みなが仙人のおぼえがき

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2005年02月02日
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 月山の北側にある羽黒山から月山弥陀ヶ原に至る道が、1966年にはもうあったと思う。だが今のようにきれいに舗装された道でなく、ガタガタ道だった。羽黒山の下の旅館に頼み、5月上旬の早朝、作業用の車に乗せてもらってこの道をたどった。

 雪が深くなり、車の通行が不可になったところで下車(標高800m地点)。あとは標高1400mにある弥陀ヶ原小屋まで地力で登らねばならない。別れるとき地元の人が教えてくれたことは、「尾根の右側をたどれ」だった。やがて天候が悪化して雪が降り始める。視界はだんだん落ちて数メートルの感じ。ところどころに赤いリボンが結んであるのだが、次が見えない。

 冬山遭難の危険を感じた。遭難すればまず「死」だろう。ひたすら地元の人の言葉を守る・・ふっと気がつくと小屋のドアの前。助かった~~!このときを思い返すたびに、このコースが実力不相応だったと思う。

 夕方になっても視界なし。だが、弥陀ヶ原のスキーに出かけた連中が帰らず、大騒ぎになる。小屋の主人が鐘を鳴らせという。やがて雪まみれの連中が帰ってきて言った、「鐘の音が聞こえなかったら遭難だった」と。われわれ素人は、「反省」しながら、小さくなっていた。

 だが、翌日は一転して快晴。いたるところに小さな霧氷ができている。小屋のおじさんの作った「おにぎり」を持って月山(標高1984m)往復。これほどに幅の広い大斜面はほかにあるのかな?はるか下の谷底を見下ろしながらスキーで降りてきたけれど、当時の若さでも谷に「吸い込まれる」恐怖を感じた。

 雪がない時期の弥陀ヶ原には高山植物が咲く。車で行ける観光地。


弥陀ヶ原から月山を望む

2005.2.2a


弥陀ヶ原の落日


2005.2.2b






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最終更新日  2011年12月01日 12時15分46秒
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