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2005/02/02
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ブログで政治的なことを書くと、左か右かという見方で判断することが多いように思います。


民主党の議員さんのミーティングに参加しても、左寄りを排除して右一本でまとまれ、というようなことをおっしゃる支持者の方が必ずいます。もし、そうだとすると人権派の私などは真っ先に追い出されてしまいそうですが、では、私が左かと言うと、私は労働運動に参加したこともないし、マルエン関係の本は一字一句たりとも読んだことはないし、読もうと思ったことさえありません。多分、死ぬまで読む機会もないと思います。

一方で小選挙区制に移行したことで自民・民主の2大政党制が進みつつあります。民主党には旧自民党の方が多数いらっしゃるのですが、旧社会党で私が支持していた方も多数いらっしゃいます。マスコミは民主党がバラバラだと非難することが多くて、その度に朝日には抗議のメールを送っているのですが、もし、2大政党がともに既得権益擁護の政党なら、旧社会党支持の既得権益を何も持たない人間は死ねとでも奴隷になれとでも言うのでしょうか。ネット上ではそういう声も聞きますが、電車に飛び込んだりしたら迷惑がかかるでしょうし、病気で倒れるまでは頑張るしかないですよね。

民主党に対して、バラバラだ、とか、左を排除しろとか、一つにまとまれとおっしゃる人は、私のような人間にどうしろとおっしゃるのでしょう?私も、民主党にくっついたり離れたりして行き場が定まらないのですが、どう逆立ちしても自民党には行きませんね。学生時代に座り込みなどに参加して命令絶対服従を強要する共産党にも嫌悪感を持っているし、社民党は村山富市で嫌気が差しているし、高校はキリスト教の高校なんで、公明党にはどうしてもアレルギーがあって、行き場がないんですね。

こんなことを言っても、たかが選手なんて言葉しか吐けない人にはわかってもらえないと思うし、わかってもらおうとも思いませんが、選挙になれば民主党しか入れるところがないんですね。別に全ての日本人は民主党に票を入れるべきだ、なんて、大それたことを言うつもりもないし、自民党支持の人は自民に入れればよいし、公明党支持の人は公明党に入れればよいと思います。私は、民主党の中にもいろいろな考え方があってもよいと思うし、西村真悟さんとは合わないこと(例えば こちらを ご覧ください)が多いけれど、合うこと(例えば こちら )もたまにはあるし、だからどうこう思いませんが、左(旧社会党系)を排除しろとおっしゃられても、どうして良いのかわかりませんね。

私は、自民党議員の事務所に電話したことはないのですが、電話された方のお話しでは、話の聞いてくれ方が自民党と民主党とはひどくちがうそうです。子育ての問題、夫婦別姓問題、児童虐待問題などで訴えたいことのある方は、自民党に訴えてムダ骨を折るくらいなら、民主党小宮山洋子議員の事務所などにお電話されて相談なさってみてはいかがでしょうか?






追記

自民党と公明党が、'03年の自由党と民主党との合流時の政党助成金のことを(民主党に対してではなく)政府に対して質問するという不可解なことが起きました。報道内容が、政治と金に関する民主党の追及をかわすため、としか書いていないので、詳細がわかりません。

自民党のHPも調べましたが質問内容が載っていないので、自民党松岡議員の質問がどのようなものかはわかりません。公明党のHPも調べましたが、衆議院代表質問での民主党の退席を単なるパフォーマンスと口汚くけなしていますが、やはり上記の質問は載っていないので、わかりません。民主党の退席は、小泉首相のあんな答弁では怒っても当然だと思いますね。私はずっと見てましたが目が点になりました。公明党だってああいう答弁されたら怒るでしょう。民主党の要求はまるで無視、議論しよう、説明責任を果たせ、という一歩下がった岡田代表の要求にも、小泉首相は、政府がこれをやった、あれをやったと言うだけで何も答えませんでしたからね。しかし、民主党も公明党にこれほどまでののしられてまるで反論しないというのがあまりに紳士的で、支持者には歯がゆい。

話がそれましたが、民主党のHPに、田中慶秋議員の質問( こちらです )中に取り上げられた反論が載っています。「その取扱いは外部監査によっても適正とされたこと、すでに返済されたことを銀行で確認した」とのことです。歯医者さんの初診料の値上げ(民主党長妻昭議員によると、これによって歯医者さん全体で年間に200億円の増収になっているそうです)と前後して行われた、橋本派に対する日歯連の1億円ヤミ献金事件は既に公判に移っています。政党助成法に基づいて為されていることをあたかも不正であるかのような取り上げ方をして、不正から国民の目をそらそうというヤリ口は、本当に許せませんね。例によって、マスコミもきちんと書いてくれていない。

もう一つ、公明党のHPを見て気になるのは、岡田代表が都築譲さんを秘書にしたことを身内に寛容だというように言っていることです。私は都築譲さんのHPを拝見させて頂いていました。政治家として力量のある人とお見受けしていたので、ルールとは言え議員辞職は本当に残念です。都築さんは、選挙の監督責任を問われて連座制により辞職したわけですが、都築さん自体が不正をしたわけではありません。しかも辞職により責任をとっているわけです。なぜ、公明党はそれ以上の責任追及をやろうと言うのでしょう?連座制で議員辞職したらいかに能力のある人でも、仕事もしないで遊んでいろとでも言うのでしょうか?公明党も人権政党を自負するなら、それなりの言い方を考えるべきです。




上で書いた、自民党松岡議員の質問ですが、民主、旧自由両党が合併した03年9月26日、旧自由党が政治資金団体「改革国民会議」に政党交付金5億6000万円あまりを寄付していたことを指摘し、「政党交付金は解散時に、残高を国に返還しないとならない。返還逃れの行為ではないか」と追及したとのことです。小泉首相に質問したのは、 政党助成法 33条によると、返還命令を出す権限が総理大臣にあるからだと思われます。また、自由党の01年収支報告書で、6月29日に大和銀行(現りそな銀行)から10億円の借り入れ記載があるが、返済の記載がないまま民主党と合併していると指摘したそうですが、上で書いたように、民主党田中慶秋議員が質問の中で、「政党交付金の取扱いは外部監査によっても適正とされた。及び、借り入れ記載についてはすでに返済されたことを銀行で確認した」と反論しています。

政党助成法では、政党が12月31日の時点で政党交付金を使い切っていない場合には、総理大臣が返還命令を出せるようですが、政党助成法33条をどう読んでも、松岡議員が何をもって政党の合併時に政党交付金を返還すべきと主張するのかが、私には理解できませんでした。この問題が尾を引くならマスコミなどでの解説を待ちたいと思います。







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最終更新日  2005/02/02 09:23:45 PM


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