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2005/04/12
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先日、満員の飲食店で食事をしました。店員が中国人らしく、たどたどしい日本語でこちらの注文内容がなかなか伝わりません。自分だけでなく他の客もそのようです。ですが、店は満員、この中国人店員に殴りかかったり、怒鳴りつけたりする日本人客はいません。

朝日新聞が中国の反日運動の状況をを伝えています。上海の飲食店では、日本人の留学生が日本人であることを理由として殴られケガをしたそうです。北京の日本大使館では投石のためにガラス20枚が割られたそうです。ほか、イトーヨーカ堂のガラスが割られたりなどの被害が出ているそうです。中国政府の反日運動諫止の警備活動は弱く、しかもその責任は日本側にあると言いたげだと言うことも伝えられています。アサヒビールの不買運動などは、当地の中国国内産業の反グローバリズムとも結びついているというような話も伝えられています。

それに対し、日本では対岸の火事という感じで、全く日本人の関心を引いていないように見えます。仕事や勉強のために中国に家族が行っている人だけが不安に思っているのが実情でしょう。それゆえに、日中の大きな政治的対立を生まないですんでいるので、結果オーライかも知れませんが、逆に言うと、これが日本の正しい選択肢だと思います。明らかな形での反中国活動を起こさないことが、日本のとるべき指針だと考えます。世界に今の日本の状況と中国の状況を見せつけると良いのです。感情的に隣国の大使館に投石を行う国と、冷静な態度をとる国と、どちらが世界に対して、周辺国に対して、平和的で協調的か?どちらが安保理常任理事国としてふさわしいか?

もちろん、何をされても忍従という態度は日本の国益にはそぐわない。日本のとるべき姿勢は、日本に対する侵略的行為(潜水艦の領海侵犯とか)、破壊活動に対して厳重抗議して毅然たる態度をとったあとは、中国に対して、あくまで右手を差し出して友好的態度に徹するべきだと考えます。聞くところに寄ると、朝日をはじめ、マスコミの報道が少し大げさで、中国でも反日デモを何かのお祭りと勘違いしている人がほとんどだそうです。デモの先頭に立っている活動家も実は日本の事情をほとんど知らず、扶桑社の歴史教科書が国定教科書で日本人が全員これを読んでいると思いこんでいるだけ、ということだそうです。情報不足が反日活動の原因なら、反日活動の主要メンバーを日本に呼んで、日本の状況、対中国の日本国民の意識を実際に自分の目で確認してもらうとよいと思います。東大闘争の時の活動家が現外務大臣であるのと同じように、日本に投石を行っていた学生が、明日の日中友好の架け橋の役割を担ってくれることでしょう。

こんなときに、「つくる会」が10日、文京区で集会を開き、中国に屈するなと声を上げたそうです。大東亜戦争をアジア解放の聖戦だと言えば、中国・韓国が親日的な教科書を作るとでも言うのでしょうか?この会が動けば、全てぶちこわしになります。日中間の経済交流も止まるでしょう。私としては、日本の国益のために、天皇制維持のために、さっさとこの団体には解散して欲しい。周辺国との関係悪化が武力衝突などという事態を招けば、敗戦後に続いて第二の皇統存続の危機を招きます。「つくる会」の行動・発言を、国際友好親善・平和外交を願って努力されている天皇陛下は嘆いておられることでしょう。昨年の園遊会で米長が天皇陛下自身から注意を受けたことが全く理解されていない。自分たち以外の考えを全て否定し、周辺国との軋轢を生むだけの無用な団体「つくる会」は、亡国主義の国家反逆団体と言うべきです。愛国を旨とする私には断じて認められない。

東シナ海の海底資源試掘に際しては、中国海軍による威嚇を恐れる業者の声も聞こえてきます。また、日本のエネルギー需要を考えると、東シナ海での海底資源はコストに見合わないという指摘もあります。安全面のことも考えるなら、海上保安庁の警備だけでなく、差し迫った中国のエネルギー需要、コストを度外視したエネルギー政策、日中での共同開発を見越して、中国側担当者を試掘現場に呼んで日本側の技術・試掘状況の説明を行いながら試掘をしたらどうかと考えます。中国がエネルギー問題で苦しんでいると言うところに、日本のビジネス・チャンスを見出すべきです。少子高齢化の問題を抱える日本の問題解決の一つのポイントは中国との経済協力であるのは明かです。東シナ海海底資源共同開発が、日本の経済振興につながるような施策を検討すべきだと考えます。





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最終更新日  2005/04/12 10:17:08 PM


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