特許の思想体系

特許の思想体系

2005.07.19
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こんちくは。

「知財活動 どのレベルですか?」 の「特許はあるが、価格に変化する特許がない。(レベル5 その1)」についてです。

特許戦略の参考にしてください。

次回



(あなた)「 前回 までは、特許を取るというか、特許狩りをすることだったけれども、

その後の特許の活用は?」


(私)「特許権を活用して、ライセンス料をいただくというのは「他人のふところに手を入れるようなものだ」と言われています。」


(あなた)「それはまた、なぜ?」




特にそのような場合は、相手側は何ら悪いことをしているつもりはないので、「ライセンス料を頂戴したい」と言われれば、猛烈に反発します。」


(あなた)「反発するところが多いだろうけれども、そうでもないところもあるのでは?」


(私)「反発しないとなれば、お金持ちか、特許制度を知らない事業者とあなどられカモにされます。

逆に、反発はするが、特許制度を知らないなと思われるところに対しては、特許についての話し合いが成立しないので、訴訟をおこされ、戦いの場が裁判所に移ることになります。」


(あなた)「なるほど、権利があるということだけでは全然お金になりそうもないね。」


(私)「特許法自体では、特許権は独占排他権だということだけを言っているにすぎません。

その独占排他権を用いて市場からお金を得なさい、という構図になっているのです。

とすると、特許という武器を持っているということだけではお金になりませんし、

かといってやたらと振り回すだけでは、有効に機能しませんし、

もしかしたら諸刃の剣かもしれません。」


(あなた)「なるほど、そうなると戦略というものが必要だね。」



キーワード 特許権、特許権の活用

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最終更新日  2005.07.19 16:10:30
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