映画視聴記録2015〜2016 0
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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 を検索!2008年【米】The Chronicles of Narnia: Prince Caspianアンドリュー アダムソン監督(「シュレック」「シュレック2」「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」)『白い魔女(ティルダ スウィントン)との戦いから約1300年。今や戦闘民族テルマール人が支配するナルニアでは、亡き先王の弟ミラースが摂政として権力を握り、王位継承者であるカスピアン王子を抹殺しようとしていた。危機一髪で城を脱出した王子は、森の奥で伝説と思われていたナルニアの民に出会う。やがて王子が元はナルニア王家のものだったという角笛を吹き鳴らすと、英国で暮らしていたペベンシー兄妹、“伝説の4人の王”が再びナルニアへやってきた!』(wowow online より)原作を読んでいないので、まぁこんなもんかしら…というムードで終始観てしまう。前作も気楽にお茶の間で…という乗りで観たし。ママ目線で観ると、次男と次女で主人公のルーシーちゃんが頼もしくなった、という印象。ナルニアに呼ばれると、きょうだいはヒーローで、美しい大自然や可愛くて賢く頼もしい動(植)物さん達に囲まれた夢の世界なのに、呼ばれる前の現実世界はというと…それでもきょうだい一緒なので、助け合い強く生きているが、ただでさえ暗い世相の中、陰気なロンドンの街であまりにも過酷でつらい。戻らなきゃいいのに…と思ってしまうのだった。子どもから観られる童話の世界だけれど、ブレイブハートとかレッドクリフばりに、飛び道具が飛び交い、痛い場面もある派手な戦闘シーンが満載。
2009年09月29日
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ナイト ミュージアム2 を検索!2009年【米】Night at the Museum: Battle of the Smithsonianショーン レヴィ監督(「ナイトミュージアム」)『ニューヨークの自然史博物館で起きた展示物たちの大騒動から数年後、元警備員のラリー(ベン スティラー)は息子との絆も取り戻し多忙な日々を送っていた。一方、自然史博物館の展示物たちも“魔法の石版”の効力で毎晩自由に動き回り、優雅に過ごしている。そんなある日、自然史博物館の改装により、展示物たちはワシントンのスミソニアン博物館へ移送されることに。すると間もなくして、ラリーのもとにミニチュアのカウボーイ、ジェデダイア(オーウェン ウィルソン)から助けを求める電話が掛かってくる。移送の際、自然史博物館に残されるはずだった石版が一緒に運ばれ、スミソニアンの展示物も甦らせてしまったのだ。急ぎワシントンへ飛んだラリーだったが、そんな彼の前に、石版の魔法を悪用して世界征服を企む古代エジプトの王カームンラー(ハンク アザリア)がたちはだかるのだった。』(allcinema online より)前作でおなじみの面々が一同に会しつつ、小猿のイタズラで、何棟にもまたがるというスミソニアン※の展示物が、あれも、これも、そしてあの石像までもが…!もう、いい加減にしなさい!! (*`Д´*)、って感じ。(リンカーンの石像のある建物も博物館だったの?)(※ 映画でもちらっと言っていたが、「スミソニアン博物館」とは言うが「スミソニアンの18の博物館群」ということらしい。「羊たちの沈黙」で蛾の調査をしてくれたのはきっとこの中の「国立自然史博物館」だ。)芸達者で売れっ子、童顔の可愛いオバハン、エイミーアダムズが演じているのは、国民的ヒロインで飛行家のアメリア イアハート という女性(の蝋人形)だ。ニューヨークの自然史博物館のサカジャウィアに続いて、女性の偉人で華を添えるというわけだ。(彼女は方向音痴というキャラになっていたが、今ウィキペディアを見たら、最後の飛行で行方不明になっているそうだ。来年、ある小島の人工物をかき集めてDNA鑑定をする、というワクワクする計画があるとか)その他大勢の歴史上の有名な男性達は、みんなおマヌケ。キャスター将軍など、アホ扱い。そんな中でさすがお利口なアインシュタイン人形。あれは本当に売っているのかな。とにかく展示物が多すぎる(爆)ので、もういいよ、って言いたくもなるが、ファミリーで安心して観られる作りで、アメリカの子供たちなんかには、歴史のおべんきょうにもなるのかもしれない。また、展示物が多すぎて忙しいのに(笑)、スティラーと若い警備員、カームンラーとの絡みが、妙に長い気がするのだが、きっとアドリブてんこ盛りなのだろう。それも楽しかった。
2009年08月16日
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西の魔女が死んだ を検索!2008年【日】長崎 俊一監督(「死国」)『中学校に進学した少女まいは、周囲に溶け込めず、学校に行けなくなってしまった。まいの母(りょう)は彼女にしばらくのあいだ祖母(サチ パーカー)の家で暮らすよう提案、祖母とまいの2人暮らしが始まった。日本人の祖父と死別した後、田舎の山奥で暮らすイギリス人の祖母との生活は新鮮で、まいは少しずつ元気を取り戻して行く。そんなある日、まいは自分たちが実は魔女の家系だという祖母の言葉を信じ、魔女になるための修行を始めるのだが……。』(wowow online より)ロケ地は山梨のようだが、美しい森とお花畑がすばらしい。映画全体としては、映画で観るより本で読んで味わいたい作品だが、(隣家のオッサン(木村祐一)とか、郵便屋の高橋克美とか、見ると興ざめ)サチパーカー演じる清楚なおばあさん、おばあさんのこれぞスローライフという暮らしぶりが見どころ。登校拒否の理由は、実際ありがちなことで、同じような思いをしている少年少女の誰にも、こんなきれいな田舎と温かい親族がいたらいいのにね。私にとって特別泣くようなストーリーではなかったのだが、少女がそこを離れて遠くへ引っ越す両親の元へ行く決心をする場面で、祖母がさびしそうな顔をするところで、ウルウルした。夏休み、祖父母の家に遊びに行って帰る時、家の前でいつまでもいつまでも立って見送る祖母の姿や、別のときにはバス停まで送ってくれた祖父の姿を思い出して、今でも涙が出る。その後あの森の中の家はどうなっちゃうのだろうか。是非広大な庭、裏山とともに保存する人に受け継いでもらいたいものだ。(お話の中だとしても…)ただし、ロケ地のとおり山梨県の設定だとすれば、夏は映画のとおり美しくていいけど、冬は厳しいだろうな…。
2009年07月04日
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ノーカントリー を検索!2007年【米】No Country For Old Menジョエル コーエン/イーサン コーエン監督(「レディキラーズ」「ディボースショウ」「ファーゴ」「ミラーズクロッシング」)《R-15》『テキサスの荒野で猟をしていたベトナム戦争の帰還兵モス(ジョシュ ブローリン)は、銃撃戦で大勢が死んだらしき麻薬取引の現場に遭遇。彼はそこで見つけた現金200万ドルを、妻カーラ・ジーンと住む家に持ち帰る。だが気になることがあって現場に戻ったモスは、取引をしていた麻薬組織のどちらかに襲われ、その後も冷酷非道な殺し屋シガー(ハヴィエル バルデム)に追われる。一方、老保安官エド・トム・ベル(トミー リー ジョーンズ)は一連の事件を捜査するうち、モスが事件に巻き込まれたと知るが……。』(wowow online より)助手ブロー林て、ダイアンレインの今のダンナだったのかー!\(◎o◎)/さて、コーエン兄弟に対する私の持つイメージが、「ファーゴ」を見て感じた、『凄惨なのにどこか笑える』というもので、ついそういう展開を期待してしまうのだ。だがその乗りで観てしまうと、衝撃と失望を禁じ得ない…かもしれない。『凄惨で、やはりまた凄惨かつ理不尽』て感じ。オスカー演技のバルデムを鑑賞しつつも、心のどこかでジョーンズ氏やブロー林氏の活躍を待ち望んでいるもんだから、ラストは、頂上で美味しい水を飲むことを思い浮かべて元気を奮い起こしてラストスパートしたら、いきなり足元の地面が途切れて断崖絶壁だった…て感じ( ̄□ ̄;)!!それにしても殺人鬼の人物描写はすごかった。商店主のおじさんに思いっきり感情移入してしまった。なにを言ってもお気に召さないンじゃ、あたしゃどーしたら…(((@_@)))
2009年05月14日
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ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 を検索!2007年【米】National Treasure: Book of Secretsジョン タートルトーブ監督(「ナショナルトレジャー」「フェノミナン」)『歴史学者ベン(ニコラス ケイジ)は古美術商を自称するウィルキンソン(エド ハリス)から、リンカーン暗殺事件の犯人の日記の消失したと考えられていた一部に、ベンの祖先トーマス・ゲイツが暗殺犯だと記してあると教えられてショック。ベンは祖先の無実を晴らそうと相棒のハッカー、ライリーと調査を開始。日記をさらに調べると、パリにある自由の女神像に事件の謎を解く手がかりが眠っていると判明。現地に飛んだベンたちをなぜか追うウィルキンソン。その目的は!?』(wowow online より)私の興味は役者しだいなので(苦笑)(^^ゞエヘニコラスケイジとダイアンクルーガー、どうでも良いのだが、この映画はいろいろな仕掛けが、見ていてワクワクするのでその点が見どころである。前作同様、謎解きに観客も参加しているような感覚が楽しい。今回のツボは、アメリカ大統領は代々、秘密の本を受け継いでおり、大統領だけが読むことができる。その中に、いろいろな秘密が書かれていて、ケネディ暗殺やエリア51の謎なんかも含まれている…という。それを見るために、危険を顧みず大統領(ブルースグリーンウッド)に接近して連れ出して…あとはお楽しみ暗号読んだり、隠された番号をダイアルしたり、秘密の迷路をたどったり、楽しいよね。それだけ。って感じもするが…(笑)あまりにも易々と…まいっか!ただ俳優はとても豪華で、今作では母役になんとヘレンミレンが登場。ちょっとしたアクションまで演じて大活躍。ヘレンミレンとジョンヴォイトが演じる「夫婦漫才」みたいなのが可笑しい。エドハリス、かわいそう~~!
2009年02月25日
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ノッキンオンヘヴンズドア を検索!1997年【独】Knockin' on Heaven's Doorトーマス ヤーン監督『本国ドイツで大ヒットとなったアクション・ロード・ムービー。余命わずかと宣告され、たまたま末期病棟の同室に入院させられたマーチンとルディ。二人は死ぬ前に海を見るために病棟を抜け出し、ベンツを盗んで最後の冒険へと出発した。その車がギャングのもので、中に大金が積まれていたことも知らずに……。道中、残り少ない命の彼らに怖いものなどなく、犯罪を繰り返し、ギャングのみならず、警察からも追われる身になるのだが……。』(allcinema online より)末期ガンで自暴自棄の二人、(一人はお付き合いって感じだが…)好き放題。「テルマ&ルイーズ」の男版?のつもりで見始めてしまったが、おもむきは全く違って、あちらのような悲壮感は薄く、ナンセンスコメディだったのに少々おどろいた。古き良き映画に捧げられたいろいろな要素があるらしいのだが、私にはわからない。このゆるさ加減には、正直言って置いてきぼりになった。ちょっと私には良さがわからない。結構、評判はいいよね…?最後の方に、かっこいいルトガーハウアーが出てきて英語をしゃべっていたのが、なんとなく(知り合いに会えたようで?)うれしかった。
2009年02月18日
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2006年【米】Night at the Museumショーン レヴィ監督『新しい職探しを始めたラリー(ベンスティラー)は、自然史博物館の夜警の仕事にありつく。さっそく先輩の老警備員(ディックヴァンダイク、ミッキールーニー他)から仕事を引き継ぎ、夜の博物館で勤務初日を迎える。ところが見回りを始めたラリーは、誰もいないはずの展示室から不思議な物音を聞く。音のするほうへ行ってみると、なんとティラノザウルスの全身骨格が吸水機から水を飲んでいた。しかも驚きはそれだけではなかった。モアイ像や原始人、動物たちなど、博物館の展示物が次々と生き返り、勝手気ままに動き出していたのだった。』(allcinema onlineより)観る前からおもしろくないわけがないと思っていたのだ。スティラー以外の配役もなかなか楽しい。お助けマン的なセオドアルーズベルト大統領(の蝋人形)役にロビンウィリアムス、博物館スタッフ?の美人は、「スパイキッズ」のママ役の人(カーラグギーノ)、超イヤミな館長は、なぜかコテコテのイギリス訛り。(リッキージャーベイス)極めつけは、ラリーを悩ますちっこい人形たち。夜毎互いにケンカをせずにはいられない、開拓時代の保安官?と南北戦争の将校におなじみオーウェンウィルソンと、スティーブクーガン。このクーガンというのはイギリスの俳優だそうで、オーウェンの兄のルークかと思ってしまった。似てる(と思う)。ベンスティラーの映画にはいつもどこかにひょっこり(ノークレジットで)顔を出すので、いつ出てくるかと楽しみにしてしまう(しかもだいたい毎度バカバカしい)のだ。(笑)あまりに展示物が好き放題でギャグがきついので、K兄ィも笑う前に「なんてメチャクチャな映画だ」とあきれ返っていた。私のツボは、モアイかな。「ユー、ダムダム!」(字幕では「おまえボケボケ。」をさっそく使いまくっています。(ダメダメなコドモ達に)「ユ、オール、ダムダム!」
2008年05月03日
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南極物語 を検索!2006年【米】Eight Belowフランク マーシャル監督高倉健さんと魔性の娘荻野目慶子の「南極物語」は劇場で観ました。ぜんぜん覚えていませんが。オーロラにおびえる(?)興奮する(?)ワンコのシーンは何となく覚えています。あれは「タロ」「ジロ」のお話だったんでしたっけ・・・ディズニーの「南極物語」って、どんなストーリなんだろう、と思ったら、タロとジロの物語とは似ても似つかぬストーリーでした。ただ、南極探検隊、越冬隊、研究者たちと犬たちの人類への貢献に対して、捧げた映画ということらしいので、それは素直に受け止めました。『アメリカ科学財団の南極基地。ここで働く一流の南極ガイド、ジェリー・シェパード。彼はパートナーである8頭の犬ぞり犬とともに様々な困難や危機を乗り越えてきた。ところがある日、南極が記録的な天候悪化に見舞われてしまい、ジェリーらスタッフは基地から強制退去を命じられる。“すぐに後続隊がやってくる”と説得され、犬たちを残したまま南極を後にしたジェリー。しかし悪天候は予想以上に長引き、1週間後、犬たちは意を決して首輪を切り離すと、真冬の南極の大地で生き延びる道を求めて前へと歩み始める』ガイドのジェリー役に、ポールウォーカー君。「イントゥザブルー」から一転して極寒の銀世界ですが、犬ぞりを駆使して雪上氷上を駆け回ります。精悍な顔も今回はくっきり雪焼け、鼻はあわや凍傷でもげそう(?)でした。おつかれさま。さすがはディズニー映画か、動物の演技指導はお手の物? どの子も個性がよく出ていて、可愛かった。特に、一番若くてやんちゃなマックスの演技。ケガをしたリーダーのマヤにエサを「どうぞ」するシーンには感動したなぁ。マヤも良かったなぁ。おっかないアザラシ(ヒョウアザラシ?)とのエサの奪い合いのシーンは、恐ろしくてT坊が「観たくな~い!止めて!」と騒ぎました。ファミリーでどうぞ。どうしても隕石を採集したいと駄々をこねて大怪我をし、犬たちやジェリーを危険に巻き込んだ学者さんには、ブルースグリーンウッドという役者、先日観た「英雄の条件」では証拠を損壊してしまうホワイトハウスのお偉いさんでした。「ちぇっ、またこいつか」とつい思ってしまった。アハ「アイ、ロボット」ではうさん臭い社長の役、「13デイズ」ではJFKの役でした。それで「英雄の条件」ではホワイトハウスが妙になじんでるなと思ったわけだ。
2007年05月30日
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◇◆◇ 2005/01/31 に別のサイトで書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇二重スパイ を検索!2003年【韓】DOUBLE AGENTキム・ヒョホン 監督『許されぬ愛、過酷な運命...衝撃のコリアンサスペンス脱北者を装って韓国の諜報機関に潜入したスパイと、北朝鮮のスパイとして活動する韓国人女性。ふたりの愛と運命をサスペンスフルに描いた注目作。(中略)1980年、北朝鮮から韓国へ亡命したイム・ビョンホ(ハン・ソッキュ)。しかし彼は北朝鮮の精鋭スパイだった。工作活動を開始する一方、ビョンホは女スパイのユン・ソミ(コ・ソヨン)と心を通わせていく。そんな二人の身にやがて危機が迫る!』(wowowマガジンより)…でもこのサマリーはちょっと大げさかもしれない。サスペンスに満ちてはいるが、何となく冗漫な感じもあり、訳の関係もあるかもしれないが判りづらかった。二人が心を通わせて、というのは判ったが愛を育んでいたとは最後に理解できた鈍感なワタシでした。でも、「カル」に次いで2回目に観たハンソッキュ、好きだわ…。渋いわ…。「シュリ」も観なくちゃ…。【2006/1/10】「シュリ」、いまだに観てない…と思います。(爆)(T-T)
2007年01月08日
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◇◆◇ 2004/11/19 に書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇2003年【米】Runaway Jury ゲイリーフレダー 監督(「コレクター」) 『銃乱射事件の遺族に訴えられた銃器メーカー。凄腕の陪審コンサルタントを雇って評決の行方を握る陪審員に裏工作を進めるが…。ジョングリシャム原作の「陪審評決」をベースに、法廷闘争の内幕をスリリングに描く。悪辣なコンサルタントを演じるジーンハックマンと、原告側弁護士役のダスティンホフマンは意外にも初共演というだけに、彼らの対決シーンは興味深い。謎めいた陪審員に扮したジョンキューザックも光り、一級の娯楽作だ。』(Jcomマガジンより/文・前田かおり) 実は原作本を読んでいる最中なのだが、読むのが遅い私はまだ上巻の半ばまで(やっと陪審がモーテル隔離される場面)読んだ所なのである。 ハァ(-_-) (※その後しばらくして読み終わりました)原作では、被告は銃器メーカーではなくタバコ会社だし、謎の若い女マーリー(レイチェルワイズ)の正体がなかなか明かされないなど、かなり脚本では変えてある様子。 でも、この映画にジョンが出ている、とだけ知っていた私は、本を読み始めて間もなく、イマイチ正体がわからない陪審候補ニコラスイースターが瞬時にジョンのイメージと重なり、愉快でたまらなくなった。 (だったら速く読め!!!) ジーンハックマンの悪ぶりはノリノリで楽しそうで、ダスティンホフマンはイメージ通りの善玉弁護士、というのがいかにもステレオタイプな配役のような感じがしたが、ふたりの(トイレでの)対決は面白かった。 チョイ役もなかなか豪華。銃乱射事件の被害者にTVドラマ「ザプラクティス」のディランマクダーモット、陪審の一人の素敵な人妻にジェニファービールスなど。 法廷モノはだいたいどれも面白いけれど、陪審コンサルタントという職業が目新しく、陪審選定の裏側とかコッソリアパートメントを借りてハイテク機器を駆使して暗躍する、という設定が面白く映画向きで、楽しめる。 【2006/11/23】一番いまジョンキューザックが好きだわ☆ジョンキューとグリシャムで心わしづかみ。
2006年11月23日
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ネコのミヌース を検索!2001年【蘭】Minoes / Undercover Kittyフィンセントバル 監督ツタヤさんの半額ウィークに、何の気なしに手にとって借りました。冒頭、トラックから転げ落ちたドラム缶に寄って行って何やらなめている若ネコ、そんなものなめたらダメじゃないか、と思ったら、ネコちゃんがいつの間にニンゲンのお姉さんになってしまった。この時点で、ワタシとコドモ達はちょっとガッカリしました。「なんだー、ニンゲンになっちゃうんだ。ネコがたくさん出てくるのかと思ったのに」って。しかし、その気持ちはすぐに良い方に裏切られます。ストーリー展開がおもしろい。そしてそのお姉さんが、ボール箱に丸まったり屋根に登って夜出歩いたり魚をつまみ食いしたり。そして何より可愛いニャンコがウジャウジャ出てきて、喋りまくりなんですから。ミヌースは、新聞記者のくせに引っ込み思案で窓際気味の青年ティベの家に泊めてもらう代わりに、秘書という肩書で情報収集を引き受けます。ティベは彼女のおかげで次々と記事を書き、自信をつけます。そして、化学工場をさらに拡張しようとしている悪徳起業家の悪事を暴いて…オランダで人気の童話が原作だそうで、子供向けですがなかなか丁寧に作られていて、日頃なんでもクサすうちのダンナも「ドイツの映画?よっく出来てるなぁ~!」と感嘆するほど。(ま、彼が褒めるったって全然アテにならないけど。)ネコのセリフがおもしろい。ネコの特長もいろいろコネタにしていて、ネコ好きにはたまらないでしょう。ネコの演技も、「どうやって撮ったの~?!」っていう場面ばかり。CG合成なんだか、アニマトロニクスってやつなんだか知りませんが、セリフに合わせて口が動くところなんかも実に自然で、(でも動きが可笑しい)可愛くてビックリです。ミヌース役の(ニンゲンの)女優さん(カリス ヴァン ハウテン)(ココア屋サンの娘かな…)も、キレイでキュートなのも、大変良かったです。そしてティベの大家さんの小学生の娘も可愛い子で、見ていて楽しかったです。ネコ好きの、親子に、お・す・す・め。一か所、ミヌース(ニンゲン)が口にナニか頬張って、ティベが「だめっだめっ( ̄□ ̄;)!!」てやってるシーンで、彼女の口からヒモのようなモノがクネクネッて…K兄ィが「食事中にヤメテよ!(*`Д´*)」って怒っていました。(爆)
2006年11月19日
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◇◆◇ 2005/01/14 に書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇2002年【米/独】The House on Turk Street (またはNo Good Deed )ボブラフェルソン 監督ダシールハメット 原作『ふとしたことから強盗団に捕えられた刑事は、見張り役の女性に誘惑されて...。「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のボブ・ラフェルソン監督によるフィルムノワール。出演は「バイオハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチ、「交渉人」のサミュエル・L・ジャクソンほか。』(「オリコン・データベース」より)「フィルムノワール」って、白黒ってこと?しっかりカラーでしたが...(ー'`ー;)いつも思うのですが、サミュエルさんとモーガンフリーマンは、いるだけで出演作品の七難を隠す、と。今回も、別にストーリー的に面白くないわけではないが何となくまとまりに欠け、縛られているサミュエル刑事サンは2回も、ほどきかけてはぶん殴られてるし、糖尿病の設定もあまり活かされていないし、モタつきを感じたけれど、ミラジョヴォヴィッチが、キレイで、「恐怖に震えながらもしたたかに女の武器を利用しつつ、虎視眈々と機をうかがい生き延びようと戦う演技」が良いと思ったので、ミラとサミュエルさんが見応え感を感じさせてくれました。【2006/10/25】ぜーんぜん覚えていません!!(爆)
2006年10月25日
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◇◆◇ 2004/06/08 に書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇2003年【米】21 Grams 監督・製作アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 脚本ギジェルモ・アリアガ 『命が消えるその時に、人は21グラムだけ軽くなる』 『ひき逃げ事故を起こしたジャック(ベニチオデルトロ)、事故で夫と娘を同時に失ったクリスティーナ(ナオミワッツ)、そして心臓移植を受け命を救われたポール(ショーンペン)。ひとつの“心臓”が引き寄せた3人の運命は一気に加速し、思いもよらない方向へと走り出す。』(ムービーウォーカーより抜粋) 3人の運命が交錯していく様子を、「時間」でぶつ切りにして小出しにするみたいにして初めは混乱しそうになり集中を強いられた感じがしたが、それによって先読みさせられることで、より一層緊迫感や運命に翻弄される感覚や切ない感じが強まっているような気がした。 独特の映像の粗さもまた、なんとも言えない痛々しさを醸し出している。 前科者でひどい育ちをしてきたジャックが、彼なりに道を見出して敬虔に真っ当な生活をして行こうと努力しているところへ、一瞬の不注意で3人もの命を奪ってしまった現実への恐怖、運命を呪う絶望感、そして家族の悲しみ。 それ以上にむごい、愛する夫と幼い娘を2人も一度に失って、事故直前の留守録を何度も聞きながら嘆くクリスティーナの悲劇。もう気の毒で、泣けた。 心臓移植を受けた後、妻を捨てたポールがドナーを探す様子は、今ひとつ共感はできないが、残された命を壮絶に生きる姿には打たれる。 暗い・・・けど、救いがないわけではないラスト。 ナオミワッツは、すごい、と思った。好きになった。 どんなに乱れて、化粧がぐちゃぐちゃでも、たたずまいに品があって、優しく響く声が佳い人だ。 (お乳は隠してもマイナスにならないと思うのだが…。) 【2006/10/15】今ワタシが一番お気に入りの女優さんとの出会いの映画ですネ・・・これは、ほかに観たい映画が特になくて、まだ低学年のK兄ィと一緒に映画館で観た映画です。彼にはちょっとまだ難解だったと思うけど、結構神妙にしていて、決して「つまんない」と言いませんでした。
2006年10月13日
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2005年【日】大谷健太郎 監督/矢沢あい 原作原作は紹介記事とかで見ただけ。若い女の子にバカ受けのコミックなんですってね。表紙などの女の子二人と性格設定は頭に入っていたので、中島美嘉と宮崎あおい、イメージがぴったりなのがまず面白い。二人とも人形みたいな細い手足、そこだけでもう、コミックの二次元の世界!!あれ、まさか修正じゃないよね?(爆)中島美嘉は、存在自体がこの役を演じるために生まれてきたか、あるいは原作者が彼女をモデルに描いたかどっちかだろう。(言い過ぎ?(笑))中身はそれほど無いのか人に見せたくないのを、外見で(濃いメイクで)武装し、能面のような表情を保って感情を表に出さない。あの子も実際そんな子なんじゃないかと勝手に考えてる。はじめから劇中歌手というミステリアスな美味しい役で売り出されて、その後も順調に美味しい仕事ばかり与えられてきている。相当有能な人がついてるの? 今もし中身実は空っぽで実力ゼロでも、この調子で素直に与えられたキャリアを積んでいけば、良い歳になったら案外本物になってるかも…なんて思うのだ。たとえばダンナはキライなんだけど、私は声にロマンチックな響きがあるのを少し買っている。歌下手だけど。英語の歌詞も。 劇中歌の「グラマラススカイ」もメロディーはキレイけど歌はダサい。やはり大ヒットしたもう一曲のなんだっけ、伊藤由奈の歌った曲は歌もキレイだしいい曲だ。(カラオケでのゆーかちゃんを想い出しました♪)ストーリーは、19~ハタチの恋愛模様なんてやっぱり入り込めません。もう「若い女の子」じゃないのね(T-T)あたりまえ。ずっと、あーこっぱずかし、って感じで観てましたが、最後不覚にも涙が…。いけね。(爆)他には、成宮くんとやらがやたら可愛く、ガオシルバーこと玉鉄くんがやたらキレイで、ほんとマンガの世界がそのまま映像化されたみたいで面白かった。ナナの相手の蓮くん役の松田龍平は… 吸血鬼みたいだったよ…((((((^_^;)
2006年08月30日
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◇◆◇ 2003/12/31 に書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇2001年【米】Kate & Leopold ジェームズマンゴルド監督 19世紀のちょっとはみ出し英国公爵レオポルド(ヒュージャックマン)が21世紀のニューヨークに迷い込んで、広告会社でリサーチの仕事をバリバリこなすキャリアウーマンのケイト(メグライアン)と出会った。 ケイトは有能で昇進が目前。いろんな意味で現実派なので、彼が本物の19世紀の貴族なんて信じていない。 正体不明の彼は背が高くてハンサムで、異様にエレガントで、やたらスノッブ。 彼のアタック方法は実に正統派でわかり易いので、恋のかけひきとかの面白さ(PINGE的にはそういう駆け引き、すれ違いとかのストーリーは苦手な場合もあるのですが…ハラハラしたりじれたりするのが落ちつかないので)はなく、しかしそんなアプローチ法をケイトの弟に優しく伝授したり自らも実践したりする様子が、結構ワタシのツボでした。 Xmenのウルヴァリンよりこっちが好きです。 背の高さ(189センチ)もさることながら、野球選手特に投手のような腰周りのデカさに驚きました。メグライアンがちっちゃい(173センチだというから)というより細さのせいかもしれませんが。 英国貴族の扮装も大変よく似合っています。 話を面白くするためとは思うけど、ケイトの上司J.J.(TV「ザホワイトハウス」にレギュラー出演のBradley Whitford)のキザなマヌケっぷりを暴く場面は、オペラ「ラボエーム」が何語の上演かとか登場人物の名前とか、ケイトをオペラに誘おうとしているのにすぐばれるようなデタラメを言う訳ないだろう、とか バカバカしい部分があったり、 指輪を小道具として使うのかなぁ…と思っていたら結局たいした役割を果たさせなかったり、 消化不良的な部分もありましたが、 全体的にはとても好きな映画です。 きわどいシーンもないので、コドモ達とも安心して楽しめるのも良いところです。
2006年07月11日
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2004年【米】National Treasureジョンタートルトープ監督(「フェノミナン」) ジェリーブラッカイマー製作歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ(ニコラスケイジ)は、何世代にも渡るゲイツ家の夢を継ぎ、ある伝説の秘宝を追い求めていた。その秘宝は太古の昔よりつねに歴史上の名だたる権力と共に存在してきた。だが1779年、独立戦争中のアメリカで忽然と消えてしまう。ベンは、合衆国独立宣言書に署名した最後の生存者がベンの先祖に残した“秘密はシャーロットが握っている”という謎の言葉を唯一の手掛かりに、相棒の天才ハッカー、ライリーとその謎を探る。やがて、それは独立戦争時に消息を絶ったある船の名前と判明するのだが…。氷の下に閉ざされた難破船で、木箱に入った船の細工の見事なパイプを発見、パイプを抜くとそれはハンコになっていてそこに暗号が…とか、伝説の秘宝とは(今話題の)テンプル騎士団の財宝だった、とか、教会の地下墓地のさらに下には、古い階段が…とか、「ダヴィンチコード」にも通じる謎解きと冒険で、ある意味タイムリーな映画かも。ブラッカイマー大好きの爆破シーンとか追いかけっこも満載で、派手なアクションの冒険モノという点で「インディジョーンズ」も彷彿とさせる。インディも聖杯を探す歴史学者だったっけ。独立宣言書を盗んで逃げ回るとか、見つけ出した奇妙なメガネで見るとメッセージが浮かびだすとか、カギをはめ込むと大からくりが動き出すとか、とにかく奇想天外で楽しい。ニコラスケイジじゃなかったら、もっと良かったのになぁ。ハリソンフォードのインディ(とパパのショーンコネリー)は良かった。ヒロインのダイアンクルーガーは、「トロイ」でちらっと見てそのいかつい感じが好きになれなかったけど(同じ理由でキーラナイトレイもキライ)、今回の髪形とメイク?の感じはアクがなくて結構かわいかった。頭の切れる敵役のショーンビーンは、初めて認識したけど、渋くてなかなか良かった。(ロードオブザリングに出てたんだー、そう言えば見覚えが…)FBI捜査官のボスにハーヴェイカイテル。いつもは悪役で出てきそうだけど今回は、超渋すぎる正義の人(でも実は…)。この人「スモーク」でしか印象に残ってないのだけど、私が見て結構気に入った映画にたくさん出ている。えー出てたんだー。さり気なく映画を引き立てるのに徹していたか。渋すぎる…。主人公のパパ(ゲイツ家代々の夢を半ばあきらめている)に、ジョンボイト。普段だったらハーヴェイカイテルの役みたいに渋く決めるけど、今回何だかしょぼくれててかわいかった。
2006年06月01日
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2046 を検索!2004年【香】2046ウォンカーウァイ監督「花様年華」でトニーが理想の恋人と結ばれなかった反動か、その後の彼は自他ともに認める遊び人。次から次へと女性と関係を持ち、チャンツィイーの一途な愛を拒絶したり…その一方宿の主人の娘と日本人の青年(木村拓哉)との恋を取り持ちながら、心の中では彼女に思いを寄せたり…成就しない恋愛を小説のネタにして生きていく、というお話(たぶん…(爆)…)。「恋する惑星」が全くダメでした。「花様年華」もあまり面白くなかったけれど、トニーとマギーチャンのきれいさに惹かれて、見通すことはできました。この映画も、私の中での位置づけはやはり「花様年華」と全く同じ。宿の娘のフェイウォンと、チャンツィイーの可憐さ切なさが印象に残った。特にチャンツィイーの、蓮っ葉な娘がトニーに溺れて嫉妬に苦しみ拒絶されて傷つく、体当たりの演技。かなりエロチックだったが。衣装や映す角度でずいぶん豊満に見えた。それに比べコンリーとカリーナラウ、どんな役だったのか全く印象にない。キムタクは、すごくいつものキムタクだった。口の端っこをゆがめるあの喋り方視線のそらし方とか。「ハウル」の吹替えではうっとりしたが、声だけでたくさん…かも。
2006年05月03日
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2004年【英/米】Finding Neverlandマークフォースター監督(「チョコレート」)有名な劇作家のバリー(ジョニデ)が公園で、若い未亡人(ケイトウィンスレット)と4人の息子たちと知り合い仲良しになる。特に三男のピーターは父を亡くした傷が癒えず心を閉ざしているのが気に掛かり、バリーは彼ら家族が放っておけなくなる。妻との関係も悪化し世間がとやかく噂するが、バリーは少年や家族との交流を糧に、「ピーターパン」を書き上げる。前半は、ちょっと「ビッグフィッシュ」を思わせるような、バリーのイマジネーションと現実が交錯するように描かれるのが面白く、後半は、ピーターとジョニデの名演技やせりふにウルウルしっ放し。ウィンスレットのお母さんぶりも良かったし、彼女の母役のジュリークリスティもいい役だった・・・孫にやりこめられちゃうけど。あの孫(長男)のせりふも感動したなぁDVD、買ってもいいと思いました。泣けた・・・ただお茶の間で我が子と見るのはムードぶち壊し。アホ(特に小4のほう)が脇からどうでもいい質問ばかりしてくるし、この涙ほんもの?目薬があふれるあふれる~とか(怒)。やはり4人の子役の中でピーター役のフレディハイモア君は光ってます。「チャリチョコ」のチャーリーと全然違う役で、楽しませます。
2006年02月12日
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