読書の部屋からこんにちは!

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2007.09.19
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カテゴリ: 映画と原作
波乱万丈な人生があるわけではない。

だけど、自然と動物を心から愛し守ろうとしたベアトリクス・ポターの半生には、やっぱり心が引き付けられて離れられないような感じがします。
映画 「ミス・ポター」 は、そんな映画でした。


ピーター・ラビットのふるさと、レイク・ディストリクトを訪れたのはもう15年も前のことです。
湖水地方の中心街ウインダミアからもかなり遠くて、ベアトリクス・ポターさんはほんとうに田舎が好きだったのね、と夫と話しながら行ったっけ。
その頃は、私たちはイギリスに住んでいたから気軽に行ったけど、当時はまだ日本人の観光客はほとんど来なかった時代でした。
ついでに言うと、イギリスにはカササギが多くてよく見かけたものでしたが、ピーターラビットの絵本にはカササギはお医者様として出てくるんです。うちでは、カササギをみつけるたびに子どもたちと「カササギせんせー!」と呼びかけておりました。



欲を言えば、そういうスケッチをするシーンも作って欲しかったなあ。
また、ナショナルトラスト運動につながる彼女の偉大な功績にももっと触れてほしかった。
というような物足りなさもちょっと感じたけれど、一人静かに見るのにとてもいい映画でしたよ。


ちなみに、今、ヒルトップで買った写真集を見て、発見!
映画に出てきた彼女の両親や恋人は、実際の彼らにそっくりでした!




追記
この映画はイギリスが舞台なので、話されている英語もイギリス風の英語でした。
アメリカ英語のように単語と単語がくっつくことが少なくてクリア、口の開け方もあまり大きく横に開かない話し方です。
人によっては、アメリカ英語のほうが流れるようで聞き取りやすいと言う人もいるようですが、私はイギリスの英語の方がよくわかります。特にこの映画は、かなりはっきり聞き取れました。
今も細々やってる英語のディクテーションや音読は、アメリカ英語の教材を使っているので、ほんとに苦手でいやけがさしています。イギリス英語だったら、もっと楽しいかもしれないなあ。





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Last updated  2007.09.20 09:01:10
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