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2005/04/04
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テーマ: ニュース(95826)
カテゴリ: カテゴリ未分類
4月2日にNHKで、「日本の、これから」という討論番組を見ました。「格差社会について」というテーマでしたが、渦中の人、堀江貴文氏も出演していました。構成がうまくできていなくて、私は、「朝まで生テレビ」の方が遙かにおもしろいと思いました。今後、試行錯誤はあると思いますが、視聴者の参加形態など、今後の改善を期待したいと思います。

番組では、勝ち組、負け組ということで、勝ち組の例、負け組の例などの紹介をしていました。
勝ち組の例としては、堀江貴文氏は、果たして今回のニッポン放送株買収騒動で勝ったと言えるのか、甚だ危ないですが、時価総額2000億円の株式の35%をまだ保持しているので、勝ち組と言えるでしょう。ただ今後事業展開を誤れば、株式は単なる紙くずになってしまいます。
他にも、500万円で買った株が5億円になり、それを元手にして、投資活動している女性経営者なども紹介されていました。勝ち組と言われる人に、それなりの努力はあったと思いますが、私は、単に、宝くじに当たっただけと思っています。努力するということなら、勝ち組と言われる人でなくても、少なくとも日本の人口の1割は死にものぐるいで努力していると思います。でも、成功するのは、ほんの一握りの人です。

負け組の例としては、タクシーの規制緩和により、タクシーの台数が3割増となって収入源となってしまったタクシー運転手さんの例が紹介されていました。ほかにも、一般参加の人の中から、いろいろな体験談が出てきました。私も負け組の一人ですが、私は、率直に言って、負け組は努力が足りないと感じました。私の場合は、対人交渉能力の欠如が致命的です。自分としては、必死に仕事をしているつもりなのに、気がついてみると周囲が全く評価していない、努力して当然、結果が問われているんだ、などと言われます。結果もしっかり出しているのに、そのプラスの結果に感謝の言葉を聞いたこともありません。プラスの結果を出して非難されたことさえあります。なお悪いことに、私の場合、なぜ、そうまでして周囲から非難を浴びてしまうのか、その原因が全くつかめていないのです。最近、アスペルガー症候群という右脳の欠陥なのだということがわかってきましたけれど、さりとて、どうすれば良いのかはわかりません。中央公論の4月号に、「対人能力格差がニートを生む」という論説が出ていました。明日にでも考察してみたいと思いますが、対人能力の欠陥によって、機会均等を妨げられてはならない、という、主張を続けていきたいと思います。ネクタイを締めてないから、とか、従業員の心がわかっていないから、というような非難の言葉それ自身が差別的であると申し上げたい。

タクシーの運転手さんの場合には、「規制緩和」が重要なキーワードになります。タクシーの運転手さんは、規制緩和のために生活もできなくなるほどのことがあっても良いのか、と、言いますが、私の場合には、生活どころではなく、家族も失いました。子どもの苗字と私の苗字が違います。私に言わせれば、このタクシーの運転手さんは、家族を維持できているだけ幸せです、恵まれています。私の抱えている苦しみとは比較になりません。家族がそばにいれば、お互いに励まし合って、新しい仕事、新しい環境でも頑張っていけるでしょう。私のような状況になってしまえば、考えることは、人迷惑にならないようにどうやって自殺するかということだけです。ネットで仲間を募り自動車の中で練炭を燃やして集団自殺する人たちを、命を大切にすべきだなどと言って軽々しく非難する人がいますが、何とでも言いなさい。私はそういう偽善者を地獄の底から激しく呪ってやります。どうして、苦しかったんだよね、来世では幸せをつかもうね、くらい、言えないんだろうか?

日本では離婚してしまうと、私のようにどんなに家族のためと思って頑張り続けていたとしても、実の親子でも法律上はアカの他人。ハレンチ事件を起こした国会議員が直前に酒を飲んでいた六本木の飲み屋を非難するマスコミもあった。飲み屋の主人は有名女性タレントの実の父親、この父親が離婚後我が子と離れて暮らしていると、そのタレントの父親だと名乗るだけで非難する、我が子を切に想う親の気持ちを非難する日本、時間が経つと横田めぐみさんのご両親のことも話題に上らなくなる日本、信じられない。待てど暮らせど、民法766条・819条の改正は全く見えてこない。世界中で「離婚後共同親権」に移行しているのに、日本は単独親権のままで誰も何とも思っていない。離婚した父親は子どもの前に姿を現さない方が子どものためと平然と言い放つ冷血民法学者。子どもが何人児童虐待で命を落とそうと平気、みんなで子どものことを真剣に考えていかなければいけないと思うなんてインタービューに答えるだけで免罪符を買って何もしない、自分には関係ないでおしまい。タクシーで食えないなら、他にもっと食える仕事を創造すればいいじゃないですか。ムダにタクシー走らせて、盛り場でぼーっと客待ちをしていて、これのどこが努力なんでしょうね。収入が減って当然でしょう。子どもを養うために、もっともっと死にものぐるいで、努力せよ!工夫せよ!頭を使え!既得権にしがみつくな!少子高齢化を迎えた日本では、甘ったれは許されない。

週刊誌でちょこっと取り上げられていただけですが、堀江貴文氏も、離婚して我が子の顔さえ見たことがないという父親だそうです。私と同じ境遇ですね。なぜ、堀江氏があそこまでムキになって、既成概念と闘おうとするのか、私にはよく理解できます。家族を、我が子を失ってしまえば、失うものは何もないんです。でも、このNHKの番組を見て、私は、堀江氏をまた見直しました。本当に応援したくなりました。ここまで苦しい想いを経ているのに、くじけずに頑張ろうとしている姿勢も見事だと思いますが、ニートや高齢者の失業者についても、自身の考えをきちんと主張できる、その考え方も妥当で私の支持できるものでした。ライブドアという会社は実力主義で年齢制限などもいっさいしていない、こういう言葉を、規制緩和に消極的な日本社会はしっかりかみしめて頂きたいと思います。

規制緩和については、民主党の基本政策にもいろいろと書かれていますが、 優れた意見が、官邸ホームページに出ています





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最終更新日  2005/04/04 12:11:37 AM


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