読書の部屋からこんにちは!

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2009.07.23
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カテゴリ: 雑感
本とは関係のない話題ですが、



私が持っている日食のイメージはこうです。
アフリカの未開の国にやってきた外国の探検隊が原住民に捕らえられて、木に縛り付けられた。原住民たちは彼らの足元に火をつけて、殺してしまおうとする。しかし探険隊長はおごそかに言います。
「私は神の使いだ。今から太陽を消して、この世を暗黒にしてみせよう。」
するとあら不思議。太陽がだんだん小さくなり、世の中はほんとうに真っ暗闇に。驚きあわてふためく原住民たち。それから、太陽がもとに戻り明るくなると、隊長は神の使いとして原住民の尊敬を集めて、その後は大ごちそうが並び、歌や踊りのお祭りになるのです。
そう。隊長はその日その時間に皆既日食が起きるってことを知っていたのです。


どうです?ベタすぎるでしょ?
これは確か、私が子どもの頃テレビで見たターザンの中にあったお話ですよ。

だから、天文にはまったく興味はないけれど、昼なのに「暗くなる」そしてまたすぐに「明るくなる」を経験できるのがうれしくて、日食の日を楽しみに待っていたのでした。


私の住む福岡は、90%くらい太陽が隠れるということでしたから、かなり暗くなるはず。神の使いのしわざだと信じてしまった原住民たちの気持ちになって、日食を楽しもう!そう思っていました。


そして、本物の日食を見た感想は・・・・・・






台風の前なんかに、空が急に曇って今にも雨が降りそうな不穏な感じ。という程度の暗さでした。太陽ってすごいんですね。たった10%しか顔を出していないのに、パワフルです。太陽のエネルギーの大きさを感じました。
道路では、みんな同じ方向を見上げていて、知らない人ばかりなのにそこここで親しげに話しています。
観察用眼鏡を持っている人は、気前よくまわりの人に貸してあげて、借りた人はほんの一瞬ずつ見ては、次の人に貸してあげて、持ち主にていねいにお礼を言って・・・
なかなかいい光景でしたよ。
日食が作った平和って感じ。

ほんと、太陽って偉大でした。





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Last updated  2009.07.23 22:36:58
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