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このあいだ鎌倉へ行ったとき、早く着きすぎて、駅ナカの本屋さんで立ち読みしていたら面白くなって買ってしまったもの。エッセイなのでどこからでも読めるのですが・・・
池波正太郎直伝・・・・という本のなのですが、走り読みながら、響くことが結構ありました。
******一緒に旅をするということは、人間を知る端的な方法である。
詩・画・書・篆刻。4つが「文人」の基本の条件。本業は何でもいい。
本業を離れたところで文雅の士であることが大事。逆にこれらの一つが本業であれば文人と呼ばれない。西洋では音楽・絵画の芸術がこれにあたる。
趣味が意味するものは人間の幅と奥行きである。仕事しか知らないものには幅も奥行きもない。
「人生には愛と希望とサムマネーが要る。」という名言を吐いたのはチャップリン。
映画は2時間の旅である。
旅上手になりたければ定宿を持つこと。
無心の時間。それを持つことである。無心になってはじめて見えてくるもの、聞こえてくるものがある。無心になるということは感覚が新鮮になり、本来の鋭さを取り戻すこと。
何が何でもせめて1時間、憂き世のしがらみやら何やらをきれいさっぱり忘れて"無心の時間"を持つ。そうすれば残り23時間はうまく行くものである。
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モーツァルトのクラリネット協奏曲
CDしか家にはありませんが、大好きな曲に癒されています。静かにしていたいときはとくに第2楽章。
この曲は、親友のクラリネット奏者がいたからその人のために書いたようもの、
究極の趣味の世界に走っているというか、大切な人の前でのスピーチとかそういった類のものを音にしている感じがします。
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