Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2008/01/12
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 また、しばらく日記をさぼっておりましたm(__)m 新年になって事実上最初の日記はまず、最近飲んだモルトウイスキーの話題から。Ardbeg Mor

 味わったのは、こんなボトルたちです。まずはアードベグ。とは言っても、通常のボトルの4本分の量のビッグ・ボトルで、ラベルには「Ardbeg Mor」と記されています( 写真左 =右が普通のボトル)。

 大阪キタのあるBARのマスターから、「珍しいのが手に入ったよ」と勧められていただきました。世界限定で300本とか400本とかいうボトルだそうです。

 味わいはまぁ、アードベグの王道をゆくスモーキー&ピーティーです。「限定***本」と言われると得した気分になって、なぜか美味しく感じる僕でした。Laphroaig 25yrs

 次は、言わずと知れた「ラフロイグ」(昨年秋、蒸留所を訪れたのも、もう随分昔のような気がします)。その25年ものオフィシャル・ボトル( 写真右 )です。

 ラフロイグのオフィシャル(市販品)はご存じのように通常、10年、15年、クォーター・カスク、カスク・ストレングス、30年の5種類しか出ていません。

 だから、これは何かを記念した限定ボトルらしいです。色は普通のオフィシャルより少し赤みが強いので、おそらくは最後は、シェリー樽でのフィニッシュ(熟成)でしょう。

Strathisla Tullibardine

 嬉しい心遣いです(僕がなんだか催促したみたい(笑))。このマスターはいつも、そういう何かいいことがあった時には、必ず少しサービスしてくれます。だから20年も通い続けてるのかなぁ…(^_^;)。

 3枚目の写真は正月明けのとあるBARのカウンター。「ストラスアイラ12年」と「タリバーディン21年」のオフィシャルのオールド・ボトルです( 写真左 )。

 今ではもう、なかなか口にできない貴重な味わいです。ストラスアイラはご存じのようにシェリー樽熟成。40度だからやさしい口当たりで、シェリー香もたっぷりでした。

 タリバーディンは、今は「ホワイト&マッカイ」などのキー・モルトに使われていますが、これはホワイト&マッカイに出荷する前の時代のモルトだそうです。Highland Park,Bowbore Cragganmore

 味はハーブ香が豊かで、オールドボトル独特の枯れた感じも少しします。マイナーな蒸留所ですが、「俺たちだって」という心意気が伝わります。

 最後の写真( )には3本写っています。嬉しい「お正月料金」(普段の半額)だったので、「ご祝儀だからね」とさらに、3種類、普段は飲めない上等のモルトをいただきました。

 左からハイランド・パーク30年、ボウモア30年、クラガンモア17年(これだけボトラーズもの=マネージャーズ・ドラム=です)。

 味わいは言うに及ばず、です。「こんないいのを正月から飲んじゃうと、あと1年間、飲むモルトがなくなるなぁ」という心配もしながら、幸せな気分に浸った夜でした。

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Last updated  2008/01/13 10:07:15 AM
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うらんかんろ

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Comments

汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

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