わし、スタッフのピノさんとお話しつつスタート地点の小諸グランドキャッスルホテルに向かいました。ホテルでSジャパンの料理長さんやK下さんにお会いしましたが、レースも4日目でスタッフの方々もお疲れのようでした。ホテルの控え室には、後半の選手が集まりそれぞれスタート準備をしていましたが、昨夜遅くにゴールした前半の選手が2~3人興奮さめやらぬようにお話してました(部屋の隅にはビールの空き缶が詰まった大きなゴミ袋があって昨夜の部屋の様子を伝えているようでした)。前泊していたTAKAさんに会い、ゐわすさんが前半優勝、ひろみさんが足を痛めながらも女子優勝を聞き、「自分も一つ入賞とか......」と思ってはいけない悪い考えが浮かんでしまいました、これがいけなかった(それにしても、TAKAさんとはその後長時間同行するとは、この時思いもしませんでした)。10時半にホテル前に集合、コースの諸注意を聞きました(チェックポイントの善光寺参詣は御開帳の時期なので混雑しているようなら近くに行くだけでいいとのこと)。それからスタート前の記念撮影。当たり前ですが使用前はみんな元気です。K下のおなじみ「みなさん、スタート前です、もっと緊張しましょう」で笑いを誘われ、和やかに11時スタートしました。◎善光寺まで(56.3キロ地点)スタート直後、素浪人さんのブログファンだという人とお話しました。その人によると素浪人さんのブログの大会紹介がとても分かりやすくて参考になるとのことでした。おサルのブログは主観に走りすぎていて、川の道はできるだけ分かりやすく参考になるよう書こうと尾も思いました。とにかくこの頃は並走する人と談笑できるくらい余裕を持つことを心がけました。18.8キロの上田城跡がチェックポイント(以後CP)であり、エイドステーションです。1時間56分で到着、予定通りです。このあとは今夜のレストステーションの津南まで焼く110キロエイドなしなのでゆっくり飲み物をとり、フルーツをいただきました。スタッフは最後尾が通過したら自分たちも次の場所に移動して働かないといけないので大変です。上田城まで集団でしたが、エイドを過ぎるとばらけました。とにかく急いではだめと言い聞かせ、13時過ぎにはコンビニでおにぎりを買い、店前でゆっくり食事をとりました。その後の千曲川沿いの道は平坦で先まで見える単調なコースでした。汗ばみますが暑いというほどでなくまずまずのコンディションです。フル参加の楽松師匠に追いつきましたがすでに270キロ走って辛そうでした。30キロ過ぎから他の選手(川の道は初めてだが練習で200キロ走ったことがあるとのこと)と並走、さらに43キロのCPからもう一人同行が増え、3人で走りました。しかし、ここで気楽におしゃべりしながら走ればよかったのですが、フルのレースのようにおサルはその集団を引っ張り、予定より飛ばしてしまいました。まだ残り200キロ以上あるのに......長野市に入ってから善光寺までの道は単調で迷うことはないのですが、何せ連休中の国道は車が多くてその横を走るのはいやになります。信号がおおいのも気になりました。善光寺まで9キロ地点で後ろからまた選手が追いついてきたので、逆におサルはスピードを落とし集団から離れてマイペースにしました。善光寺前でまた一人追いつかれ一緒に行きました。善光寺はレース前の注意どおり大混雑で山門までもいけませんでした。善光寺参道着、17時07分。おサルの足は早くも筋肉痛でパンパンになりエアサロを吹きかけました。先行の二人と一緒になり四人でコンビニで夕食(?)をとりました。この時点でトップ4でした。そしてそれぞれ夕闇の中コンビニを後にしました。長くなったので今回はここまでにします。このコンビニの四人、津南のレストに上位で到着しますが、ゴール結果はそれぞれ思いもよらぬ結果となりました。そのお話は後編で
2009年05月06日
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昨日はWBC、侍ジャパンの連覇で盛り上がりましたね。でも日曜の東京マラソンもお祭り騒ぎでしたよ。上の写真は、東京マラソンゲストランナーの元鹿島アントラーズ本田泰人選手と夫人の高岡由美子さん(モデル、高岡早紀の妹)です。おサルは選手としては落選しましたが、この二人のガードランナーとして伴走、全コースを駆け抜けました。テレビでマラソンの中継を見た人はタレントランナーの近くにピンクの帽子にピンクのビブスのスタッフが走っているのを見ませんでしたか? それが我々ガードランナーです。ほとんどが初マラソンのタレントランナーに付き添って走り、いろいろお世話します。本田選手。愛想のいい人でした。控え室からスタート地点に向かう二人。フジテレビの女子アナ平井理央さんがゲストランナーをお見送り。ゲストランナーが入場するころには選手は並んでました。タレントがぞろぞろ出てきたのでみなさんびっくり、写メしまくりでした。スタート前のお二人。由美子さんは娘さんのサラちゃんとTV電話してました。 おサルもマラソンの伴走経験はありますが、本田選手はともかくモデルの由美子さんの走力は全く未知数。千葉昌子と練習したらしいですが、フジテレビの予想タイムは6時間半。どんなペースで走っていいか、さっぱり分かりませんでした。 ところがスタートするなり、お祭りムードにのっかって由美子さんはどんどんテンポ良く走っていきます。腕振りや上体の姿勢もまずまず。15キロまではニコニコモード、中間点では5時間ちょうどでゴールできそうなペースでした。並んで雷門へ向かう二人。ジャンクスポーツでは仲の悪い夫婦というネタで通っているそうですが、後ろについて様子を伺う限り、とても仲のいい夫婦に見えました。雷門前でアニマル浜口から「気合」を入れてもらう二人。初めて生で「気合だあ~」を見ました!フジテレビのマラソン中継秘密兵器「人力車カメラ」弱点、相当ランナーが遅くないと人力車が追いつかないこと。由美子さんが疲れてスローペースになったのでかなり撮影されてました。 元気に走っていた二人も25キロあたりから疲れが見え始め、30キロ手前でストレッチ休憩をとりました。おサルは携帯していたエアサロンパスを由美子さんの美脚にかけました。「気持ちいい」と言われました(役得!!) 銀座ではスタジオの浜ちゃんと本田選手が話すシーンもありましたが、本田選手の疲労のため短めに。 TVカメラや応援の人の前ではにこやかに走っていた由美子さんも35キロ付近でとうとう歩き始めました。う~ん6時間切れそうなのに、とガードランナー一同思いましたが、無理は禁物。とにかく完走が第一。 由美子さんは歩きはしましたが、ひどい筋肉痛に襲われていても「止まったら動けなくなるから」と立ち止まらずひたすら前へ進みます。本田選手もそんな奥さんを励ますように「37キロまできたぞ」「39キロだあ、がんばるぞ」「あと5キロだあ」と叫びました。 そんな夫の声に押されてラスト3キロから由美子さんは再び走り始めました! これなら6時間切れる、と我々ガードランナーも「せっかくだから6時間切りましょう」と励ましました。 ビックサイト横に来たときは横殴りの雨に変わってましたが、本田さんも由美子さんもゴールができる喜びで笑ってました。テレビ中継の絵的なことからゲストランナーとガードランナーは同時にゴールは出来ないので、二人の感動のゴールは30mほど後ろから見守らせてもらいました。タイムは5時間54分でした。 伴走したランナーが無事完走してくれるとこんなに嬉しいものかと、ちょっとうるっときましたね。レースが終われば、ゲストはスタジオへ、黒子のガードランナーは着替えに控え室へと別れました。ガードランナーの女性がポツリと「6時間も一緒にいたのに、これで終わりってちょと寂しい」言ったのが印象的でした。 おサルはそれはそれとして、その夜は楽天ブロガー「エイド333」メンバーの打ち上げで呑んだくれました
2009年03月25日
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荒川市民マラソン、1万5千人のスタート風景です。結果は前回お知らせしましたが、詳細は次の通りです。グロス 3時間6分59秒、ネット 3時間6分15秒総合 178位 40歳代男子 53位号砲からスタートライン 00:00:44 ・・・・・・・・・・ 5キロ 00:22:37 0:21:53 10キロ 00:43:50 0:21:13 15キロ 01:05:12 0:21:22 20キロ 01:26:42 0:21:30 ハーフ 01:31:30 25キロ 01:48:37 0:21:55 30キロ 02:10:59 0:22:22 35キロ 02:33:56 0:22:57 40キロ 0:2:57:11 0:23:15 Finish 03:06:59 0:09:48 上の写真は10キロ地点でハリマネさんに撮影してもらったものです(ハリマネさんありがとうございます)。これは12キロ地点で素浪人さんに撮ってもらったものです。ハーフで折り返して、心配した向かい風もほとんどなく、返って風が涼しくて気持ちいいくらいでした。が、ラップタイムは5キロごとに急降下していくばかり(悲)30キロ地点は西新井橋の近くなので地元の知り合いが応援してくれます。しかし、足がへたりだしたのが如実に分かり始めました。完全にバテテはいないし、先行するランナーを抜くこともできるのですが、ペースは落ちていきます。残り5キロ地点で電光掲時を見たとき、「あーこりゃ3時間7分台だなあ」と勝手にあきらめモードに入ってしまいました。そうしながらも残り3キロで神宮ACのユニフォームを着た銀髪の高齢そうな方に並ばれて「残り少ないんだから、こんなお年寄りに負けていられん!!」と1キロ近く並走したものの、40キロ手前でギブアップ。銀髪は遠ざかりました。さらに35から40の5キロで23分かかってまた、がっくり。さらに残り1キロ、背の低い女性選手が猛然と迫ってきました。再び「女子の上位とはいえラスト1キロで負けるわけにはいかん!」と必死におサルも粘りましたがラスト300mでちぎられました。しょげながらラスト200mの花道に入ったところで横を見るとハリ天さんがいました。何気にスパートモードに入り、一緒にゴール。タイムを見ると6分台、ラスト2.195キロは9分48秒でした。ハリ天さん(右端)と並んでゴールしたところ。ゴール後、ハリ天さんとエールの交換をした後、サブ3でゴールしていた、ゐわすさんとコバティーさんに合流。そうこうしているうちにトゥールースさんがサブ4達成しゴール。そこでみんなと別れて、おサルは屋台巡りをして帰りました。反省点 最近、皇居に通いつめ、ファンカムやSWACの練習会にも参加して走力(主にスピード)アップに励んできました。走力もいきなり上がるわけもなく、今回の荒川は今年の秋マラソンでサブ3が狙えるタイムをだすべく参加しました。3時間5分台が目安だったのですが、今ひとつ届きませんでした。まだ、地力がついていないことと、「絶対達成しよう」という気持ちが足らなかったように感じます(ラップの落ち方ひどい)。秋のチャレンジへ向け、スピードアップと脚筋力アップが課題です。前回「東京マラソンに特別参加」などと紛らわしい表現をしてすみません。2次抽選で当たったと思われた人もいるようですがそうではなく、芸能人などゲストランナーの付き添い役で「ガードランナー」をやることになったんです。いわゆる伴走ボランティア。おサルは元Jリーグ鹿島アントラーズの本田選手夫妻のガードランナーをすることになりました。「エッそれじゃあTVに映るんだろう」と大概の人に言われますが、打ち合わせでフジテレビから、「カメラが近づいたらゲストランナーの後ろに下がって映らないようにしてください」と厳重に注意されておりますので顔の3分の1でも映るくらい.....しかも本田選手はともかく、夫人は今年から走り始めたばかりで完走の可能性は????ガードランナーとはいえビッグサイトでゴールしたいです。22日の午後からの中継か夜7時からのジャンクスポーツの東京マラソン特集で本田夫妻の後ろでピンクの帽子に赤いビブスをきている男がいたらそれはおサルなので覚えておいてください。東京マラソンに正式選手として参加するみなさん、がんばってください!!
2009年03月18日
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荒川市民フルマラソンに参加しました。結果は3時間6分58秒(グロス、ネットは同16秒、自己計測)。昨年11月のつくばが3時間18分台、今年1月の館山若潮が3時間11分台で、秋にサブ3挑戦するため3時間5分台(できたら5分切り)を秘かに狙っておりましたが、微妙に届きませんでした。話はそれますが、おサルに4月1日付人事異動が発令され、現在引き継ぎ作業でてんやわんやです。大山や荒川の話も詳報を後日書きたいと思います。東京マラソンにも特別参加する予定ですが、今日はここまで。
2009年03月16日
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2月10、11日(建国記念の日)は東京のお屋根「雲取山」に行ってきました。昨年、3月の春分の日にも行ったのですが、予想以上の積雪のため予約していた雲取山荘にたどり着けず、山頂の避難小屋で一夜を明かすというほとんど遭難状態になってました。今年はそのリベンジを果たすべく、しっかと計画し行ってまいりました。(以下写真ルポ)今回は奥多摩駅近くに入り口がある石尾根登山道を行きました。写真はその登山口にある道祖神など神様たちです。しっかと道中の安全を祈願しました。六つ石山への尾根道。1200mほどですが雪は全くありません。天気も快晴で汗だらだらです。鷹ノ巣山山頂。1700mでも雪はほとんどありません。去年はこの高さでは膝上まで雪でした。七ツ石山。去年はこの道標が雪に埋もれてました奥多摩避難小屋近くから見たブナ坂。七ツ石山の下りです。この急登は雪がありました。奥多摩避難小屋。ここも1700m付近ですがまったく雪がありません。昨年は一面雪でした。翌日通ったらカップルがテント泊してました。奥多摩避難小屋を過ぎると雪はないですが冬山の雰囲気が漂ってきました午後3時を過ぎ寒くなってきました2000mの山頂へ登り始めるとアイスバーンが現れましたアイゼン装着。前爪のある本格タイプですここからは白銀の世界です去年はまき道で迷ってこんな斜面を這い登ってました。もちろん雪はもっとあって胸までつかってました小雲取付近。山頂が近づいてきました山頂近くの雪原。結構人が通ったあとがありました。おサルは3組と出会っただけでしたが。去年泊まった避難小屋が見えてきました避難小屋直下。やっぱり雪が少ないので楽に山頂まで登れました。ついにきました雲取山頂。2017m。今年は天候に恵まれました山頂にいたご夫婦に撮ってもらいました山荘へは山頂から少し下ります。でも雪が多いと山頂から山荘へ行くトレイルが分からなくなることがあります。去年そうでした 右から山荘への下りから見た夕日、富田仙人レリーフ、山頂の夕日山荘へ下る斜面。雪が少なかったうえにガイドロープも去年よりはっきりしていて歩きやすかったです憧れの雲取山荘。流石に雪に埋もれてました。一年越しでやっと宿泊できました。200人宿泊できます。奥多摩駅から石尾根縦走路を通って約8時間で到着しました山荘入り口と入り口前にあった見事なかまくら山荘の部屋、6畳くらい?暖房はコタツのみ。3人しか宿泊してなかったので一部屋独占できました。あー快適。灯りは裸電球一個です。でも意外に明るかった。食事は6時、消灯時間は8時半。消灯時間まで麦酒と日本酒で山の静かな夜を楽しみました山荘から見た月。雲がぼんやり照らし出されてます。下の明かりは三峰方面の町でしょう翌朝、6時に朝食をとって、6時45分に山荘をでました。山頂はガスって昨日とは違う顔でした山頂でモーニングコーヒーの予定でしたが、この状態では寒くて下山するしかありませんでした下山は午後の予定があったので鴨沢へ速攻でおりました。所要時間3時間半弱下山後は奥多摩駅近くの「もえぎの湯」につかり、で「リベンジ雲取」達成を祝いました
2009年02月24日
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少し前になりますが、2月8日に武蔵ウルトラマラソンクラブの新年会に行ってきました。新年会と言ってもそこはランニングクラブ、呑み会だけでなくクロカンレース付きです。快晴のなか、新年会のクロカンレースに参加しました当日は、9時に西武池袋線高麗駅に着くとお迎えのリムジン(??)が待っていました。他のメンバーと共にクロカン会場に向かいました。クロカンの会場&コースは12月に開催された「チャレンジド・クロスカントリーin彩の国宮沢湖」のコースです(スタート&ゴールは違う場所です)。会場に着くといつものようにF原さんの笑顔で受付をしていただきました。空は真っ青の快晴、日差しも暖かで、参加者はクロカンレースを忘れたかのようにほのぼのムードです。代表者のT山さん、実行委員長のY澤さんの挨拶のあと、クロカンコース(約9キロ)の下見に行きました。おサルは「チャレンジド・・・・・」で過去2回ボランティア走をしているので勝手知ったるコースです。とはいえアップダウンのきついコース。クロカンというよりトレランに近いかもしれません。T山さんは、下見の最中も毒舌を発揮されて「おサルさんも優勝候補だよ」とプレッシャーをかけてきます。おサルは「ボクがそういうプレッシャーに弱いのは証明済みですよね(去年の雁坂のことです)」とお返ししました。それでも「優勝」の二文字がちらつくと持病のプレッシャー病が........全コースをみんなでゆるゆるジョグで回ったあと、少し休んでスタートです。でも、レース後の入浴や肝心の宴会などスケジュールが詰まっているので、ゆっくり走りたい方はアーリースタートで10分前にスタートしました。スタート前の緊張の瞬間?その後、レースモード組のスタートです。よーい、ピーッ、一斉にスタートかと思いきや誰も前に出ません。ハナを切ったのは女傑F原女史。本意ではなかったのですが、やむなくおサルが前に出ます。するとピタリとおサルをマークする足音がついてきます。スタートして1.5キロは舗装路でその後、クロカンコースのトレイルに入ります。トレイルに入っても足音は規則正しくついてきます。「これじゃ適当なところで食われてしまうなあ~」と思いつつ、先頭をきってしまったからには自分のペースで突っ切ろうと走りました。3キロ地点のコース最大の激坂を越えると宮沢湖畔の平坦なコースに出ます。足音はますます大きくなり、「ああっ、抜かれるぅ」と思った瞬間、ピタッと足音はやみました。「トラブルかな」と思いつつも、本音は「ラッキー」(性根がいやしいもので)と宮沢湖畔から離れ再びトレイルに入りました。コースの中盤はアップダウンの連続できつい所です。足音の主が気になったおサルが振り向くと、100mもない距離に若者がぴたりと追走してきます。おっ、あれは試走の時に軽快なジョグをしていた若者ではないか!! これは絶対やばい、でもトップは譲りたくない(度々、性根がいやしくてすみません)。死ぬ気で走りました。後半に入るとアーリースタートの人たちが見えてきました。「もう来たんですか」「がんばれー」「おっ、来たな」と応援してくれます。おサルもすれ違う度に「ファイトです」と口にしますが、あせりながら走っているので声になりません。終盤、この坂を下るとトレイルの出口というところで振り向きましたが、若者の気配がありませんでした。「おおっ、ここまでくればおサルの勝利は確実か」(本当にいやしくてすみません)と調子に乗ってアーリースタートの人たちの間をぬって走り抜けました。残り1.5キロ、舗装路に出て再び振り向くと......うわっ、50~60mの距離にあの若者がいるではありませんか! やばい、と思って足を動かそうとしますがトレイルから舗装路に出たとたんに足は空回りします。心なしか後ろの足音はどんどん高くなってくる。試走中、ラストは墓場が見えたら左に曲がって一気にくだってゴールとチェックしていたので「墓場、墓場はまだか」と縁起でもないことを必死に思いながら走りました。そして「墓場が見えた!」、一気に左に曲がり加速します。坂の途中で横に並んでくる気配がなかったのでさらに加速!! スタッフのK下さんが待つゴールを駆け抜けました。「勝ったぁぁぁぁ」。頭が貧血気味ですぐ脇にへたりこみました。頭がガンガンします。ここまでラストを追い込んだのは久しぶりです。2位の若者、TR山くんに「お疲れ様」と声をかけると、「舗装路で足が前にでませんでした」とのこと。お互い様だったのですね。結果は、1位おサル41分23秒、2位TR山くん41分26秒、なんとその差たったの3秒。3位は驚き、代表者のT山さん42分06秒でした。ちなみに女子優勝者はF原さんでした。レースを終えてくつろぐ参加者のみなさんお昼がわりのカップメンを食べましたこのあとみんなでカップメンでお昼ごはん。隣の公営施設で入浴したあと、お迎えのマイクロバスで「ゆうぱーくおごせ」に向かいました。豪勢な宴会のメニュー。盛りだくさんですさて、待ってましたの新年会。みんな飲むは呑むは、ウルトラランナーって胃腸が強くないとできないんですね。予算内のアルコールはあっという間になくなって追加を頼む豪快な呑みっぷりでした。宴会場の雰囲気。初めの挨拶なので整然としていますクロカンの表彰式もありましたが、これは上位者の表彰というよりみんなの自己紹介タイムでした。挨拶およびレース講評をするT山さんおサルも前に出て、「昨年、秋のトレイル3大会のボランティアをさせていただきました。おかげで今日1位になれました。みなさん、ボランティアやりましょう」と走っているときとは別人のかっこいいことをスピーチしました(汗)入賞したキレイどころ四人衆2位のTR山くんですが、わがクラブ新入会のニューフェイスでした(言葉がダブってる?)。代表者T山さんによると、彼はレース中、2回シューズの紐がほどけ、一回道が分からなくなり3位のT山さんに道を聞くなど、ロスタイムがかなりあったそうです。T山さん曰く「1位と3秒差を考えるとロスタイムがなければ優勝はTR山くんだったかもしれません」とのこと。それで足音がやんだり、気配がなかったりしたんですね。おサルは薄氷の勝利だったのです。ついでにおサルの優勝タイムについてT山さんは「1位なら40分は切って欲しかったですねぇ」、き、厳しい。がんばります。表彰式? 自己紹介タイム? 宴会芸??みなさん、呑んで食って楽しみましたまあ、順位だなんだかんだよりも、走って、お風呂入って、呑んで、食べて、楽しい新年会でした
2009年02月19日
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2月7日にランステのイベントで東京マラソンコースを試走してきました。おサルはブログでもお知らせした通り、今年の東京マラソンは落選しております。しかし、歩道を走るとはいえ東京マラソンを仮想体験できるならと参加しました。都庁前で試走の説明を受ける参加者概要はこんな感じです。参加費は1500円(ランステ使用料500円は別)で事前応募制です。参加者は朝8時からスタート地点の都庁前に集合、参加費を払って、コースマップとドリンクとSOYJOYをもらい、着替えなどの荷物を預けます。荷物はランステ麹町店に運ばれます。ランステスタッフが2人一組でペースメーカーとしてつきます(ペースは3段階)。9時にスタートし、ゴールのビックサイトを目指しますが、途中でやめてもOK。完走してもリタイヤしても電車等でランステ麹町店に向かい荷物を受け取って終了します。おサルの装備はボトルポーチに500mlのボトルをさし、中味はもらったアミノバリュー。SOYJOYも携行し、お金も5000円ほど持ちました。当初はコンビニで補給するという話でした。他の参加者もボトルポーチ派がほとんどで、中にはトレランザックを担ぐ人、全く何も持っていない人もいました。9時に都庁前をスタート。その人数はなんと60人。信号で止まるたびにランナーの大集団ができます。通行人は何事かとびっくりしながら通り過ぎて行きます。(上)まったりとスタート、(下)新宿付近では信号ストップで大集団となりました先頭集団のペースメーカーはランナーズ誌の著作で有名な夜久弘さん。のんびりモードで行くかと思いきや、集団を少なくするためかキロ5分台のペースで引っ張ってました。皇居を目前にしたところで先頭集団は20人強。そこでわざわざランステ神保町店でトイレ休憩。全員のトイレタイムが終わるまで20分は止まってました。 ランステ神保町店でトイレ休憩ランステをあとに皇居の内堀通りから日比谷公園に抜けるころには日差しも強くなって暑いくらいです。10キロの日比谷公園あたりでコンビニ補給する話でしたが、夜久さん、全くその気配なくどんどん進んでいきます。聖地皇居前も一団となって走ります第一折り返しの品川駅の手前で反対側の歩道を走ってくる集団を発見。びっくりする夜久さんに参加者の一人が「ランステの休憩で抜かれてましたね」と一言。「競走してるわけじゃないから」といいながら夜久さんは予定が狂ったことにとまどい気味でした。東京タワー前を通り、増上寺を抜け、名所観光の雰囲気です品川駅前で折り返します品川から日比谷に戻って20キロ付近。先行集団に追いつきました。コンビニ休憩しているグループもいましたが、名実ともに先頭集団となった面々は休む気配はありません。有楽町マリオン前を激走する一団日比谷を過ぎたあたりで走るのをやめる人も出始め、集団はやや少なくなりました。ついでに先頭をひいていた夜久さんも消え、第二ペースメーカーのはずだったスタッフ2人が先頭をひくことになりました。ところがこのペースメーカーお二人は相当ゆっくり行く予定だったようで、休みもとらない先頭集団に困惑気味でした。日本橋あたりから東京マラソン経験者らしい参加者がペースメーカーより前に出て先頭を引っ張り出しました。銀座四丁目の雑踏もものともしません雷門前を折り返しますいくら本番のコースだからといって、銀座の人ごみを20人近い集団で走るのはさすがに恥ずかしかったです。第二折り返しの浅草雷門前では人ごみのため歩くことになりました。再び銀座に戻ってきたときは歩行者天国になっていてその真ん中を集団で激走です。もうほとんど過激な集団パフォーマンス状態。通行人は「あまり関わりたくない」雰囲気で見てみぬふり。つられて走り出す子供にお母さんが「これ、走っちゃだめです」というのを聞いたときは「ホコ天で走ってすみません」と心のなかでお詫びしました。銀座のホコ天を激走しました銀座を恥ずかしい思いをしつつ抜け、改築する予定の歌舞伎座を通り35キロ地点の築地に来ると、だいぶ走ってきたなという感じになってきました。参加者にも疲れが見え始め、集団は15人以下になりました。改築予定の歌舞伎座。ここも疾走しました新富町から豊洲方面へ向かいだすと浅草や銀座の人ごみとうって変わって寂しい雰囲気になりました。橋の上り下りも結構面倒で、東京マラソン経験者によると、この辺りが一番気持ちが折れそうになるそうです。豊洲方面の橋は寂しくなりました豊洲駅付近はすこしにぎやかでしたが、この辺は歩道が広く走りやすかったです。ちなみにこの頃はペースメーカーの二人は先頭からすっかり置き去りにされるほどペースアップしてました。本番でもこの辺がきついそうです豊洲駅前。参加者にも疲労の色が40キロ地点を過ぎるとまさに埋立地お台場といえる寒々とした風景になりました。経験者が「このローソンを曲がるともうすぐ」と言いながら、「でもこっから長いんだよな」とどっちやねん!といいたくなるような解説をしてました。あともう少しですが、ここからが長い実際は長く感じました。頭の上はゆりかもめのレール、横は広大な空き地。残りは1.5キロもないのにだらだらした道のりでした。とどめはビックサイト横の長さ。もうゴールと思いたいのになかなかビックサイトの端に着きません。ようやくゴール前に着いたときは14時半。5時間半の長旅でした。ゴールです。女性もしっかり完走しましたゴール手前で集団はちぎれて、ばらばらにゴールしました。約12~3人ほどでしょうか。60人いた集団がすっかり少なくなっていました。本番ではこの奥にゴール会場ができますみなさん、フルの経験者なんでしょうが練習で42キロなんてそうそうするはずもないのに、ろくな休憩補給なしで完走したことに少々驚きました。ちょっとしたレース気分だったかもしれません。完走者の3分の1くらいが女性でしたが、みなさんお元気で女性ランナーの強さを改めて感じました。5時間半でゴールした面々。女性が多かったことに少々驚きました参加者は記念撮影したり、「本番はどうだろうね」と話したりしながら、りんかい線―有楽町線でランステ麹町店に向かいました。5時間半のペースだとそう辛くないと思ってましたが、42キロの距離は半端でなく、やはり足にきていました。信号のストップ&ゴーの連続も影響したみたいです。ランステでシャワーを浴びたあと、ロビーで休憩しつつ発泡酒で一人乾杯しました。この日は土曜朝練で8キロジョグもしたので合計50キロのいい走り込みになりました。
2009年02月09日
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ランステ麹町店に行ってまいりました!ドアの雰囲気が神保町店よりかっこいいです。外観です。元ショールームだったのかガラス張りがおしゃれです。今回は会社のおサルランニング塾の3回目として後輩のO君と行ってきました。おサルの会社から徒歩7分ほどなので非常に便利です(詳しい地図はこちら)。麹町店の印象派「きれい、広い」です。神保町店が狭い路地だったのに対し、こちらはJR市ヶ谷駅から出ている日テレ通りに面しており、有楽町線麹町駅の入り口の隣という広々とした好立地にあります。外観も上の写真のようにガラス張りでかっこいいです。写真にたくさん自転車が写ってますが、これはバイク会員(詳細はこちら)という自転車通勤者専用会員制度があるからです。(ランステ麹町店は正式名称が「ランナーズステーションプラスバイク麹町」らしいです)。バイクは室内に縦型のスタンドでとめてあり、盗難の心配はありません。かなり高そうなロードバイクもありました。スコットのロードレーサー。トライアスリートさんでしょうか?受付スペース。天井が高くて広いです。茶色の重々しいドアを開くと広い受付カウンターです。神保町店と違うのは受付で指定のロッカーキーを受け取ることぐらいです。あとの手順は同じ。ロビーもショールーム並みに広々です。写真中央はO君です。受付やロビーも広いですが、更衣室内はさらに広いです。ロッカーが壁埋め込み型のせいかより広さを感じます。シャワーは7基ありました。更衣室の中にもモニター(TV)がありました。BGVを流しています。ピンボケですみません。鏡まわりもおしゃれな感じです。2月1日にオープンしたばかりでまだ存在を知られていないせいか、皇居の混雑の割りに麹町店は空いていました。おかげ快適に着替えることができました。近所のバンドゥーシュの方が根強い人気があるのでしょうが、あそこでおしくらまんじゅうしながら着替えるのであればこっちの方がいいと思うおサルでした(めざましテレビの今日のわんこ風に読んでください)。肝心のランニング塾ですが、前回O君は皇居デビューを果たしたものの3キロ地点で休憩し、完走ならなかったため、今回はリベンジ走です。半蔵門からスタートしおサルが伴走しました。「夜景がきれいだ、さすが東京だあ」と冗談言いながら快調に走りましたが、本人あとで曰く「竹橋からの登りが辛かった」そうです。それでも今回は休むことなく走り続け、32分10秒で見事完走しました。O君は週末に自宅周辺でも走りだしたらしく、次なる目標は「30分切り」だそうです。アフターは麹町店から徒歩数分のご存知「炭や」さん。女将さんに皇居デビューの新人を紹介しました。O君、炭やの料理をいたく気に入り、「次回からこのコース(麹町店→皇居ラン→炭や)を定番にしましょう」と言っていました。毎週の定番コースになりそうです
2009年02月06日
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ランナーズ社からこんな通知が届きました。「2009年3月末をもってイエローチップのサービスを中止させていただきます。ご愛顧ありがとうございました」。ああっ、やはり本当だったか。見知らぬ人のブログにイエローチップ制廃止の話が載っていたので覚悟はしていましたが、実際に通知が来るとまた違った感慨がわくものです。イエローチップを使用していなかった人には、「何をそんなに騒ぐことなの?」ってな感じでしょう。確かにイエローチップの特典といえば、1)チップを持ち歩ける(レース後足がつりそうなのにすぐにシューズからチップをはずす必要がない)、2)チップを導入していた参加大会の1年間の結果(ラップタイムを含む)を1枚の記録証として送ってくれる、3)大会によっては参加費が500円引きされた(これはとっくに廃止されました)・・・・・・・・これくらいしかありませんでした。受付でもらうブラックチップを使用してもあまり違いはないし、ナンバーカードにタグをつける大会も増えてきたので、イエローチップの存在意義はほとんどなくなっていたのが実際です。しかし、おサルにとってはマイ・イエローチップは幾多の大会の苦労を共にしてきた戦友も同じなのであります。おサルがイエローチップを登録したのは1992年、今から16~17年前のことです。その間、約40のフルマラソン、サロマ2回を含むいくつかの100キロ、そして大小100になる数々のレースをこのイエローチップをつけて走りました。これらのレースの一つひとつの思い出がこの500円玉くらいの黄色いプラスチックに刻み込まれているんです。17年間の勲章ともいえる無数の傷がついたおサル・イエローチップですが、一回も誤作動はしませんでした(ランナーズさん、これは凄い)。ランナーズ社は、イエローチップを返却してくれたらランナーズポイント500を差し上げますと言ってきています。(このポイントは通販などで使えるもので500はかなり高額です)。くだんのブロガーさんは「思い出としてとっておく」と言っていました。おサルも...........やっぱりランナーズポイント欲しいから返そう。マラソンブーム花盛りで、センサー方式のタイム計測も当たり前になった今、一時代の終わりを告げるトピックスに感じます
2009年02月03日
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若潮マラソンを無事走り終えたものの、帰りの特急で呑みすぎ(ゐわす氏指摘)、地元の打ち上げでも呑み過ぎ(素浪人さん同席)のせいか火曜になってダウンしてしまいました。月曜は完全休養にあてましたが、フルが終わって月間走行距離が400キロまであと60キロだったので「もうひとふんばり」と火曜の夜に今をときめくセカンドウィンドACの練習会にお試し参加してしまいました(於:織田フィールド)。キロ4分30秒ペースの1万mペース走(ペースメーカーはホノルル優勝の嶋原さん)でしたが、きっちりこなせて気分よく家路に着きました。しかし、地下鉄の中で暖房が効いてるはずなのに悪寒がする。おかしいなと思っているうちに胃が痛くなってきた。我慢しつつ地元の駅に着いた時には空腹のはずなのに全く食欲がなく、自宅へ直行して痛い胃をこらえながら寝ました。翌朝になっても胃痛は治まらず、会社に行って仕事をしていたら節々が痛みだし、頭も熱っぽくなってきた。「これはインフルエンザか。それなら早退せねば」と思いつつ、その日は上司が休みで一応おサルが現場責任者。定時までがまんして定時と同時に帰宅。地元で痛む胃にうどんだけ流し込んで家に帰ると、暖房を強にして重ね布団ですぐ寝ました。おかげで夜中に大汗かいて翌朝、若干回復。出社したものの、「インフルエンザなら治りかけでも休むべきか」と思ってました。その時、何気に見たマラソン系某ブログに、先日の日曜にフルを走って火曜におサルと同様に体調を崩した記事を発見。その人はインフルエンザではなく、フルマラソンの疲労が内臓にきたものらしかったです。そういえばおサルにも、日曜の過度の飲酒や火曜の無理した練習など思い当たる節が......(汗)木曜も完全休養にして、栄養を摂るべく地元の有名な「ときわ食堂」(アド街ック天国でも紹介されました)に行きました。そこで食べたのがこれ、「鳥雑炊」です。弱った胃にはおじや系ですね。栄養を考えておひたしを加え、味つけにイカの塩辛をつけています。右のお銚子はなんだって? これは薬です。だって「百薬の長」っていうじゃありませんかこの「ときわ食堂」、壁一面にメニューが貼られ、品数は百をくだらないほどあります。居酒屋のように酒も呑め、食堂のように普通の定食も食べられる「スーパー大衆食堂」なんです。荒川区に来られた際にはぜひご来店を。鳥雑炊のおかげ(熱燗のおかげ?)で今日、金曜は元気回復しジムで復活トレーニングを予定しています。明日はファンカムの練習会、日曜は三郷ハーフと続くので体調を万全にせねばなりません! 本物のインフルエンザにも気をつけます。それにしても「ときわ食堂」と「鳥雑炊」を紹介したかっただけなのに、なんでこんな長文になってしまったのだろう???
2009年01月30日
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25日に千葉の「館山若潮マラソン」(フル)に参加してきました。ゴール後記念撮影。左からコバティーさん、ランママさん、バイタルSさん、おサル、トゥルースさん関東近辺の人は同日開催の勝田(1万5千人だそうで)に行った人がほとんどでしょうが、この大会はおサルが社会人になって初めて走ったフルマラソンの大会なのでほぼ毎年出ております。房総半島の端っこということもあって、参加者も比較的少なくスタート時の混雑もないので気に入っています。しかし、昨今のマラソンブームの影響でこの大会にも人が集まっているようで完走ベースでフルは約2500人、10キロの部やファミリーの部を入れると5000人参加したようです。同日に勝田マラソンが開催されていることを考えるとこの大会としては凄い参加人数です。ここからは写真ルポ風にスターターはヤクルトの館山選手(名前でかけてるのかな)スタート風景。1万人くらい参加してる雰囲気ですね。でも後ろの人でもロスは少ないです。「ミス館山」?こんなきれいどころがスタート台にいたとは知らなんだ若潮マラソン名物、フラワーロード。冬と思えないくらい菜の花がきれいですね。18キロくらいです。32キロ地点に毎年出されている私設エイド。砂糖入りの温かい紅茶など助かります。台にしているのは船ですね。ゴール風景。おサルのではありませんが、イメージ写真です。なんか忘れてるなあ。そうかあ~、おサルのレース結果かあ~。とりあえずお知らせします。~ 5キロ 22.04(スタートロスは12秒ほど)~10キロ 44.05(22.01)~15キロ 1.06.03(21.57)~20キロ 1.27.46(21.43)ハーフ 1.32.40くらい~25キロ 1.50.09(22.22)~30キロ 2.13.05(22.56)~35キロ 2.36.53(23.47)~40キロ 3.01.01(24.08)~ゴール 3.11.31(10.29)(グロス、ネットはマイナス12秒くらい)目標は「3時間10分切り(もしくは10分台)」。あえなく未達成。スタート時の気温は7℃、天気は快晴ですが風が強くて海では白波がたっているほどでした。それでもハーフまではまあまあで10分を切れそうな感じでした。が、このコースは25キロから山の中に入っていきなりアップダウンやコーナーの続く難コースになります。毎年のことですが、25キロすぎから失速し始め、30キロ過ぎの激坂でガクッとペースダウン。残り9キロ過ぎでもと来た道の海岸線に戻りますが、後半の力がないと海岸線のアップダウンもこなせなくてジョグになってしまいます。今回、おサルは残り9キロがんばったつもりですが、ラップに表れている通り、ガタ落ちです。めげずに走ってゴールするとコバティーさんやバイタルさんたちがいました。コバティーさんは相変わらずの安定性で10キロ年代別5位入賞、ランママさんも入賞、トゥルースさんは37分台(速い!)の自己新。みんな凄い。塩まみれのヘタレはおサルのみです。ゴール後バイタルさんと。彼はサブスリー狙いでしたが惜しくも2分足らず。みなさんと別れたあと、無料のクリームパン、バナナ、ホットティーを食し、寒かったので素早く着替え、これも無料の名物豚汁(2杯完食)、お汁粉で昼食にしました。送迎バスで館山駅に戻ってからも甘酒サービスに足湯の出張サービスと、小規模ながらこの大会はサービス満点なんで大好きなんです。帰りの特急の中で、ビール500と350呑んで足りなかったので、車内販売で買おうとしたら「すみません、今日はビール売り切れなんです」。わお!ランナーたちが飲み干したのか!仕方ないので白ワイン(350くらい)を呑みました。地元に帰ってからも仲間を呼び集め打ち上げしたのは言うまでもありません。反省:3月の荒川フルに向けての中間チェックのつもりで10分切りを目指しましたが、力足りませんでした。5キロの基礎スピードが足りないようです。だから22分台で5キロ入ってもあまり余裕がない。あと後半のスピード持久力もないですね。今回はハンガーノックにならなかったので問題は脚筋力不足にあると思われます。2月は走り込み量を維持しつつ、脚筋力を鍛え、スピード練習の回数を増やさないといけないですね。ランニングクリールの特集(メンタル)にも載ってましたけど、「走る力をつけるにはコツコツと続ける継続だ大事」だと。ランニングの練習に「これをやったら効果覿面、効率的に速くなれる」ってお手軽なものはないんですね。多少のまとはずれは覚悟して、走り続けることが向上の近道なんでしょう。
2009年01月27日
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皇居に走りに行くたびに、走っている人たちが増えているような気がします。以前はバンドゥーシュを拠点に皇居で走ってましたが、あの狭い脱衣場に立つ所さえないような混雑に閉口して神保町のランステに避難しました。それが、最近ではランステも満員でロッカー満杯状態でカゴ使用が普通となってしまいました。お客とスタッフの話を聞いていると契約ロッカーも満杯で空きは当分見込めそうにないようです。「これだけ流行っているならランステも新店舗を出せばいいのに」と思ってたところ、出ました「ランナーズステーション麹町店、2月1日オープン」。ランステの掲示板に「麹町店開店のためスタッフ募集」の案内があり、カウンターで確認してみると2月開店ということで案内図もいただきました。場所は地下鉄有楽町線の真上で日テレ通り沿いです。一番近い皇居のポイントは半蔵門で約500mでしょうか(参考地図はこちら)。この話を知り合いのランナーにすると「おっ、バンドゥーシュの商売敵になるな」などと言っておりました。おサル的には、バンドゥーシュの超混雑にはあそこの番台のおばちゃんも困ってたみたいだから、少し楽になっていいんじゃないかと思います。麹町店の場所ならおサルの勤め先から近くて歩いて行けます。使いやすくなって便利。帰りに炭やさんにも寄りやすそうです(女将さんよろしく)。ただ、気になるのはランステのHPなどで大々的にPRしていないこと。スタッフも明言してるし、案内図もあるし、2月のランステイベントの拠点にもなっているのでオープンは間違いないと思うのですが。まっ、快適な皇居ランを願うおサルとしては2月を楽しみにしています。
2009年01月20日
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物事にはなんでも初めの一歩がありますよね。おサルの「走る」についての一番古い記憶は小4の夏休みです。弟の運動不足を心配した姉(3歳上)が片道500m(つまり往復1キロ)のランニングに連れ出しました。しかしおサルは折り返し点(つまり500m地点)まで走るのがやっとで残りは姉におんぶされて家まで帰ってきました(これ本当の話)。時は流れて現在の話。昨年末に呑み仲間の会社の後輩O君(28歳)から「おサルさん(実際は本名で)、毎回、呑んだり、カラオケばっかりじゃ不健康だからランニング教えてくださいよ」ともちかけられました。おサルは二つ返事でOK。二人では寂しいので26歳でメタボ腹に悩んでいるM君も仲間に入れて3人で新年から「ランニング塾」なるものを開始することにしました。記念すべき第一回は先週9日でしたが、あいにくの雨のためスポーツジムのトレッドミルで各自のペースで走りました。でも、滅多に運動をしない二人にとっては久々に爽快な汗だったようです。参考までに二人の体型は、O君が身長180cm、体重約85キロ、M君が同164cm、同70キロオーバーです。そして昨日(15日)、O君とM君はついに皇居デビューの日を迎えました。走る前にランニングシューズを持っていないM君はまずシューズの購入です。水道橋の専門店ステップに行きました。M君は初めて見るランニングショップに目がまん丸! 初心者ということで底が厚めのジョギングシューズ(ブルックス、約5千円)を購入。「凄い、歩きやすいですね」とM君は興奮気味でした。ランステでO君と合流。ランステは商売繁盛でこの日もロッカー満杯でカゴ利用。来月から麹町にできるというからそれまでの辛抱です。「こんな所があるんだあ~」とO君、M君。ランステの設備とランナーの多さにびっくりしてたようです。ゆっくりジョグで竹橋に到着。皇居を走る人の多さに二人はまたまた驚き!入念に準備体操をしてスタートしました。キロ6分半ほどのスピードで坂をO君とおしゃべりしながら走ってたら、あれ、M君がいない。走り出してから1キロ付近でメタボなM君は100mほど遅れ、息もあえぎ、あえぎ。O君に先行させ、しばらくM君と並走。イギリス大使館前あたりから歩かせて半蔵門の公園で給水させました。かなり辛そうです。O君も気になるので、「ここ(半蔵門)から下りだから無理しないで走りなよ」とM君に言って、ダッシュでO君を追いかけました。警視庁前で追いつきました。こちらは無事な様子。しばらく並走し、桜田門の時計の下で給水。「ここが3キロだよ」と言うとO君「休ませてください」とベンチに座りこみました。結構きてたみたいです。M君が心配なので「体が冷える前に走り出しなよ」と言い残してM君を探しに逆走しました。警視庁の手前でちゃんと「走っている」M君を発見。「大丈夫?」と聞くと、「(ゼェ)大丈夫です(ゼェ、ゼェ)少しましになりました(ゼェ、ゼェ)」と苦しそうな呼吸で返事してくれました。彼も桜田門の時計の下で給水。「(ゴールの)毎日新聞社は近いですか?」としんどそうな顔で聞くM君にあと2キロあるとはとても言えず、「そこの内堀通りにでたらすぐだよ」と言い残し、O君の様子を見にダッシュしました。さすがに行ったり来たりのダッシュの連続でおサルの足も萎えてました。竹橋に向かって走るもO君はなかなか見つかりません。とうとう竹橋到着。橋の下のベンチで座り込んでたO君を発見。呼吸が戻っておらず、到着したばかりの様子。1周35分くらいだったようです。さて残りはメタボM君。竹橋から逆走すること700m、歩いてるかと思いきやちゃんと走ってました!! 「よ~し、あと少しでゴールだ」と励ましながら並走すると、おサルのペースが速かったのか、彼の呼吸はますます辛そうになってきます。足取りもふらついてる。おサルは谷川ハーフのラストでつぶれた自分を思い出しました。きついかもしれないけど残りわずかだから走ってゴールさせてあげたい、そう思って、残り400mなのに「あと200m切ったよ」とか200m以上あるのに「あと100mないよ」と励ましました。でも思うに息も絶え絶え(?)のM君には残りの距離なんて関係なかったかもしれません。そして感動(?)のゴール タイムは43分でした。ゴール後、M君は近くのベンチに座り込んで放心状態でしたが、ほどなく復活し、3人そろって無事ランステに戻りました。1周35分と43分。これが20代二人の記念すべき皇居デビューとなりました。この日の走りが二人の今後のランニング人生の大いなる初めの一歩であることを願います。
2009年01月16日
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書きたくないけど、自分のためにも書かねばならぬ。ずばり谷川ハーフの結果は、1時間42分1秒(手元計時)でした。自己ワースト更新です。去年のつくばの中間点タイムの方がよかった。原因究明のため、当日の流れを追います。起床:5時半。布団のうえでストレッチ(なぜ遠くのレースでもないのにこんなに早起きしたかというと、目覚めてから体が本当に動きだすまで5時間かかるということを聞いていたのでとりあえずスタートの4時間半前に起きました。)その後、6時過ぎに近所の公園で2キロジョグ、ラジオ体操。戻って、7時から朝食。食パン3枚、ハムつき、バナナ2本、牛乳(充分な朝食と思ったのだが)。8時に家を出て荒川河川敷を自転車で会場に向かう。所要時間36分。谷川真理さん。全くこの人は実業家ですね。仲間と合流し9時過ぎからアップ。4キロジョグ、体操、ストレッチ、流し5本。10時10分スタート。おサルはチョンマゲンロー氏と下流組。風はあるものの、日差しは強く、ランシャツ、ランパンでもあまり寒くない。スタート風景。でもこれは上流組。でも上流と下流に分かれたおかげでスムーズにスタート。~5キロ 20分39秒最初の1キロが混雑もあって4分15秒。最初の5キロは20分台でいきたいのでやや飛ばす。おかげでラップは20分台。しかし、ちときつい。~10キロ 41分44秒(21分05秒)この辺のコースはいつも走っているところなので土地勘、距離感あり安心して走れるところ。しかし、1時間半切りを意識してあせり気味。混雑をぬけてきた5キロ19分ペースの連中に抜かれさらにあせる。ラップはやや落ちる。地元近くの西新井橋で素浪人さんの応援を受ける。~15キロ 1時間03分41秒(21分56秒)千住新橋の先で折り返すと予想通り向かい風に。だが体が止まるほどではなかった。それなのに失速気味。やはりオーバーペースか。~20キロ 1時間34分4秒(30分22秒)15キロ地点過ぎたところでチョンマゲンロー氏に抜かれる。かなり辛かったが視界の中にあるようについていこうと頑張る。が、残り4キロくらいで異変。手足に力が入らなくなり。ひどい空腹感に襲われる。「こっこれは」何度もフルで味わった「ハンガーノック現象」。なんで? と思いながらも前進を試みるが、残り2.5キロの坂ではほとんど歩いてる状態に。残り2キロ過ぎて意識が遠くなりそうになる。「悪くともラップは25分台」と思ってたらなんと30分。ショック。~ゴール 1時間42分1秒(7分57秒)会場が見えてきたら変に安心したのかゆるゆるジョグで進む。たどりついて電光掲示板を見てびっくり「1時間41分台」。30分台後半でなんとかなると思ってたのに。「やれやれ、やっとゴールだ。タイムは何分かな?」「あっちゃ~、1時間42分! やっちまったよ」「てやんでぇ、ワーストだぜ。今夜の打ち上げでやけ酒だい!」ゴール後当然、仲間はゴールして着替えも済んでました。「どうした?」と聞かれ、「ハンガーノックになった」と答えたら、うどんを買ってきてくれました。ハーフでハンガーノックなんて珍しいと思われながらも、疲労困憊したおサルの姿を見て仲間も納得した模様。うどんのあとに赤飯とみたらし団子を食って帰りました。帰りの自転車が辛かったのは言うまでもありません。大失速・ハンガーノックの原因について上記のように朝起きてからレースまで特に問題はないように思えます。朝食ちゃんと食べたし、レース中も給水しっかりとったし。前夜もお酒は1合にとどめ11時に就寝しました。で、考えられることは前日の走りすぎ。大会前日の土曜日に、朝、仲間と河川敷をゆっくり15キロジョグし、さらに午後皇居を3周、アベレージ21分40秒で走りました。走り込み量を減らしたくなかったのとフルマラソンでないから大丈夫と思ったのでやったのですが、やはり無理があったのでしょうか。あとはオーバーペースですかね。今のおサルの走力では1時間半切りのペースはまだ無理なんでしょうか。次回のレースは25日の館山若潮マラソン(フル)です。今度はハンガーノック起こさないように気をつけます。それにしてもこんな調子ではサブスリーなんて夢のまた夢ですね。
2009年01月13日
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地蔵ネタの次は映画(DVD)ネタです(ランに関してはジョグノートをご覧ください)。年末に映画館で見た映画はジョン・ウー監督の「レッドクリフ」でした。感動ものではなかったですが、三国志演義の世界が痛快なアクションで描かれていてそれなりに面白かったです。でも三国志を知らない人は分からないかも?年末年始に見たDVDは姪っ子、甥っ子の好みに引っ張られました。「西の魔女が死んだ」(これは母親用に買いました)「巨人の星 (TV版最終話)」(甥っ子が巨人の星ファンなので)「犬夜叉~紅蓮の蓬莱島」(これも姪っ子、甥っ子の趣味)「カスピアン王子の角笛~ナルニア国物語2」(上に同じ、寝てたので内容わかりません)子供向け映画に食傷気味になったので東京に帰ってから見たのがこれ、 昨年公開された「クライマーズハイ」。原作読んだ人やNHKのドラマを見た人も多いと思いますが、おサルは「日航ジャンボ機墜落に絡む地方新聞の話」という知識だけで見ました。そしたら.........面白い!!新聞社が事件を追い、記者が記事を送り、デスクが選び、整理部が紙面を組み、編集局長ほか上司がイチャモンをつけ、編集と販売、広告が喧嘩をする。新聞社の赤裸々な姿がテンポよく描かれていて一気に見ました。こう見えてもおサルは業界新聞社(金融)に勤めておりまして、かつては整理部(記事に見出しをつけ紙面レイアウトする。デスクと共同作業するところ)にいたんです。だから映画の中の新聞作りの場面がよくわかって面白かった。でも、ふと疑問??? 映画を見た人はあの専門用語分かったのだろうか?たとえば、「新しいリンテンが故障したから.......」「コウハン時間が早まったってなぜ教えてくれなかったんだ」「ハンゴの広告がいくらするか分かってんのか」このほかにもいっぱい出てきますが、映画の中ではこれらの専門用語の解説は一切入りません(入れてたらあのテンポ感がなくなりますからね)。でも重要な場面で出てくるから分からないと面白さが半減すると思うんですが。ちなみにこれらの言葉の意味は、「リンテン」→「輪転機」 新聞の印刷機械です。刷版をまく胴体がローラー状で印刷時は丸い輪が回転しているところからこういう名前になりました。「コウハン時間」→「降版時間」 紙面がゲラ(校正紙)でOKになったら印刷するための銅板(刷版・さっぱん)にしなくてはなりません。このことを「版を降ろす」と言います。縮めて「降版」、締め切り時間とも言えます。「ハンゴの広告」→「半五の広告」 新聞は1行の高さを1段と呼び、1ページは15段で構成されています。見出しや広告の大きさを表現するとき「何段の見出し(広告)」と言います。1ページの横幅を全部使って高さが5段の広告を「全五」と呼び、その半分を「半五」と言います。新聞社によって広告の値段は違いますが、地方紙だと半五から全五は百万円単位でしょう。映画の中で主人公の全権デスク(堤真一)が、記事を入れるために半五の広告を勝手にはずしたり、特ダネを入れるために発送用のトラックのカギを隠す場面がありますが、はっきりいって信じられない!!業界紙は広告が命なので勝手に広告はずしたら、即クビです。発送用のトラックのカギを隠すなんてどこの新聞社でも懲戒ものでしょう。とはいえ、堤真一演ずるデスクかっこいいですね。「そんな紙面、恥ずかしくて作れるか」ってどなってお詫び広告を独断ではずしたりなんかして。あんなこと一回やってみたい、いや言うだけでもいい(やったらクビだから)。おサルの所属する新聞社でも一昔前は、締め切り時間(降版時間)はどなりあってましたよ。今はすっかりおとなしいですが。「クライマーズハイ」、原作読みたいですね。ん? 原作もドラマも映画も見てない、知らない人には興味のないネタになってしまいましたね。まあ一回見るなり、読むなりしてください。ランニングは今度の日曜が新年初レース、「谷川ハーフ」です。がんばります。
2009年01月08日
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2009年の初ブログネタはマラソンではなく、おサルが実家に帰ったときの初詣風景です。田舎の写真シリーズをごらんください。この神社は邪馬台国の畿内説によると卑弥呼に関係する古い神社です。そんな古い神社の山門にプロペラが。戦時中はパイロットの戦勝祈願の場所だったそうです。地元の人たちがのどかにお参り。写真右の子供たちはおサルの姪と甥です。次のお寺に向かう途中、干支の牛さんに会いました。こんな田舎です。奈良県の中でも無名なこの寺も初詣のPRに熱心です。なかなか立派な本堂。実は紫陽花の時期はちょっと人気があるんです。ちょっと怖そう。このお寺を開いた偉い上人さまです。ここからお地蔵さん特集。ホームの味噌なめ地蔵もこのお寺にあります。お地蔵さんの膝の上に缶コーヒー?バチあたりというかのどかというか。ミニ地蔵?とにかく境内はお地蔵さんであふれています。立派なお地蔵さん。種類も豊富なんです。お寺の帰り道。本来お地蔵さんは道の境界線に置かれていたものなんです。道端のお地蔵さんにもお供え物がしてありました。立派な祠(ほこら)です。こんなのも道端にあるんです。以上の神社やお寺やお地蔵さんのある周囲はこんな風景です。おサルはこんな所で走って育ちました。でも電気や水道は通ってますから。本当はもっとひらけているところもあるんですが、この風景がいいかなと。今年もこんな調子でやります。よろしく
2009年01月05日
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今年も残すところあとわずかとなりました。おサルも今日が仕事納めです(昼休みを使って書いております)。2008年のランニングライフを振り返ってみると、07年が良すぎたせいで1月の館山若潮マラソンからこけてしまいました(07年3時間01分→08年3時間29分、記録が急降下)。ブログを読み返すと、年明けから風邪気味でろくに走っていませんでした。2月に月間400キロなんてやりましたけど、成果なし。3月末ごろから、体調不良のせいで両足がむくむという症状が出始め、ほぼ一年を通してこれに悩まされました。ゴールデンウィークに憧れの萩往還(140キロ)に参加したものの、足のむくみはシューズのひも穴を一つゆるめなくてはならないほどひどく、だましだまし走ったものの20時間オーバーという不満足な結果でした。この後、雁坂140キロの招待選手という話があり、なんとか9月までに復調せねばと、阿蘇スーパーカルデラ100キロや所沢航空公園8時間耐久に挑戦しましたが結果ははかばかしくなく、夏に参戦した大会はことごとく自己ワースト記録でした。そして9月。雁坂に挑戦しましたが、せめて6位入賞とあせったせいか、後半大幅にペースダウン。久保交差点エイドからゴールまでが長かった。でも完走できてうれしかったです。雁坂が終わって気が抜けたせいか、9月後半から11月上旬は「走りたくない病(やまい)」となりました。この期間が良い休養となったのか足のむくみが治まり、同じ時期にK君の初マラソン調整のお手伝いをしてモチベーションも高まり、走られるようになってきました。さて、来年ですが、大会では川の道後半戦(255キロ?)にチャレンジしたいと思っています(萩はやっぱり遠いので再来年以降に)。あとはフルマラソンですが、サブスリーに挑戦します。これはかなりハードルの高い挑戦ですが、これぐらいブチ上げないとモチベーションも高まってこないのであえて宣言しました。この挑戦のためには、走り込み量も必要ですが、5キロ、10キロの基礎スピードアップが重要と考えています。そのための練習会に1月から参加の予定です。後は体調管理ですね。歳が歳なんで「走りと呑みはセットだ」なんて言ってたらたちまち走られなくなりますから。でもこれが一番難しそう。とにかく有言実行でがんばります。ランナーのみなさんもいろいろ抱負があると思いますが、来年も一緒にがんばりましょう
2008年12月29日
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忘年会も一通り終わって、クリスマスも過ぎてあとはお正月ですね。今日(26日)で仕事納めの人も多いでしょう。おサルは29日までもうひとふんばりです。ところで先週まで調子よく走っていたのですが、宮沢湖の伴走の日あたりから左足太腿裏が痛みだしました。加えてこの連休は忘年会だらけで、不摂生だったせいか、咳が止まらなくなりました。そんなこんなで今週走っておりません。ジョグノートも止まったままです。週半ばからあきらめて「クリスマス休暇」と決め込んで、年賀状書きなどしておりました。おかげさまで足、咳ともに快方に向かっており、この週末から復帰できそうです。おサルは年末、実家の日光(違う!)いえ高崎山(ちゃう、ちゃう)ではない日本のどこかへ旅立ちます。あと年内一回くらいブログ更新できるかな?昨年ができすぎの年だったので、今年はもろにその反動がきて結構、散々な年でしたね。来年は納得できるレースを増やしたいな。それにはビールの量減らして走る量を増やさないとだめですね。
2008年12月26日
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21日の日曜日に埼玉県飯能市で開催された「第4回チャレンジドクロスカントリーin彩の国宮沢湖」に参加してきました。この大会はスポーツエイド・ジャパン(SAJ)が主催する「名栗湖~棒ノ嶺ピークハントマラソン」「奥武蔵高原スーパークロスカントリー」に続くトレイルランシリーズの最終戦です。おサルは前2戦に続き今大会もボランティア参加です。今回は養護学校の生徒さんの伴走です。この宮沢湖大会は、2.5キロ、5キロ、12.5キロの3部門あり、それぞれ宮沢湖の周囲を回るクロスカントリーレースです。さらにこの大会は養護学校の生徒さんの参加を受け入れており、おサルはその生徒さんの安全を守る伴走役を務めました。飯能駅からバスで宮沢湖に着いたのは朝7時20分ごろ。早朝の寒さはあったものの天気はピーカンです。既にコース上には矢印がつけられており、大会本部のテントも準備万端です。おサルも細かな準備を手伝いつつ、参加選手が集まりだすと、受付係にはや代わりです。これがまだ新米ボランティアはなかなか慣れないんです。受付に来ている選手が少ないと余裕なんですが、少し列が長くなるともうパニック。「○○○番で(Tシャツの)サイズはM」という言葉が飛び交いだすと、あわてふたいめいてもう大変。そんなこんなしていると、伴走を努めさせていただくリョータくん(20歳くらい)とご両親を紹介されました。昨年もこの大会に参加されていて10キロ部門で1時間くらいのタイムだったそうです。「一緒にがんばろう」と握手を交わしました。10時から2.5キロ、5キロと各部門が次々にスタートしていきます。そして10時30分におサルとリョータくんの参加する12.5キロ部門がスタートしました。ちなみに楽天ブロガーでは、素浪人さん、あきやまひろみさん、のまダッシュさん、チョコママさんが参加していました。簡単にコースを紹介しますと、2.5と5キロは湖の周りを回るフラットコースですが、12.5キロは湖の背後にある小高い丘陵地帯を行きます。そこが急な登りと下りを幾度も繰り返す、なかなかあなどれないコースなんです。2周回するのですが、後半の急な登りでは歩き出す人も少なくありません。レースの話に戻りましょう。ご両親から聞いていたのですが、リョータくんはスタート直後は先頭について猛ダッシュするくせがあると。聞いていたとはいえ、100m15から16秒かと思われる猛ダッシュにおサルは必死についていくだけ。300m走ってようやく並走できた頃にはおサルの心臓は張り裂けんばかりでした。さすがにリョータくんもペースダウンして安定走行に変わります。宮沢湖を半周していよいよトレイルコースに入ります。昨年もこのボランティア伴走させてもらっていたので、幾分かのコツをつかんだつもりです。伴走相手の選手を盛り上げる、常に「調子いいよ」と「それでいいよ」「歩いていいよ」と安心してもらうことを心がけています。先頭集団にいたのでどんどん抜かされていきますが、大事なのはリョータくんの安全と完走できるペースの維持です。コース中には他の大人の選手も腰がひける急で危険な下りも出てきます。リョータくんもちょっと下りは苦手なようでした。そういう時は先行してころばないか見ながら「リョータくん、気をつけようね」と声をかけました。途中には平坦で走りやすいところもあります。そこでは彼もスピードに乗って軽快に走ります。そういう時「よし、がんばろう!」と声をかけると「うん」という返事が返ってきます。なにか心が通じたようでいい気持ちになります。トレイルコース2周目に入ると、序盤のハイペースのせいかリョータくんにも疲労が目立ってきました。急なのぼりも歩くことが多くなったのです。そんな時は「歩いていいよ」と笑ってあげると安心した表情を見せてくれます。その代わりに坂のピークにかかるとまた元気よく走りだしてくれます。トレイルコースが終わって、残り2キロの平坦コース。リョータくん、疲れが少々見えますが。彼の平坦コースの走りはいいのでここは引っ張り気味に走りました。「あともうちょっとだから頑張ろう!」。最後のエイドではボランティアのコーチさんからも声援を受けました。さあラスト300m、スピードに乗せます。トレイルコースで疲労しているはずなのに、おサルの上げるペースに無心についてきます。そしてゴール。タイムは1時間23分台、立派です。ゴールすると待ち構えていたご両親に迎えられました。結果に非常に満足されたようで何度もお礼の言葉をいただきました。リョータくん、さすがに疲れたようで座りこんでましたが、いい表情で握手をしてくれました。リョータくんを見ていると無心の頑張りということを考えさせられます。自分のことを振り返ると、レース途中できつい思いをすると心が折れて、ラストで力が残っているのに手を抜いた走りをしてしまうことがよくあると思います。また、自分ではがんばっているつもりでも無意識に力をセーブしてゴール後余力が残っていることもあります。リョータくんたちのように、走っているときは走ることに集中し妥協なく力を出し切る、これは理想の走りにも思えますね。なかなか難しい境地ですが。来年もこの伴走ボランティアをしたいと思っています。余談ですが、レース後、この大会恒例の餅つき大会が行われ年越しそば(うどん)がふるまわれました。参加選手やそのご家族も楽しんでもらえたんですが、みなさんが帰られたあと、大会スタッフでさらに食べたんですが、餅が次から次にでてきて「あ~餅はもう食べられない」、今度は「冷た~い、ビールが怖い」。お粗末様でした。
2008年12月22日
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日曜日に「みたけ山山岳マラソン(15キロ)」に参加してきました。今年の最終レースでしたが、天気は見事にでした。<八甲田山は死の山だった.....じゃない東京のみたけ山です。でも凄い><以下、写真のご提供は「ハリマネスポーツ」さんです>一緒にエントリーしていた地元の友人は悪天候に負けてDNS(聞くところによるとエントリー1071人中約370人がDNSだそうです)。気を取り直して早朝、家をでたものの、前日の忘年会ではしゃぎすぎた影響で、まず予定の電車に乗り遅れ。まだ間に合うと、西武新宿線に乗ったものの乗り換え駅を寝過ごして万事休す。御嶽駅に着いたのが9時。これから行っても荷揚げの車はいないだろうと、着替えを駅前のコインロッカーに突っ込んで、レーススタイルで着のみ着のままでバスに乗って会場へ。スタート15分前に着いてあわただしく受付を済ませ、スタートラインへ。バッタリ会ったリキさんから「山頂は雪ですよ!」と聞かされ、さらにショック!!スタート地点は雨なのに。9時半、太鼓の音でスタート。緑ゼッケンは第一ウェーブということで前回より前の位置で出発。渋滞が少ないせいで急坂の林道も調子よく登れました。山の上に出るといきなり雪景色。ケーブルカー駅横で「おサルさん、がんばって」とハリマネさんから温かい応援。こういう時の応援は心にしみます。<ケーブルカー駅前を通過するおサル。序盤だから元気です>ケーブルカー駅前を通過してトレイルへ。本格的に雪道になります。路面はすべりますが渋滞がないので軽快に飛ばしました。割と調子いいと思ってたら前方を走ってた選手がいきなり止まってキョロキョロ。???その人曰く「道間違えた!!」。ゲッ、まじ??どうやらロックガーデンへまっすぐ向かうところを間違えて曲がって400mくらい来てしまったようです。後続で影響受けた人およそ20~30人。みんなでワイワイ言っているうちに5~7分はタイムロスしたようです(もっとかも)。正しいコースに戻ったものの、後続集団と一緒になり渋滞気味に。ここからは雪のレースを楽しむモードに。コースが山奥へ入ると岩の上を走ったりしますが、雪景色のせいか秘境探検のようです。寒いと思われるでしょうが、びしょぬれになるような雪でなかったので走っている最中はちょうど良かったです。最後の激坂下り。トレランシューズにせず、アシックスのジョギングシューズにしたせいか滑りまくり。飛び降り走法ができません。<ゴール前の石段。こりゃ歩いとるわな。雪の量も凄い>激坂を終わって最後の林道。ハセツネと同じコースと思いつつ、通過。ゴール前の石段登ってたら、ハリマネさんとペターさんの声援を受けました。が、上の写真のとおり、情けない姿に。本人はそんなにバテテいるつもりはなかったのですが。この姿では...........<ゴール後、ペターさんと。彼は1時間22分。速い!!>なんとか、ゴール。結果1時間38分36秒、122位(完走者608人)。前回より大幅に悪かったのですが、遅刻やらコースミスやらで文句の言える立場じゃありません。反省です。最終戦だけに今年を総括したような結果でした。逆に写真を改めてみると、こんな雪の中でアドベンチャーしてたんだと、いい経験したと思ってます。ハリマネさん、写真感謝です。来年改めて挑戦したいですね。余談ですが、遅刻したため着替え一式をふもとのコインロッカーに置いてきたため下山するまで雪で濡れたウェアで凍えてました。地元に帰って、夕方からDNSした友人とタラチリ、熱燗で打ち上げました。冬はあったかいものに限ります。
2008年12月16日
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再び皇居ネタです。某ひろみ嬢が「皇居の夜景はきれいだった」とおっしゃるので、ジョグがてら夜景を撮りに行きました。行った日は水曜日。以前銭湯で「水曜と金曜は混む」といわれてましたが、ランステはこれまでそこそこゆとりがあったので大丈夫と思ってました。<ランステも大賑わいです>ランステ19時着。「ロッカーが満杯なのでカゴでお願いします」。ガーン! ついにランステもバンドーシュ状態か! 貴重品はカウンターで預かってくれるというのでカゴをもって更衣室へ。さすがにバンドーシュのように更衣室がすし詰め、カゴは重ね積みという状況ではなく、荷物を入れたカゴはロッカーの上に置くことができました。いざ、皇居はどれだけ混んでるか。まっ、予想通りというか、一周五キロにランナーの列が連なっている状態でした。<竹橋にはランナーの人だかりが>夜景撮影が目的だから混雑は関係ないやと、ジョグペースで走りだしました。半蔵門、桜田門で立ち止まりつつ携帯で撮影。横をとぎれなくランナーが駆け抜けていきます。<半蔵門から桜田門方面をのぞむ。本当はもっと綺麗なんですが><桜田門から内堀通りをのぞむ。次回はデジカメにします> 一周目こそキロ5分以上でしたが、結構、びゅんびゅん飛ばす人もいて、おサルのペースも上がり気味です。途中のラップを見ると、一周21分台ペースに。ありゃ、やってしまった。しかし、ペースを落とす気にもなれない。携帯を握りしめたまま飛ばしました。結局3周のうち2周目と3周目は21分台でした。自分で決めた練習内容、ペース設定が守れないのは、おサル的には非常によくないと思ってるんです。なぜなら大会本番で雰囲気に呑まれてオーバーペースになって後半自滅になる癖をつけているようなものだからです。といっても、ペースを落とすと後ろについていた人が前に出て、またそのペースがうまい具合についていけそうに思えて、引っ張られているうちにあれよあれよとペースはうなぎ昇り。ゆっくりジョグするなら逆走でもするしかなさそうです。でも逆走してる人は結構速いペースだったりするし。<竹橋から毎日新聞。雰囲気だけ理解してください>走り終えたのが8時半過ぎ。竹橋近くのトイレ前でダウンの体操していると、チームランやランニング講習会を終えた人が集まってきて夜というのに大賑わいです。6つしかないランステのシャワーを気にしながら戻ると、ラッキー一個空いてた! すぐにシャワーに飛び込みました。後の人のことを考え(えらい!)、早めに出ると、シャワー室の前には行列が。おサルの経験ではランステでここまで混んでたことはなかったですね。着替えて、ロビー(?)で缶ビールを呑んでる(シャワーあがりのビアは欠かしません)おサルの横を、皇居から戻ってくる人、着替えて出てくる人がひっきりなしに通っていきます。まさにランニングブーム花盛りです。東京マラソンの開催される3月へ向けてさらに盛り上がっていくんでしょう。でも、おサル個人としては平日夜の練習場所を再考しなくてはなりません。皇居周回の混雑はまだしも、着替え場所が大変なんです。帰宅ランでも始めましょうかねえ。
2008年12月12日
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つくばの後、休養モードでしたが、6日土曜は朝ジョグ、午後皇居ランの2部練でトータル34キロ走りました。朝ジョグは、最近土曜の恒例行事です。近所に住んでいるトライアスロン、マラソンの先輩お二人と荒川の河川敷を10~15キロ走ります。6日は、朝5時半に集合。河川敷に着いたときはまだ暗かったですが、徐々に空は茜色になり、6時半ごろには真っ赤な朝日がビルの間から顔を出しました。朝日は下流側にでますが、ちょうどその頃上流方向を見ると、朝日を浴びた富士山が見えてとても綺麗でした。この日は14キロ走りました。普通ならこれで一日分の走り込みは終わる所ですが、この日は珍しく走る意欲満々で、皇居に行きました。当初は3周15キロジョグの予定でしたが、ランステで着替えているうちに4周いってしまおうと考えが変わりました。この段階ではペースは23分台設定。皇居の竹橋に14時20分ごろ着。駅伝大会をやっているようで、襷をかけたランナーが何人も通り過ぎていきます。どうやら参加者も多そう。早めのジョグだから少し混雑しててもいいや、と思いつつ、竹橋の2キロ表示板を起点にスタート。坂の途中首都高の料金所横に駅伝の中継所があり一層混雑してました。桜田門の広場は人ごみでぎっしり。駅伝参加者はあまり早くないので抜いていきました。そして1周目5キロのラップ、「少し速かったから23分切ったかな」と時計をみると、「21分46秒」。ゲッ!! つくば前はもがいても22分前半しか周回走ではだせなかったのに、全然楽に21分台がでてしまった。こうなると予定のペースを変更して21分台でいけるところまでいくことにしました。2週目は21分35秒。「4周とも21分台キープできそう。でも混んでるしなあ」と弱気になりつつも、駅伝の速い人にくっついて3周目も21分45秒とペースを維持。4周目、ペース維持がしんどいですが、駅伝が終わったようでコースは空き始めました。唯一混んでいた桜田門を通過しラスト2キロ。もがけどもペースが落ちていることははっきり分かります。しかし、こういう時、おサルは妙に意地っ張りになります。ラスト300mくらいからスパート(?)をかけました。4周目は21分50秒と4周回の中でワーストラップでしたが、21分台を死守しました。トータル4周20キロを1時間26分57秒、アベ21分44秒でした。体の状態はというと、走り終わってすぐ座りこみしばらく呼吸の乱れが治りませんでした。つまりヘロヘロだったということです。皇居の20キロを練習で1時間半切ったのは久しぶりだったので走りきった気分になりました。流しとダウンを終えるとビルの間は朝見た茜空と同じ夕焼けになっていました。1日の走行距離(34キロ)も20キロのタイムも大げさに騒ぐほどの物ではありませんが、「走りたくない病」とわめいていた割に、いつの間にかこんな風に走られるようになったのが不思議です。K君と一緒に練習してつくばマラソンを走ったのが、いい刺激になったのでしょうか。調子に乗って来年の4月分までエントリーしてしまいました(ブログトップ参照)。「走りたくない病」が「走りたくてしょうがない病」に変わることを祈るばかりです。
2008年12月08日
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昨日はつくばマラソンに参加してきました。9月の雁坂以来、2ヶ月ぶりの大会参加です。その間「はしりたくない病」だとか言って1ヶ月くらい練習さぼってたので、今回は練習のつもりでした。というよりも、今回は大事な使命がおサルにあったのです。知人の弟さんK君の初フルマラソンのサポート役に任ぜられたのです。K君は23歳(若い~)。おサルの初フルは24年前なのでその一年後に生まれた若者です。さらに彼は甲子園にも出場した野球選手で体の完成度もばっちりです。K君の初フル挑戦への相談を受けて、二度皇居で練習しましたが、3~4周走ってラスト一周をフリーにするとおサルはあっさり置いていかれました。野球で鍛えた足腰は素晴らしいのでスピードも申し分ないのですが、つくばまで時間がなかったので彼は20キロ走までしか経験しませんでした(その代わり毎朝5~10キロ走ってたそうです)。初フルでは30~35キロで何が起こるかわかりません。3時間15分以上狙える走力がありそうなのですが、とりあえずターゲットタイムを3時間20分から29分にして5キロあたり24分ちょうどの楽なペースで入れるようにしました。いよいよつくば当日、天気は快晴。研究学園駅に降りたとき、あまりの人の多さにK君もおサルもびっくりしました。ここでチョンマゲンローさんと合流し会場に向かいました。会場について、K君にゼッケン受付、ゼッケンのシャツへのつけ方、チップのシューズへの装着方法、給水の時の注意を教えました。荷物預けはおサルの荷物と一緒にして、彼はトイレに並んだのですがその人の多さにまたびっくりしてました。トイレの混雑のため少々遅れましたが、なんとか10分前にはスタート位置につけました。K君やや緊張気味でした。レース経験のないK君のために初めはおサルがペースメーカーとなって5キロ24分のペースで走り、30キロ過ぎて余裕があればK君の自由に走っていいということでスタートしました。〔スタート~5キロ 25分台〕号砲が鳴ってからスタートラインまで約2分のロスタイム。それからが大変でした。5キロ24分の安定ペースで走ろうとおもっても、すぐ前がつまったり、かと思うと横を猛スピードで抜かしていく人がいたりとペースメーカーおサルについているK君も大変そうでした。結局5キロのラップは予定より遅い25分台でした。〔~10キロ 23分50秒くらい〕筑波大学から出ても混雑は変わりません。前がつまるのでどんどん抜かしていくと「ちょっとペースオーバーかな」と思ったら、いきなり23分台に上がってしまいました。勝手なコース取りをするおサルに体育会系のK君はまじめについてきてくれました。〔~15キロ 23分38秒〕15キロ付近になるとようやく順調に流れ始めました。ここまでにおサルの所属する武蔵ウルトラマラソンクラブの面々と会い、「○○さん、こんにちは、がんばりましょう」と挨拶をかわしました。ラップは23分台で予定より早いペースですが、K君は余裕の状態なので「3時間20分切りを狙おう」とおサルは秘かに思いました。〔~20キロ 23分26秒〕折り返し地点に向かう田園風景のなか、K君はエイドで初めてと思えないくらい上手にコップを取っていきます。20キロ付近のエイドではおサルの指示どおりアンパンやバナナを補給しました。全く順調です。「20分切りいけるぞ~」とおサルはわくわくしてきました。〔~25キロ 22分54秒〕折り返しておサルが「あとはゴールへ帰るだけ」というと、K君は「はい」とうなずきました。レースの雰囲気にかなりテンションがあがっているようです。この辺ではSAJのYさんや○田隊長にお会いしました。おサルも調子に乗ってたのか、この区間は22分台に突入。「ええい、行ってしまえ」とおサル。〔~30キロ 22分42秒〕25キロを過ぎると、K君いきなりスピードアップ、彼のATペースは21分台くらいなので、これまでのスローペースに我慢できなくなったようです。おサルは「このペースではおサルがついていけないよ~」と必死になりました。〔~35キロ 23分2秒〕この区間になると並走よりK君がおサルの前に出ることが多くなってきました。ペースメーカー失格です。ゴールまで10キロを切るとK君はひたすらスピードを上げようとします。ついていくのに必死なおサル。暑くて頭から水をかぶり始めました。〔~40キロ 23分39秒〕36キロのエイド地点。とうとうK君からおサルは離れ始めました。ペースメーカーお役ごめんです。「あ~、初フルの若者においてかれるようになったか」とがっくりおサル。でも離れていくK君の姿をみて3時間20分切りを確信しました。〔~ゴール 10分19秒〕既に視界にK君の姿はありませんが、おサルもバテているわけではないので必死に体にムチを入れます。結構前の人を抜けるのでペースはまあまあです。残り2キロで「おサルさん!」の声。誰かと振り向くとなんとSAJのT山さん、今日はSAJと武蔵ウルトラのオールスターキャストだったのです。「ブログコメントありがとうございます」と答え、おサルもラストスパート(?)に入ります。ゴールのトラックでも手を抜かず前の人を抜かしながらゴール。電光掲示板は「3時間20分台」。K君はどうだったのか? ゴール地点から給水所へ移動し始めたとき、「おサルさん(本当は本名で)お疲れ様でした」とK君。40キロ手前から失速したようで思ったより離れてなかったようです。「初フル完走おめでとう」とがっちり握手を交わしました。〔アフター〕記録証をもらい正式結果を確認しました。K君 3時間20分13秒(ネット3時間18分32秒)おサル 3時間20分38秒(ネット3時間18分57秒)K君、グロスでは惜しくも20分切りはなりませんでしたが、ネットでは18分台の好記録で初フルを終えました。ゴールしても「楽しかったです」と笑顔で元気なK君。もっといいタイムが狙えたのにペースメーカーが遅かったから惜しいことをしたなあと反省のおサル。K君がサブスリーを達成する日もそう遠くないでしょう。帰りの電車では疲れが出たのかK君も熟睡でした。地元に帰り、他の仲間も合流して打ち上げ、K君の初フル完走をお祝いしました。レースよりアフターレースのコーチになってしまいました。おサルも一人だと3時間半ぎりで終わってたかもしれませんが、K君に刺激を受けて久々のフルを走り切れました。これからK君の練習相手となれるよう、来年はレベルアップを図っていきたいです。
2008年12月01日
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前回に引き続き「ボランティアに参加しよう(2)」~大会当日編です。その前に、前回の日記に書き込みいただき感謝です。その中で「おサルさんは大変立派なことをされている・・・・・」旨のコメントをもらいました。大変ありがたいのですが、おサルは一ボランティアとして大会のほんの一部をお手伝いしたにすぎません。ただ、T山さんら大会事務局の方の尽力と大会運営の裏方を知っていただければと日記を書いた次第です。それでは本編です。〔11月9日(日) 奥武蔵高原スーパークロスカントリー大会当日 天気曇り〕起床、4時半です。洗顔し荷物を車に積み込み、朝暗いうちから事務所を出発です。大会会場の正丸駅には6時過ぎに到着。スポーツエイドジャパン(SAJ)の役員の方も集まっていました。朝食は途中のコンビニで購入したおにぎりを現地で食べました。6時半ごろから、会場の設営です。昨日仮組みしたテントを建てて選手受付と荷物預かり所を作ります。また、簡易テントで男女更衣室を作りました。駅前のコース上にSAJのノボリ立て、スタート地点への矢印も設置しました。会場設営がひと段落した7時過ぎには一番乗りの選手が受付にやってきました(早い)。その前に集まった事務局スタッフとボランティアで簡単な打ち合わせをしました。各エイドへの出発は8時10分なのでそれまで選手受付のお手伝いです。選手の経験しかなければ、受付でゼッケン渡すくらい簡単だろうと想い勝ちですが、これが選手が殺到してくると大変なんです。選手からハガキをもらってゼッケン番号とTシャツサイズを後方に伝えます。後方のスタッフは指示通りのTシャツを出し、番号どおりの封筒を受付へ渡します。忙しくなるとこれが受付者が2~3人なり、「○○○番、M」「×××番、L」と矢継ぎ早に言われると後方スタッフは何番がMでLは何番か分からなくなったりするんですね。ランナーのみなさん、一度体験されると自分が大会参加するとき受付でいらつかなくなりますよ。8時過ぎに女子短大生ボランティア(強調!!)と受付を交代し、いざ伊豆が岳へ向かいます。エイドメンバーは、○田隊長、S山夫妻、初ボランティアの若者ランナー二人、におサルです。○田隊長は移動スタッフなので伊豆が岳副責任者をおサルが拝命しました。オレンジのスタッフベストが誇らしげです。正丸峠まで車で移動。正丸峠から伊豆が岳までの山道を徒歩で移動します(約20~30分)。それぞれコップやテーブルなどを荷揚げします。おサルは水10リットルを担ぎましたが、昨日のコーラ20キロに比べたら楽でした。伊豆が岳に9時ごろ到着。スタートは9時半で伊豆が岳エイドをトップが通過する予想時刻は10時。それまで準備します。昨日荷揚げしたコーラ、スポーツドリンクを出し、テープルを組み、かりんとうや小梅を置き、作業しやすいようにコップやドリンクを配置します。当日の天気は曇りで、標高約900mの伊豆が岳はじっとしていると寒いくらいです。10時近くになっておサルはトップが来ないか偵察に行きました。ほぼ予定時刻にトップが来ました。トップはハセツネの強者奥宮さんと自衛隊の同僚です。歩くのも大変な丸太の階段を軽快に登ってきます。約5キロ地点の当エイドでは彼らは補給しません。風のように駆け抜けていきました。少し離れて前年の覇者が到着、水を一杯飲むと賭けていきました。上位は自衛隊のみなさんです。トップが通過してから10分くらいすると当エイドも繁盛し始めました。次から次へとドリンクを出してもどんどん消えていきます。かりんとうも小梅も売れ行き上々。5キロ地点とはいえコース上最高点。みな息が荒いです。「エイドで~す。ドリンクをどうぞ」と声をかけると選手からは「ありがとう」の声。これはスタッフをやっていて本当にうれしいですね。山の上なので小さなテーブルしかおけないため、選手がたまるとみなさんはなれたところで飲み食いします。ゴミ袋をもってその場へ行くとみなさんちゃんとゴミ袋にコップを入れてくれます。ランナーの必死な姿を見るとスタッフ一堂がんばってしまいます。山上エイドは荷揚げも大変ですが、ゴミにも気を使います。レースが終わったあと、コップが散乱していたら次の大会が開催できなくなるかもしれませんからね。SAJの大会に参加される選手はマナーが良くてゴミ袋にコップを入れてから走って行くので助かりました。そのランナーの中に楽天関係ではのまダッシュさん、素浪人さん、秋山ひろみさんが上位でがんばっていました。ゴール後、前回の名栗湖でのおサルの服はダメだったけどオレンジのスタッフベストは決まっていたとおほめの言葉をいただきました。順調にエイド作業が進んでいましたが、男性の方が「転んで手を切ってしまいました。治療してください」とエイドの裏にやってきました。みると右の手の平がざっくりと深く切れています。男性は登ってきた疲れか転倒したショックか相当疲労困憊で棄権するようです。ともかく手を水で洗い、選手のT杉さんから大きめのカットバンをもらって応急処置をしました。これが平地のレースなら、ゼッケンはずしてもらって「お気をつけて」で済むでしょうが、ここは山の上。打撲や骨折の心配はないものの、相当疲れているようなので本部のT山に指示をあおぎ、正丸峠までおサルが送ることにしました。ゆっくり下山しているうちに男性は気が落ち着いたのか、正丸峠からはジョグで正丸駅まで帰るとのこと。良かったです。それからおサルは再び伊豆が岳に引き返しました。荷降ろしする物がたくさんあるし、ゴミがとにかく多いんです。しかし、本日二往復目。走り込み不足のおサルにはきつかったです。ゴミは途中でSAJの仲間の人が降ろしてくれました。伊豆が岳におサルがついた時は○田隊長のもと、片付けはすっかりすんでいざ降りるばかりでした。やはり曇りで涼しかったのでドリンクは余ったようです。前回の名栗湖では天気が良すぎて足りないくらいだったんですが。ここが山上エイドの難しいところです。下山に際しておサルは申し訳程度の荷物をもって降りました。○田隊長は10キロ近い荷物を担ぎながらトレランのごとく走ります。初ボランティアの若者二人は「早い~。自衛隊の訓練みたい」と楽しそうについていきました。正丸峠には11時半ごろ着きました。正丸峠から車ですが、コースを走ってみたくておサル一人駅まで走ることにしました。コースとしては登りとなるトレイルが快適な下りで思ったより時間がかからず楽しいトレランができました。駅前のゴールに着くと、ゴールしたランナーが大会がふるまうきなこ餅やみそ汁を食べながらくつろいでました。SAJの大会は必ずこういう食べ物がふるまわれるんです。おサルも仕事の合間、食べながらこっそりお米のジュースをのんだりして、素浪人さんや秋山ひろみさんとお話してました。休憩後もお仕事は続きます。ゴール制限時間は13時40分。ランナーは続々とゴールを目指します。おサルは国道299号線から正丸駅に誘導する係をしました。誘導といっても分かりやすいところなので専らランナーの応援係です。「お疲れ様、お帰りなさい、もうすぐゴールです」。ランナーが目に入るとこの言葉を繰り返します。ランナーへの応援の言葉については前回の名栗湖(正確には「名栗湖~棒ノ峰ピークハントマラソン」)で感じたことがあります。ランナーへの応援言葉は「ファイト」、ゴール前だと「ラストファイト」が多いですよね(特に陸上部出身者はこれが見に染み付いてます)。「戦え!」「最後だ、戦え!」、勇ましい言葉ですね。速い人だとこの言葉で奮い立つでしょうが、長いレースをぎりぎりでゴールにたどり着いた人や楽しんでゴールに帰ってきた人には似合わない言葉ですね。「お疲れ様、お帰りなさい」が優しくていいと感じました。ゴールしてくる人の中には、前日の荷揚げを一緒にしたT沢さんや、伊豆が岳で怪我人の手当てを手伝ってくれたT杉さんもいました。お二人とも笑いながらハイタッチでゴールしてきました。最終ランナーにはF原さんがスウィーパーとして付き添い、無事レースは終わりました。参加選手がほとんど帰ったあと、きなこ餅などをスタッフでたいらげました。これがSAJのボランティアをしていて楽しいところです。いつもならこの後のテントや備品の撤収作業が大変なところでしたが、この日は人手が多く、あっという間に撤収作業が終わりました。一通り作業が終わったところでT山さんから初ボランティアの感想を聞かれた若者ランナーのお二人が「とっても楽しかったです」といわれたことが印象的でした。荷揚げはしんどかったけど、おサルにとっても楽しい二日間でした。それよりも、この話で描きたかったのは大会運営の裏側で事務局スタッフは並々ならぬ尽力をされていることをお知らせしたかったのですが、言葉足らずで十分の一もそのご苦労を伝えることができませんでした。ランナーのみなさん、ぜひ大会ボランティアをやりましょう! ランニングライフの視点が変わりますよ。ちなみにスポーツエイドジャパンでは12月21日(日)「チャレンジドクロスカントリーin彩の国宮沢湖」(場所 埼玉県飯能駅近く宮沢湖)のボランティアを募集しています。ぜひボランティア参加してください。
2008年11月25日
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去る11月9日にスポーツエイドジャパン主催の「スーパークロスカントリー」(於 埼玉)で大会ボランティア参加しました。この大会は、西武秩父線の正丸駅をスタート、ゴールに正丸峠、伊豆が岳(最高点、約950M)、子の権現を周る17キロの山岳レースです。おサルの役割は、大会前日の荷揚げと当日のエイドボランティア、その他雑用係です。エイドは山の上にもおきます。4箇所のうち3箇所は車で飲食物を搬入できるのですが、最高点の伊豆が岳は最後は強力をやらねばなりませんでした。とりあえず、大会の裏方の様子をドキュメント形式でお伝えします。〔11月8日 大会前日〕午前9時に正丸駅に集合。スポーツエイドジャパン代表T山さん以下8~9名。はっきり言って仕事量からすると少ない人数です。まず、テントや旗、机など大会本部用具を車から降ろします。T山さんら役員は駅員さんにご挨拶です。駅前の使用許可はとっくに済んでますが、こういうことはとかくご挨拶が大切なんです。それから二手に分かれ、コース上に道標を印に行きました。黄色地に赤矢印の道標をつけたり、地面に石灰で矢印を書いたりしてランナーが迷わないようにします。「ここにも矢印ひこうか」「分かりやすいので必要ないのでは」「でも中には迷う人もいるから」という具合にあらゆることを想定してコース案内を設定します。スタッフが多ければコース上に誘導員が置けるのですが、そういうわけにも行きません。次に、この日のメイン作業、伊豆が岳への荷揚げです。正丸峠まで車で行き、そこから人力でスポーツドリンク、コーラなどを荷揚げします。おサルもがんばって約20キロくらい担ぎましたが、山岳部出身のT山さんはそれ以上担いでました。20キロ担ぐと、空身ならなんでもない登りが地獄の道に見えます。登りだしてすぐ大粒の汗をかき、頂上直下の急登では先行から遅れてしまいました。これらの荷物は、伊豆が岳頂上付近のエイド設営予定地の近くに巧妙に隠しました。飲食物ですから事故があってはいけませんからね。下りは羽がはえたように駆け下りました。T山さんがまるでトレランの練習のように飛ばすのでそれにくっついて走りました。正丸峠まで下ると峠のドライブインにも挨拶です。店の前にエイドをおいたりトイレを使わせてもらいますから。荷揚げが終わると、駅前に戻り、テントの仮設営、旗の準備をしました。現地での前日作業はこれで終了です。Sエイドジャパン事務所に戻る途中、近くの消防署にも挨拶です。けが人がでたら救急車のお世話になりますから。こんな風に大会を開くときは各方面に主催者は気を配らなければならないんですね。埼玉県日高市の某所にある秘密基地じゃなかった、スポーツエイドジャパンの事務所に到着したのが夕方五時近く。しかし、まだ作業はつづきます。事務所の倉庫にある備品やエイドの飲料水、コップなどをあらかじめ各エイドに向かう車に分けてのせます。ペットボトルは重いし、シートはでかいし、こんなに必要なものがあるのかと改めて感じ入りました。荷物の仕分けが終わった後、事務所内で簡単なミーティングをしました。そしてやっと解散。おサルはこの日は事務所泊まりです。だって当日は午前6時集合ですから(起床は4時半)。後はビール呑みながら晩飯と思いきや、選手に渡すゼッケン、プログラム等の封筒詰めの仕事が待ってました。同じく事務所泊のTさんとやりました。封筒詰めが終わったところで、T山さんが晩飯を持ってきてくれました。日本シリーズをラジオで聞きながら待望のビアを飲みました。翌日は早いので11時前に就寝です。T山さんだけは深夜まで準備をしていました。話が長くなりましたので、大会当日のことは次回に掲載します。
2008年11月19日
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東京マラソン、また落選しました。走りたくない病がまた再発しそうです。当分、大会目標で走るのやめます。今夜は都電荒川線沿いジョグなどします。今夜は当落選のメールでみんな悲喜こもごもだろうなあ。明日から、埼玉の正丸にスポーツエイドジャパンの大会お手伝いに行きます。大会はあさっての「スーパークロカン(17k)」。強力さんになって荷揚げしちゃいますよ。参加選手のために働きまくりますから、みんな頑張ってください。・・・・・・・決してやけになっているわけではない・・・と思うのですが・・・・・・・
2008年11月07日
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昨日、久しぶりに夜の皇居ランをしました。3周、15K、1時間8分台(アベ22分50秒)。快適に走られましたと言いたいところですが、3周終わるなり、「ゼーハー、ゼーハー」と呼吸が乱れまるで皇居で高山病にかかったようでした。なんでそんな状態かというと、9月の雁坂140Kが終わってから、「走りたくない病」(命名おサル)にかかっていたのです。要は全く走っていなかった、練習してなかったんです。最初は140kの疲労抜きのつもりが、平日も、週末さえも走らないことが当たり前になって走ることを避けてた感さえありました。走らないおサルはただの酔っ払いです。10月はそんな毎日でした。こんなスランプ(怠け病)に陥ったとき、おサルは宮崎アニメの「魔女の宅急便」を思い出します。魔法使いのキキが魔法が使えなくなり、ホウキで空を飛べなくなります。空を飛べなければ自分の存在価値はない(宅配ができないから)とキキは悩みます。そんな時、友達で画家の卵ウルスラは自分のスランプ解消法を話します。「あたしだって絵をかけなくなるときがあるさ。白いキャンバスを前に一本の線も描けないんだ。そんな時は、初め何とかして描いてやろうとあがくんだ、散々、あがいた後、思い切って絵を描くことを忘れる。お料理したり、掃除したり、遊んだりするんだ。そうして時間が経つと、『絵が描きたい』って気持ちがわいてくる。その気持ちをつかんで一気に絵を描くのさ」(上のウルスラの言葉は非常に不正確です。正しい話が知りたい人はビデオをレンタルして見てください)この話がおサルはとっても好きなんです。(本編よりも)ここでポイントになるのは休むことでなく、休む前に「あがく、苦しむ」ことだと思います。スポーツ選手ならすぐに結果がでなくとも猛練習して体をいじめぬいたりすることになるでしょう。あがき、猛練習をして得た成果が、「休む」というワンクッションおくことで現実の結果として現れるのだと思います。おサルも「走りたくない病」にかかったので、ウルスラにならって、休んでみました。そしたら、最近になって「走りたい、走るのが楽しい」と思えるようになりました。でも、休む前の「あがき、猛練習」が足りなかったので持久力含め走力は確実に落っこちていますが(反省)
2008年11月05日
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