型に はまらぬ 型屋の話

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下町の莫大将 @ ありがとう! やるかならには何とか満席ににしたい! …
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2008.11.20
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カテゴリ: ものづくり
今から12,3年前は、仕事では最悪の時期でした。

そこが倒産し、不渡り手形を抱えて路頭に迷うような状態でした。

金型の新しい顧客を必死で探し、
金型屋が手を出すな、と社訓のようだったプレス加工に着手しました。
この両方の営業活動は、
とにかく、仲間や近所の金型屋さん、プレス屋さんの顧客を
絶対にとってはいけない、という信念があったので、
それはもう、大変なものであり、

元来、「プレス加工やプレス金型ではやらないだろう」と笑ってしまうような
そういう仕事を、あえてプレス加工への可能性にかけて、取ってきては
失敗を繰り返し、
親父も私も、そしてお袋も辛酸をなめました。

SIBORI
ダイキャストのバリ取りプレス加工、
ゴム板のワッシャプレス加工
鉛のインパクト加工、などなど
なんか本当に、いろんなことをしちゃ、失敗の連続。ごまかしながらの製作。

しかしこの一時期のおかげで、
「プレス金型の可能性は無限大ではないか」という考え方に行き着くことになったのです。
コスト、価格、納期など、そこそこ満足してして

常識にどっぷり漬かって疑うことも知らないと進歩しません。

しかしそういうものって
含有している材料の環境問題、材料費の高騰下落、コストの見直しなど
ちょっとの刺激によってすぐに崩れ、取り巻く人は大慌てします。

「この穴あけ加工は、今まで多軸ボール盤で加工してたけど、

「そうすれば、加工コストは10分の一になるぞ」

そういった発想の転換や、無駄だと思われている常識への疑い、無謀な挑戦など
最悪の時期に培われた体制が、今すごく役に立ち
おかげさまで忙しく仕事させていただいてます。

何より、何でも相談して仕事に繋げてくださる
沢山のお得意さんのお蔭様あってのことです、もちろん。
















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Last updated  2008.11.20 22:39:56
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