ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 14, 2013
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カテゴリ: 映画、テレビ
「ふるハウス」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星)

 ニッポン一時滞在ちゅうにつき大慌てで借りて観た邦画DVDの感想を。10年以上前の作品。
 三谷幸喜大先生ご製作。ひとクセもふたクセもある人物たちの織り成すドタバタ喜劇、というお約束の設定は楽しめたけれども、期待しすぎたためか、やや不完全燃焼ぎみ。観終わったあとの爽快感に欠けるというか。

 内容的には、古風な大工の棟梁(田中邦衛)とイマドキ建築士(唐沢寿明)とがいちいち揉めるのが見どころか。
 興味深かったのは「玄関の扉を外開き(日本風)にするか内開き(欧米風)にするか」という点。確かに、我が家も含めてアメリカの家屋は玄関が内側に開くのが一般的で、ぼく自身、このたび日本住宅で過ごしてて、思わず玄関を(米国流に)内側に開けようとして「開かないっ」と焦ったことが既に何度かあったので、この場面、苦笑してしまった。

*****

 話は脱線するけれども、内開きが欧米風で外開きが日本風というのが真実なら、その境界はどのへんにあるのだろうかと気になる。ロシアとか中国とかはどうなのか。
 あと、日本や米国では、地面の階を「1階」と呼ぶのに対し、欧州では、地面の階は0階であり、(日本でいう)2階のことを1階と呼ぶ。これもずっと前から「境界」が気になってるので、いつかきちんと調べてみたいと思っており。特に北欧とかアラブ社会とか。








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最終更新日  Mar 25, 2013 02:13:19 PM
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