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2005/10/31
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テーマ: ニュース(95826)
カテゴリ: カテゴリ未分類
静岡県の女子高校生が、母親にタリウムを飲ませていたというニュースが流れています。母親は既に呼吸障害で意識不明の重体だそうです。


タリウムという物質は、物理学科卒の私もよく知りませんで、お恥ずかしながら、講談社ブルーバックス1192の「元素111の新知識」という本を読んでこれを書いております。
緑色の光を出す物質なのだそうで、緑色の光を意味する「タロス」というギリシャ語からタリウムと命名されたそうです。「タロス」は元々ギリシャ神話の大神ゼウスの娘タレイアから来ている言葉で、タレイアは美・優雅・花盛りを象徴する女神だそうです。

タリウムは、鉛によく似た物質なんだそうですが、タリウム化合物は猛毒であることが多く、硫酸塩は、殺鼠剤、シロアリ駆除剤などに使用されているそうです。味も臭いもなく非常に危険なようで、日本でも酢酸タリウムが殺人事件に使用された前例があり、アガサ・クリスティの小説にも登場するそうです。

女子高生の部屋から粉末状のタリウムが見つかったそうですが、こんな物質を女子高生がどこで入手したんでしょうか?

それにしても、この女子高生がここまで行動を進める前に、家族、学校の先生、友人が、どうして気がつけないんでしょうか?あるいは、このブログでもずっと書き続けていますが、この女子高生がアスペルガーなどの障害をもっていて周囲から完全にスポイルされていたのでしょうか?

「村八分」は悪です。必ず社会に跳ね返って来ます。手の付けられないような反社会的な行動を起こす以前に、周囲が救いの手を差し伸べるようにして欲しいというのが私の願いです。





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最終更新日  2005/10/31 11:01:32 PM


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