ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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November 13, 2008
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カテゴリ: 翻訳
トライアリストの入会時にもらった冊子などでは、
「ことばとことばの結びつき」の大切さについて繰り返し
述べられています。
そのデータを集め、いつでも見られるようにしておかなければ
ならない、とも書かれています。

なので、データを集めることにしました
初めて「ことばとことばの結びつき」について読んだのは
10月なのですが。スタート、遅いです(^^;

なぜ1ヵ月もかかったのかというと、平たく言えば


「ことばとことばの結びつき」の考え方自体は、翻訳の勉強を
始める前から持っていました。
日記など、なにか文章を書くときに
「あれ、このことばにつながる動子(形容子)って、これだっけ?」
「そういうのが載っている辞書があればなぁ」
とたまに思っていたのです。
でも、「ま、いっか」とそのまま済ませていました。

翻訳の勉強を始めてから(トライアリストに入会する前)は
調べる頻度は増えたのですが、たいして変わらず。

トライアリストに入会してからは、その大切さに気づくことは
できたのですが、

という、わけのわからないことを考えていました。

本当は、データを集めなくてはならない、ということは
わかっていたんです。
でも、その気持ちをなかば無意識に押さえつけていたのです。
「動子も名子も無限にあるのに、それをデータとしてとっておく

このめんどくささが先にたってしまって。

でも、何度も「ことばとことばの結びつき」について読んで
いくうちに「やらなくちゃ」という気持ちを抑えられなくなりました。

そしていつの間にか、
「どうして一流の人はできるのか」
について考えていました。

その答えは、「それが身についているから」。
では、どうして身についているのか?

経験があるから。
身につけようと努力しているから。

それなら、わたしも努力しなくては。
「ことばとことばの結びつき」がわからない、ということを
何度も経験しているのだから。
経験で身につけるより、データを集めたほうが何倍も早く
身につくし、あとあと役に立つのだから。

そう思って、先週くらいからやっとデータを集めはじめました。
とりあえず、課題文の訳例と「医薬の文体を学ぶ本」からです。


トライアリストが薦めるこういうことを新しく始めるたびに、
「どうしてすぐに始めないんだろう」と思います。

「師匠の言うことに不満があっても疑問があっても、間違いだと
思ったとしても、最初は無条件にそれを真似ること」
これが大切だと、いろんなところに書いてあります。

わたしは、これが苦手みたいです。翻訳のときだけではなく。
理解して納得してからでないと始めないことが多いのです。
無条件に真似るということの重要性は理解しているのに。

不思議なことに、スポーツではそれがありません。
無条件に真似ます。
たぶん、「できない」ということをわかっているからでしょう。
そして翻訳でそれができないのは、おそらく多少なりとも
プライドがあるからなのでしょう。

プライドほど邪魔なものはない。

人と接するときも、仕事をするときも、なにか新しいことを
始めるときも、いつもそう思います。
気をつけていてもなかなかひっこんでくれません。

もちろん、プライドは大切です。
でも、ありすぎると邪魔ですね。


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Last updated  November 14, 2008 12:22:51 AM
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Re:ことばとことばの結びつき(11/13)  
代助 さん
 私も妙なプライドをいっぱい持っていますが、わかっていてもなかなか直せません。
 幼い頃から日々の生活で身につけた性のようなものかと思っています。
 「素直になろう」と常に意識しなければ…

 「ことばとことばの結びつき」のデータ集めって、とても関心あります。自分用の辞書を作るようなイメージでしょうか。作業が進んだら、また教えていただければうれしいです。

 「ことばとことば」の他に「ことばと場面の結びつき」というのもあるようです。
 「どうして英語が使えない」の著者である酒井邦秀の新刊「さよなら英文法」で、「決まり文句」の重要性が説かれています。「決まり文句」とは、特定の場面と結びついてよく使われる表現のことで、字面どおりに訳しても何となく意味はとおるが、しっくり来ないものを指しています。
 例として、What are you waiting for? があります。この一文だけを見て辞書と文法で解釈すると「何を待っているの」と訳せますが、この表現が使われるのは多くの場合、ぐずぐずした相手を叱ったり促したりする場面であるので、そのようなニュアンスが含まれているということです。
 既読だったらごめんなさい。この本を読むとやはり多読が基本なのだなあと思います。
(November 22, 2008 08:24:06 PM)

Re[1]:ことばとことばの結びつき(11/13)  
代助さん

返事が遅くなってしまってすみません!

形容詞+名詞、名詞+動詞など、文というのはいくつものことばの結びつきから成り立つものですよね。
ことばのひとつひとつに、固有の結びつき方がある、というのが「ことばとことばの結びつき」の考え方だとわたしは理解しています。

訳していて、「この名詞にはつながる動詞は、どれだろう。意味はわかるけど、どのことばを使えばいいのかわからない」と思うことがよくあるので、「ことばとことばの結びつき」のデータを集めているのです。

とはいっても、まだトライアリストに入会して数ヶ月のわたしの言うことなので鵜呑みになさらないでくださいね!
きちんと理解なさりたいのであれば、トライアリストに入会することをお勧めします。

例に出していただいた「What are you waiting for?」、実はニュアンスをわかっていました^^;
せっかく例を出していただいたのに、なんだか申し訳ないです。

わたしがこの英文のニュアンスをつかんだよりどころは「what」です。
whatを使うと、詰問口調になることが多いような気がします。
たとえば「What!?」「What your name?」など。

どうしてこういうニュアンスをつかめるようになったかというと・・・。
よくわかりません^^;
whatのほかにもニュアンスのわかる単語はたくさんあり、代助さんのおっしゃるように多読から身につけたような気がします。

洋書を読んだり映画を見たりしていた程度なので、それが多読(多聴??)と言えるのかどうかは疑問ですが^^;

でも、「ことばと場面の結びつき」についてはこれまであまり考えたことがありませんでした。
新しい考え方を教えてくださってありがとうございます!!
今読んでいる本を読み終わったら、「さよなら英文法」も読んでみようと思います^^

(November 24, 2008 10:46:24 PM)

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