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2007/07/06
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カテゴリ: 政治
安倍政権の支持率が下がっているという新聞記事が出ていますが、昨晩のTBSラジオ「アクセス」では、TBS記者が、あんまり安倍政権をいじめてしまっては可哀想だ、ということで、4月の東京都知事選のように同情票が集まることもあるかも知れない、というようなことを言っていました。

前宮城県知事の浅野史郎さん、洗心洞大学にお招きして講演をして頂いたときに、懇親会会場までご案内したので勝って欲しかったですが、いかんせん時間が足りませんでした。
浅野史郎さん、慶応の教授を続けていらっしゃるのでホッとしていますけれども。

しかし、今国会の自民党は、同情されるようなものなんでしょうかね?
とにかく、審議打ち切り強行採決の連発、民主党の対案は審議もしない、社会保険庁問題でも、政治資金問題でも、臭いものにはフタをかぶせてしまおうという姿勢が目につきます。
農林水産大臣は疑惑に答えないうちにクビを吊ってしまう、年金問題でも、民主党のデータ提出要求を拒み続け、民主党議員の追及にもいい加減に答えて、世論に火がつくと泥縄式に対策をとろうとする、挙げ句の果ては、安倍首相の「最後の一人まで」という指示にもかかわらず、第三者委員会を非公開にしてしまい、さらには、これを追及しようとすると、委員会をボイコットして追及から逃げ出す、国会の民主主義自体が自殺してしまいました。
自民党に同情の余地などありません。

TBSの高給取りの記者にはなかなか実感がないかも知れませんが、今国会で いじめられたのは、まさに国民、有権者だ

私は今はサラリーマンではないのでわかりませんが、多分、サラリーマンの6月の給与明細から住民税が加わっていて、定率減税もなくなっているので、ズシリと天引き分の重みが増しているのではないかと思います。
参議院選挙は、7月の給料明細を受け取った後になったので、自民党に多数の議席を与えるとどういうことになるかを、身をもって感じた上で投票所に向かって頂きたいと思います。
1年で10万円か20万円のことだからと甘く見ているうちに、10万人、20万人、いや、100万人、200万人という人が命を失うことになってしまったのが「あの戦争」です。
国会の状況を見ていると、日本は既に後戻りのできない限界のところまで来ています。

日本が次に戦争を企てれば、原爆2発では済まないでしょう。
何十発もの原爆を撃ち込まれて、日本列島がどういう状況になるのか想像もできません。
普通選挙が行われ、大正デモクラシーと言われていた時代に、誰も、まさか20数年後に、国土が焼け野原になるような時代が来るなどとは夢にも思っていなかったのです。
「集団的自衛権」論議など絶対に容認すべきではありません。
高校教科書の沖縄戦記述にも、広島・長崎の原爆投下に対する「しょうがない」発言にも、自衛隊の国民監視にも、日本人は強く抗議すべきです。

バブル崩壊以降の長期低迷傾向に底を打って、日本が再浮上を果たせるように、今月末の参議院選挙の結果に大きな期待をしたいと思います。




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最終更新日  2007/07/06 09:07:01 AM


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