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2006年03月01日
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カテゴリ: その他

2005年1月28日 のブログに書いた)

 前回が18世紀の女帝、エカテリーナ2世を中心として絢爛きらびやかであったのに対し、今回は、17世紀のフランドル地方(今のベルギーあたり)に住む中流家族や農民を描いている。

 写真の視点で言えば、展示されている絵画にも、生きている今を記録しようとする同じ動機や情熱が含まれている。写真館でお金を出して撮ってもらう家族写真と同じ家族の肖像画、いわゆるポートレートに似た絵、お祭りや結婚式、競技会の集合描写。

 それではこれらの絵画は、写真の代用品なのだろうか。だが「代用」と言えば、自分たちの方が科学技術的に優れているという意識がちらつく。

 写真を写すとき最初にやることは、「フォーカス」を合わせること。今のカメラはほとんどオートフォーカスだから、それを省略して「構図」や「手ぶれ防止」が強調される。ただ「構図」も、デジタル写真では自分でトリミング自由だから、最後に残されるのは、「手ぶれ防止」(これも今は修正機能あり)と「撮影タイミング」。

 写真でも17世紀の絵画でも、どこにフォーカスするか、それが重要なことに変わりない。しかしここでハタと気がついた。カメラでは等距離なら、目的以外の対象にもフォーカスが合ってしまうし、他方、対象が前後にずれていれば、同時にフォーカスを合わせることはできない。

 ところが、である。展覧会の絵画はフォーカスが自由。等距離でも目的外のものは曖昧にするし、前後にそうとう離れていても、必要ならフォーカスを合わせてしまう。例えば、結婚式の絵で「花婿はどこにいるの?」なんていう話になる(花婿にはフォーカスされていない)。

 さらに「フォーカス」を強調する手段として「光」が使われている。これは写真でもスポットライトを使うが、展覧会の絵画では「フォーカス」と自由に組み合わせているので、いたって明快に作画意図が分かる。



 写真の「限界」を感じて、疲れた1日でした。





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最終更新日  2011年10月10日 19時31分50秒
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