私訳・源氏物語

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June 8, 2008
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  夫である源氏のご寵愛を一身に受け、あまたさぶらふ夫の愛人とも仲良くし、明石の姫君を養育し東宮の女御として入内させ、その御腹からお生まれになる宮、姫宮を寵愛し、また誰からも慕われた女性ですが、長い間私は「紫の上」の、あまりに隙がなくめでたなる性格が、現実離れしていて面白みがなく、あまり好きではありませんでした。

  けれど最近になって読み返すと、源氏が40歳のころ、身分の高い宮家から降嫁した女三宮と対面する場面から死に至るまでを描いた「若菜」と「御法」に、彼女の心理が緻密に描かれていることを発見し、とても感慨深いものがあることに気付きました。





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最終更新日  March 9, 2017 07:39:33 PM
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