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2007/11/30
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カテゴリ: 政治
前防衛事務次官氏が夫婦で逮捕されてしまったので、12月3日予定の証人喚問が暗礁に乗り上げています。
こちら を参照)。
民主党は先の参議院選挙で勝利したと言っても、参議院の過半数を握っているわけではありません。
多数決によって証人喚問を決めてしまったことに対して他の野党から批判を受けると、急に弱腰になってしまうのもやむを得ないかも知れません。
参議院財政金融委員会で、前防衛事務次官氏が宴席を共にしたと証言している財務大臣の追及が行われていますが、財政金融委員長は、世の中がライブドア非難一色に染まっているときに、日興コーディアルの方が遙かに悪質である( 2月1日の日記「マスコミのこの差は何なのか?」 2月7日の日記「日興コーディアルは叩かないのですか?」 を参照)として糾弾を始めた、民主党峰崎直樹議員です。
峰崎議員が昨年の2月頃から、日興コーディアルの追及を始めていることを、昨年末のライブドア・ニュースで見るまで、私は気がつきませんでした(民主党のHPには出ていた)。

このことを峰崎議員は、「自分の追及により米国に安値で三大証券の一角を譲り渡すことになれば残念でならない」と言っていました( 3月14日の日記「 日興コーディアルグループは上場維持」 を参照)。

さて、その峰崎財政金融委員長が、12月3日の証人喚問を決定した翌日に、東京地検が前防衛事務次官氏を逮捕してしまったことを、「3日の喚問が決まっているのに、なぜ待たずに逮捕に踏み切ったのか」と言っているそうです。
この逮捕は東京地検の立法機能への挑戦的行為と言うべきです。
しかしながら、民主党は他の野党の批判を無視するわけには行きません。
毎日新聞は、「安易に喚問を取り下げると、自信がなくなった、という批判を受けかねない」と書いています。
民主党は、自民党を説得して、12月3日でなくても良いから、財務大臣一人だけでも全会一致で証人喚問をして、「宴席には出席していない」と証言をしてもらった上で、予算の審議を行うべきだと思います。
国会での証人喚問の場で、前防衛事務次官氏は、宴席出席者としてはっきりと財務大臣の名前を挙げているのです。
疑惑が解消されないでいて、来年度の予算の審議を行えるわけがありません。

財務大臣の宴席出席問題について、前防衛事務次官氏と山田洋行元専務以外の出席者、及び、米国国防総省の元日本部長が、宴席に財務大臣が出席していないと証言しているそうです( こちら を参照)。

自民党の皆さんが米国に都合悪い発言をしないでくれたので、その見返りに、という風に私には見えてしまいます。

前防衛事務次官氏がつけていたという日記が公開されて、出席者のリストに財務次官の名前が出ていないことが確認されるか、あるいは、東京地検の取り調べに対し、前防衛事務次官氏が、国会で偽証致しましたと供述する、というようなことがない限り、民主党は、あくまで、自民党に対して財務大臣の全会一致の証人喚問を求めるべきです。
民主党は警察・検察ではないのですから、確実な証拠を持っているかどうか、ということは、問題ではありません。
予算を執行するのに不適切な疑惑が残っているかどうか、ということが問題なのです。




こちら
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最終更新日  2007/11/30 12:02:08 AM


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