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ネットでニュースを見てたら、長田弘さんが亡くなったことを知った…詩人、長田弘さん 「深呼吸の必要」「私の二十世紀書店」…平易な言葉で綴る“深淵なる世界”産経新聞 5月30日(土)14時35分配信まじか.. orz
2015.05.30
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スマホばっかり見て、本を読まない、新聞を読まない。そんな人に、本の良さ、新聞の良さを説く本を読んだ。そして、新聞を読む利点として挙げられていたのが、自分の興味のある分野以外も載ってる、読む、という点だった。エット驚き、巻末の発行年を確認してみたら、2014年11月とある。こんな最近で、まだこんなこと言ってるのかと唖然とした。ついこの間、別のWeb系の本で、上記のような、関心の限界を破れる、という利点を挙げている人がいるが、スマホのニュースアプリでは、とっくに本人の嗜好に合わせつつも、関心のないしかし質の良い記事をピックアップしてくれるサービスは出ている、キュレーションサービスだってある、ニュースフィードだってある、という主張を読んだばかり。その時も、さすがにもう、新聞の利点に、関心の限界うんぬんを言い出す人はいないよ、と突っ込んでいたところだったので、驚いた。(そのWeb系の本も、スマホアプリ、サービスバンザイ系の主張だったので、微妙ではある)新聞の利点は、そんなところじゃない。誰にとっても、一目瞭然だが、違いは何かと言えば、大きさである。あの何十センチx何十センチの大きな紙面を、各紙面ごとに、文字の大きさ、枠の大きさ、白抜き見出し、が異なる文字が並んでいる、という点。人間の脳に、ものすごくマッチしている、情報の提示の仕方だと思う。あの大きさの紙面に載る量の情報を、一気に、ざっと見る。勝手に脳が、気になる単語を拾ってくれる。拾ってくれなくても、潜在意識に残る。そして、脳は空間認識力に優れている。真ん中辺だった、右下だった、そんなことが、枠はこの位だった、そんな事と一緒に記憶される。対して、スマホはどうなんだろう。どんなに画面が大きくなろうとも、新聞より小さい。一度に表示される情報量が少ない。不利だろう。本文まで全部載る新聞とは、引っかかりが違う。タイトルだけ、ただの行の羅列のみ。不利だろう。差がつけられない。文字の大きさをあげて、話題となっているキーワードを表示する方法はあるが、あれを、見やすい、読みやすい、と思う人がいると思えない。多分、Webの場合は、まだ過渡期だから、試行錯誤中なんだろう。そして、新聞の利点は、多くの人が読んでいるというマジョリティさ。(TVも同じだが)共通の前提として扱える。新聞によって主義主張は違ったとしても。新聞にだって、不利な点はあるし、罪深い点もある。だけど、往々にして、スマホ絶対vs新聞絶対、なんて事はないんだから、両方のいいところを活用しましょう、でいいのに、なぜか、彼らは片方だけ持ち上げる。ちなみに読んだのは下記:本質を見極める勉強法 中原圭介ウェブとはすなわち現実世界の未来図である 小林弘人
2015.05.17
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北欧ミステリブームで、関連イベントが盛んになって来ている気がする。今日は翻訳者のトークイベント。昨年お邪魔したトークイベントの翻訳者とは別の方。若い人で不意打ちをくらう…北欧の方が好むのは、リアリティある作品。ないわけじゃないが、ファンタジー要素がある本は人気がないらしい。でも一冊オススメしてくれたので読むつもり。コージーミステリがようやく少し出てきているらしい。短編ものは少なく、基本大作多し。通勤電車で片手で、という読み方がないから。よってノンフィクションも人気らしい。紹介してくれた気球で北極へ探検に、不時着して無人島にたどり着いたが、越冬直前に死亡。食料もあったのに…なぜ。メモが残されており、近年新説が出たとのこと。ミステリじゃないのに、ミステリー。面白そうだった。誰か翻訳してくれないかな。確かに、北欧=社会派ミステリ の印象が強い。(シャーロックホームズに影響を受けた、初期の探偵もの北欧作品というのをよく知らないし)社会背景として、移民の多さが、現実を現前と出せと要求するのかな…スウェーデンの移民の多さは、保守やミリタリブログでも取り上げられてたし、先日はデンマーク人の手術ニュースで、見た目アジア人でびっくりしたら移民だった。イスラム系やヴェトナムなどからの移民も多いらしい。あと、北欧はテロも多い。被害者77人のテロ事件の関連本が今40冊くらい出てるらしい。これ何となく覚えている。公園かどっかで子供を狙ったやつだったかな…まだ、ミステリになってないらしいけど、題材に落ちてくるのも時間の問題だろう。昨年参加したトークイベントで聞いた、ミステリは、up to date というのを思い出した。リアリティ・社会派な本が溢れる出版状況だからこその、だね。そう考えると、この間チャンドラーが訳されてたけど、今読む気になれないんだよなぁ。図書館から借りてくる本は、出版年無視だから、その時代・その時代の色んな本を読むけど、今ハードボイルドじゃない気分。今ヴィクトリア朝時代を舞台にした作品は読めても、チャンドラーは…よっぽどその世界に浸れる心の準備がないと難しいなぁ。今は、インドリダソンと、特捜部Q、くらい。北欧ミステリで本当に好みなのは。そして、昔読んだ英米ミステリシリーズで途中だった、ルヘインとヒーリィが読みたい。来年、渋谷で湿地が上映されると聞いて、本当に楽しみ。
2014.11.15
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図書館から借りてきたが、以前読んだことがある、と数ページ目で気付いた。強烈な文章、というのは忘れ難い。しかしサッパリ、ストーリーと結末が思い出せない。過去の読書ノートと本記録メモ帳をめくるが、、、😕出てこないし。学生時代のノートは手元にないから分からないんだよなーと、楽天ブログを思い出した。結果、載ってなかったが、昔の日記を読むのは面白い。遊んでもいたが、勉強漬けでもあったんだな、留学時代は。実際、一夜漬けって言っても、このクラスのテストのコツつかんだ、教科書の問題集を3-4回解いて、間違ったところは5-6回解けばいけるなんて、今じゃやろうとも思いつかない。先々週、TOEICでスコア900をとったが、元々ブランク10年くらいあった後、5回目の受験で今回どうにかとった900であり買ったちっちゃい問題集も途中から放っている状態では、繰り返し解こうともしてないわけだTOEIC点数と、英語できます、はイコールではないので、本当は、私は900のレベルになんていないのだけど。留学時代の、ただやる。別に、やるだけだし。というドライな気持ちを、今また思い出したいな、と思う。
2014.10.20
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このミスで海外ミステリで名前があがっていた本。若き日のエドガー・アラン・ポーが登場するということで、興味を持って読みはじめた。ただ探偵役はランダーという元警察官。ポーは内偵役となるけれど、詩人を自称しているだけあって、言う事とかちょっとぶっ飛んでる。あまり魅力的でない。話しは大して展開がないけど、ページ数が結構いく。細かく丁寧に書かれているせいかもしれない。少し遅々としている感があったけど、そこまで悪いというわけではない。ただ読み終えると、最後がどうにも、やるせない。作者は、ここを書きたかったんじゃないかな、と思えるほど、ここだけスピードがあがった気がする。(別にポーを登場させる必要は全然なかったと思うけど、そうやって注目を集めないと売れなかったのかな)マッティがぶつぶつと祈っている姿は、つらい。本当に、なんだかもの哀しく、怖い。 そして、いまわたしはここに立つ。言ってくれ、娘よ。おまえのその声で。お願いだ。 おまえもわたしを待っていてくれると。すべてはきっとうまくいくわ、と、 そうわたしに言ってくれ。(P371)ランダーとポーの友情みたいなやりとりがけっこう良かった。だからこそ、心臓をとったのが悪魔崇拝とか、そういう話が入ってきたのは、私としては残念。
2011.10.01
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ずっと鈴木英治氏の剣の腕が達者なお役人の捕物を読んでいたので、杉本章子さんの人情もの(ただし捕物はある)が新鮮に思える。なかなかどうして、深いしね~ベストセラー本に手を出してから、(つまらない本に当たったらしく)反動で時代小説ばかりだけど、安心して読めるので(どれもクオリティが高い)重宝している。秋の夜長にはミステリだけど、しばらく離れていたのでカンが働かなさそう。いい海外ミステリが読みたいんだけどな。
2011.10.01
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穂村さんのエッセイを読んでいると、この人の感覚はすごいなぁと思う時がある。自分が暮らしていく中では感じてつかみきれないものを、この人はつかんで文章にしてしまうんだから、すごいよなぁと。そうやって言葉にされると、あぁそうだったのか、とか、そうなの・そうなんだよねとか、あらためてその感情を自分のものにできる気がするんだよね。エッセイってそういう効果があります(よね)。『初めてガールフレンドが出来たとき、嬉しかったというよりも、ほっとした。この世で少なくともひとりは、僕を好きだと思ってくれる人がいる。僕と裸で抱きあってくれるひとがいるのだ。 今から振り返ると、自分を受け容れて貰うことだけに熱心で、相手を愛するとか受け容れるとかいう発想が皆無だったことに驚く。だが、愛情の極端な飢餓状態のなかでは、そのような余裕を持つことはできなかったのだ。』
2010.08.03
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良本。展開がたくさんあって飽きさせない。主人公のハラーのキャラ設定もいい。ただ、どんどん読み進められる本なのに、下巻の途中でもどかしくなって、先に結末を読みにいってしまった。もしかしたら、私は前にこの本を読んだことがあるのかもしれない。作家自身の力量はものすごくあるので、同著者の作品をもっと読んでみてもいいかもしれない。“もし無実なら、人はもっと支払うことになる。なぜなら、弁護するのがはるかにずっと厄介な人間ということになるのだから” この時は、ハラーはまだ無実の人間を相手にすることを‘ちゃんと’わかってはいない。2年も前に無実の男が現れた時、ハラーはわからなかった。見逃して、取引させ、最大限いいだろうという刑に服させた。後半になって、ハラーはこのことを痛切に感じる。交渉するな。答弁取引するな、妥協するな。ひとつの評決あるのみ。無罪(ノットギルティ)以外の評決はない(P182)おもしろいので、オススメです。“無実の人間ほど恐ろしい依頼人はいない”
2010.08.01
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あとがきで、ろばーと・B・パーカーの探偵スペンサーのことに触れているが、確かにそれに匹敵するくらい面白い^^主人公のジョン・カディがカッコイイし、地方副検事のナンシー・マーアとの恋愛話もいい味付けになっている。また、今回殺されたアルの妻の友人キャロルとの関係がハードボイルドっぽい。シリーズものなので、次を読むことができる、というのがとても嬉しいし、楽しみ。(しかも昔の本なので、すでに刊行されているところがいい)
2010.07.31
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『アルジャーノンに花束を』この本を読んだのは、中学生だったか、高校生だったか。かなり有名な本だったのだけど、それが裏目に出て、なかなか読む気になれなかった本だけど、何かのきっかけで学校の図書室で借りて、(図書室の入ってすぐの棚の上に置いてあって、手を伸ばして取ったのを覚えている)、時間をかけずにダーっといっきに読んだのではないかと思う。解説かあとがきかで、邦題の「アルジャーノンに花束を」の「花束」は、ほんとの『花束』を思い描くと間違っている、というようなことが書かれていたのを覚えてる。英題からすると『花束』ではなく、野花を片手で握っているカンジ(?)。本文中の 主人公が書いた手紙を読み進めていくところで、「あるじゃーのんにはなたばを・・・」という下りもよく覚えている。切ない気持ちになったなぁ・・・『くらやみの速さはどれくらい』この本に惹かれたのは、その題名から。光の先に暗闇があるなら、光よりも暗闇は速い? と考えたことから。自閉症の主人公が何度かその問いをしているんだけど、そう言われるとそう考えられてくる・・・(本の中じゃ、光のないところが暗闇だから、暗闇に速度はない、ってノーマルな人は答えるんだけど。そう言われるとそうなんだけど)彼の考え方や生活の様子など、全然飽きなかったな。(興味深いという意味で)面白い。昔見た映画のワンシーン(悪事を行った男性への罰が、脳の一部に穴をあけるか、傷をつけるかで、その罰を受けた後の男性の呆けた顔が忘れられない)を何度か思い浮かべた。。。ベイルの身に起こったことはなんだったんだろう。主人公のようには手術がうまくいかなかったわけで、その映画のワンシーンが頭から離れないな。。。そういう状態の人間を見るのは、とてもしんどい。主人公の手術は成功したように思えるけれど(実際 今ルウは成功したと思うよね)、前ルウも自分で決断して手術を受けることにしたのだからこの結果はいいことだと思うけど、本当に良かったのかなと考えちゃうところは残る。(決して受けない方がいいということではなく。受けても、受けなくても、考えちゃうところが残るのが、こういう問題だよね)とても奥が深い、良本だなと思う。
2010.07.10
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画家たちが生きた時代背景などを織り込んで、画家の人生について書かれた本。読みやすいし、絵も掲載してあり、楽しく読んだ。ただ、レンブラント「トゥルプ博士の解剖学講義」の絵については、以前「土星の環」という本の中で数ページにわたってエッセイが書かれていて、そちらの解説?意見?が心に残っていたので、数行でレンブラントの勝負作(出世作)と紹介されていたのは、そうかもしれないけれど、物足りなさを感じてしまった。ちょっと残念。もちろん、この本は画家の生涯を書いてあるのであって、1つの絵についてじっくり解説をする本ではないのはわかっているけれど。ウィーンの美術史美術館や、マドリードのプラド美術館、ペテルブルグのエルミタージュ美術館で、実際に見た絵があったり、知っている絵があると、やはり「あ 知ってる」という気持ちになって、親しみが沸くし、読んでいて楽しかった。
2010.02.11
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会社の昼休みに、リブロをぶらぶらしていて見つけた本。この著者の本は、1冊だけ読んだことがあって、その面白さにすっごいワクワクしながら読み進めていったのに、終わりにむかってだんだん変な話になっていって、わけわからんカンジになって終わってしまったのが、ものすっごくもったいない、と思った著者。なので今回も、はじめの数ページを読んで、その語り調(文章調?)がめちゃくちゃ面白くて、くすくす笑いっぱなしで、これは是非読もう!と思いつつも、前回と同じように 終わりのほうは変な風になるんじゃないだろうな、という危惧もしていた。そしたら案の定、あんなに面白く書いておいて、一体なんでそう変な方向に走るかな、と思うようになった^^;うーむ。もったいないx100 でも面白いんだよねー。またこの著者の本がでたらチェックしてみよ。
2010.01.10
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『小説家を始めて二年が過ぎたいま、一体小説なんて誰が読んでいるんだと、ますます強く思うようになった。・・・私の実感としてあるのは、読んだ本が体の中にプリントされてしまうような読書をする人が絶滅しかかっているということである。』 P.8冒頭、この↑文章で始まる短編集。図書館で見つけたときには、なかなか良さそうと思って借りたのだが、残念ながら私が思うような本ではなかった。「紙女」という短編の、人が本になる、という話や、「ペーパームーン」という月や人がぺらぺらの紙でできている話など、空想(幻想?)的な箇所が私にはいまいちよくわからなくって(その良さを読み取れなくって)、どれも退屈に感じてしまった。表題作の「われら猫の子」は、子供がいない夫婦が両親や親戚から「子供はまだなの?」的なことを言われつづけているところ、夫が、いまの時代が子供を持つことが優先事項じゃなくなっていて―という反論をするんだけど、その実心の中では、夫婦で子供を持つこと・持たないことについてじっくり面と向かって話しをしたことはなくて・・・と考える話。あーなんか。。。がっつりミステリ系が読みたい。。。
2010.01.10
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読み始める前に「あとがき」を読んでいて、すごく気に入っていた本。カバーの写真(木でできたスプーン)が、タイトルと合っていて(スプーンをお砂糖やら何やらを量るときに使うイメージ)、比喩の深さというか、これは面白いゾという予感がすごくあた。短編・中編の話をいくつかまとめてあるちょっと厚めの本なのだけど、えーっと、、、 途中からつまんなくなってしまって、その厚さに読むのが面倒になってしまった(^^;)あとがき から期待をしていただけに、内容がおもしろくないんじゃ、残念というしかない。。。。あと、私はどうも本の中に方便が入ると読みづらくなってしまって、話に集中できないみたい。著者によれば、わざわざ場所にあわせて博多弁を登場人物にしゃべらせた、という1話があって、ただ それが私にとっては逆効果だった・・・よう。どうにも読みにくかった。
2010.01.04
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この著者については、『ぼっけぇぎょうてい』というタイトルの本の印象が強く、名前を覚えてしまっている。ただ、一度も読んだことはない。今回の作品が初めてだ。短編集だが、1つの話に登場した別の女性が次の話で主人公となっている構成で、読んでいる最中に次はこの人がメインの話かな、と次を読もうとさせる構成となっている。ただどの話もさして面白みはない。地味な女や派手な女が殺されるほど、平凡な暮らしから堕ちてゆく話ばかりで、もしかしたらそういう平凡な普通の人・ちょっとズレちゃった人が堕ちてゆく、そういう風になっちゃうんだよ、という箇所に 何か 感じてもらいたいという本なのかもしれないが、はっきりいってその堕ちてゆく過程(つまりこの本の要所)にインパクトがないし、はっきりいって陳腐でつまらない。どころかすごくいやな一場面があって、こういう本を書いてはほしくないな、とちょっと思った。
2010.01.03
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高校に幽霊が出るという噂があって、その話を僕(主人公)と伊神先輩が解く、という話。どうやって幽霊が出ると見せたかなどにはあまり興味がなかったけど、学生や部活動の様子が懐かしく、いいなぁ学校生活・学生時代 と思って、ウキウキしながら読んだ。「さよならの次にくる」は続編の短編集なのだが、この作家さんは短編より長編の方が面白いかも。
2009.12.29
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たまたまチェックしていた本の、一段下の左側にあって、タイトルと表紙がかっこよかったので、夜に読むのにいいかな、と思った本。寒くなってくると、サスペンス風の本を読んでいる自分に酔って楽しい^^後半部分や最後の展開も、まぁありがち、に進んではいくんだけど、前半部分の描き方とか、主人公の吉岡亜希の視点で描かれた箇所とかが、巧くサスペンスを引き立ててくれて、結構面白かった。ストーリーは、・・・・書くとほとんど書いちゃうことになるから省くけど。いんじゃないかな、金曜の夜に。カフェとか、それこそバーで。(バーで長居はできないだろうけど^^;
2009.12.13
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初めから最後までワクワクして読んだ。読んでいる期間は、気持ちが上向いていたくらい。語り口調(文体)が飽きさせないし、少々スプラッター的な箇所はあるけど、とにかく楽しい。あとがきを読むと、2010年の映画化も決まっているらしいが、確かにすぐに映画が思い浮かぶくらい、ストーリーのテンポもいいし、ディカプリオが演るなら、興行成績もよくなりそうだよね。私としては、マーモセット教授と主人公どちらも同じくらい好きで、シリーズ化されるらしいから、今後の二人の登場・動きがとっても楽しみ!「話せば長くなります。とにかく、生きててもらわなくちゃ困るんです」「私はきみの身の安全を憂慮すべきなのかな」「いいえ。心配してくださっても何の解決にもなりませんから」 (P226) 僕は姿勢を微妙に変えた。右脚から痛みの花火が揚がったが、すぐに不自然に消えた。頭も胃も、鎮痛剤の作用でふわふわしている。「来てくださってありがとうございます」「来ないわけがあるかね。じゃ、連絡を待ってるよ」 教授は行ってしまった。僕はまどろんだ。 クールじゃないか。教授には山ほどやることがある。 僕には一つもない。 (P466)
2009.12.02
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池袋リブロで見つけた本。東京が吹雪で飛行機が飛ばず、どこにも宿泊できるところもなくて、空港で夜を明かすことになった13人の乗客が、それぞれ物語りを語っていく、という構成。 出だしの空港で足止めをくらうところの箇所をリブロで読んで、何とも面白そうだ!と思って図書館で借りた。空港の職員(?)が、ジーヴス(←わかるかな)みたいで、何となく滑稽なやりとりで笑ってしまった。 13人が語る13の物語は、発想が面白いなと思う話もあれば、よくわからないなと首をかしげる話もあり、それぞれ。ただ本の冒頭を読んで期待していた割には、終わり方があまりにそっけなくて、そこはつまらなかった。あんなに面白そうだな、と期待していたので、ちょっと残念だな。
2009.11.28
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今日は、明治神宮へ。雨じゃなくて良かったけど、やっぱり日陰で寒い中、新嘗祭に参加した。大太鼓の大きな音に驚き、巫女さんのゆっくりとした舞に、ほー、と感心した後、農林水産祭式典へ。こちらは建物の中なので暖かい(良かった)。天皇杯受賞者などなど、賞状の手渡しなどの後の、祝辞について。総理大臣の祝辞の代読をした人、官房副長官、元々の祝辞の文面のせいなのか、ご本人のスピーチのせいなのか、まぁ普通の式典のスピーチだったんだけど、その後、参議院議長の江田さんの祝辞が素晴らしくて、代読した人の祝辞がやけに残念に思えた。こういう式典での拍手って、だいたい礼儀で、いわば決まっているからする(と私は思っている)けど、江田さんの祝辞は、自分の心が動いて、拍手したくて拍手した。何が違ったのかな、と考えると、代読の人も、その他の人も、だいたい受賞者や会場にきている農林水産に従事している人に向けて、ま たいてい言うであろうことを言う。受賞おめでとう、食って大事ですよ、(だから)今後ますますのご健勝を~、とか。今回は、政策である戸別保障がどうの、とか、昨今の状況とかもおりまぜながらね。全体に向かってね、言うんですよ。 でも江田さんは、もちろん他の人と同じように、おめでとう、とか農林水産業を取り巻く状況とか、述べるんだけれど、言葉が個々の人・農家に向かっている気がしたんですよね。ちゃんと現場を知っているというか、本当に慮ってくれている、という気がしたんです。目を向ける先が、ちゃんと人を見ている気がした。食って大事だから、生きていくことの基本だから、本当に感謝しているんです、って、ご苦労されているでしょうって、頑張ってください!って強く言ったんですよ、この人は。会場の人たちみんなが、心から拍手をおくっていたと思う。おくりたくてね。(ありがとう、頑張りたいという気持ちになったよって、気持ちを込めてね)こういうスピーチが出来るようになったらいいな、と思った次第です。
2009.11.23
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前半の、登場人物それぞれの目から見た、というかそれぞれの話をしている章が、ポンポンポンと数ページずつ展開されていて、その展開の目まぐるしさが、新鮮さを与えて退屈せず、スピーディに読めて良かった。テンポがよいと気持ちよいね。 登場人物の1人がエレベータに閉じ込められたときは、悪夢のエレベータ(だっけな)という、昔読んだ本のことを思い出しだ。(あれはつまんなかったんだけど)。折りしも映画化?ドラマ化?舞台化?されるからかな、思い出したのは。 本格推理ものじゃないんだけど、なんというかリアル感、身近さを感じた。実際にこの本の話のように老朽化した建物に閉じ込められて・・・・という話がありそうに思える。書き方が妙なのかもしれない。それに登場人物たちが一物を腹に抱えていて、誰でも後ろめたいことがある=善人じゃない設定もいいのかもしれない。 特別すごくいい、というわけじゃないけれど、ヘタにこねくりまわして書く人のミステリとか、変にかっこよく書きすぎな本とかよりはずっといい作品だと思いました。
2009.11.10
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文章の書き方が特徴的、細切れの章の束となっていて、関係のないような話が差し込まれていることもけっこうある。主人公らしきアヴという少年の話が軸となっている気もするが、それだけじゃなくて、この本の世界観、情景、雰囲気、様子、を表すために、さまざまな挿話がある、というつくり。 全体の雰囲気は、戦争の話、争いの話であるせいか、暗めである。現実的な厳しさ=戦争時のすさまじさ、がこの本の書き方で伝わってくる。過去の戦争、戦国時代などの戦いや貧しい時代などでは、こういう生活の中での過酷さが実際にあっただろうな、と思わせる。 しかし、書き方が面白い。早川書房 想像力の文学 というカテゴリから刊行されているのだが、確かに“想像”をする話であり、かつSFとかファンタジーとかではなく“文学”なんだな、と納得する。面白いジャンルをまとめあげたなぁと思う。 内容を、いささか暴力的であるけれど、簡単にまとめると、地球人が別の星に移住し、はじめは、移民を受け入れるその星の人の優しさで迎え入れられたけど(食べ物をわけてもらったりとか)、地球人の止むことのない“もっと欲しい”という欲求と、どんどん移住している地球人に、しだいに自分たちの住む場所などを奪われていった星のひとたちが、元々優しいのだが、(地球人たちのように)戦わなければっ、ということを、とある男から教わり、学び、やがて地球人たちとのゲリラ戦を繰り広げ、その状態がずっと続いている、という設定。 タイトルの『下りの船』とは、戦闘地域などに行くのに川を下っていかなければならなくて、船で川を下っていく、ということが、一種のキーとなっているから。各章は、下る船そのものの話があったり、下っていくことになった人々の話しがあったり、戦闘地域へと送り込まれた兵士たちの話があったり、となっている。 沈んだ雰囲気だけど、結構好きだな。書き方が妙といえば、この間読んだ『偶然』もそうだけど、長編になればなるほど、会話以外の文章部分の書き方の巧さが光るな。
2009.11.06
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祖母の話と孫娘の話と、どちらも結構展開があって面白く読めた。祖母の話は、ジェームズに愛されてる、っていうのがうらやましいくらい。孫から見てもうらやましいほどの夫婦。でも祖母の語りの中では、実は結構大変(笑) でも、最後には本当に仲むつまじい。ジェームズの死の場面は泣けてしかたなかった。心にこみ上げてくるものがあって・・・・ 心があたたかくなる本で、かつ大事なことにも気づかせてくれる。そういう本でした。現実って大事。もちろん理想や夢、想像はいくらでも見ていられる、でも現実の方がより大事なんだよね。現実にある愛のほうに目を向けて、育めるように自分を差し出す、ということをしなければ。自分や自分の周りにいる人が幸せを感じるためには、それがとってもいい方法。 という本。気持ちが明るく、上向きになる本です。
2009.11.05
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一度コンビニで受け取り損ねて、再予約。単行本だけど、薄めだし、内容が軽快で読みやすいから、一日で読める。遠山景元(金さん)が出てくる。 たしか、最近新聞で、この本の続編らしきものが出た、というのを知った気がする。面白いので読んでもいいけど、別に読まなくてもいいかも(笑) 老中になる前の水野忠行が出てきて、水野側と金さん側の策合戦が繰り広げられる、という話。 いわゆる渋い時代小説より、ちょっと前に流行ってた若だんなシリーズのような軽快なカンジの本の方が好みだ、という人にはあっているかも。楽しいですからね。
2009.11.03
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『私は難破した船の残骸にたいへん興味がある・・・・人間の作った多くのものは―大きな建造物の廃墟についても同じことですが―破壊によって偉大になるのだと思う。』(裏表紙より) 副題 帆船アザールの冒険という。モゲル(壮年のおじさん)とナシマ(ティーンの女の子)と無口な男のアザール号での旅が前半繰り広げられる。 確か訳者あとがきでも、文章の巧さ について書いてあったように思うが、本当に登場人物の目線になって、夕日が沈む海の波に大きく揺られながら船の上にいるように思える場面があり、この人は本当にうまい、と心の中で感嘆するほどだった。 後半の話は、船を下りてから、ナシマが成長して女学校を出た後のことになるのだが、船旅を一緒にしているときのナシマとは打って変わって、彼女のモゲルに対する憎しみが急にあらわれたようで、ドキッとした。 主題は、大人になる過程(ナシマ)と老いてゆく=さまざまなものを失くしていく過程(もげる)、それぞれの難しさ&ぶつかり、ということらしいが、私はその主題よりも、文章が表現する(ここまでできる!)情景や、文章自体平易ではないのに、ずっと読んでいくといつのまにか惹きつけられていることなどが印象に残った。いかにもフランス文学っぽいと納得した。 この本には、もう一作品『アンゴリ・マーラ』という話も収められている。こちらは独特な感じがする。普通に暮らしている場合、こういう話を書こうという発想は出てこないんじゃないかと思った。著者が実際にジャングルに行ったことがあったりしなければ難しい。この話も書き方が巧いから、結構好き。
2009.11.02
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文章が読ませる。巧い。それに面白い。ドキドキワクワクしながら読んだ。章の切り方(終わり方)もいいところで区切ってあって、早く読みたい、と思わせる。こういう本は久しぶり それなのに。それなのに、だ。最後が何とも平凡でつまらない。急に冷めてしまったようなカンジ・・・・もったいないなぁ。本当にもったいない。 ただそう感じるのは、きっと私がミステリをある程度読みなれてしまっているからかもしれない。そんなに読んでいない人(特に海外モノ)だったら、この本はやっぱりメチャクチャ面白いだろうな。(うらやましい) 『こうした節目節目の重要なシーンを描写するマクロイの技量は、古今東西のミステリ作家の中でも、ちょっと並ぶものがないくらい優れています。それは彼女が「演出」というものの効果を、知悉していたからではないでしょうか。人物や舞台の提示が、ともすれば「説明」に終始し、なかなかすんなりとは作品世界にのめり込めない、そんな“黄金時代”の謎解きミステリの多くとは明らかに異なる本格ミステリの描き方を、彼女は会得していたのです。・・・』(by 川出正樹 『家蠅とカナリア』ヘレン・マクロイ P422) これは同著者の別の作品のあとがきに書かれたことだけど、まさにそのとおりで、書き方の巧さは、この『ひとりで歩く女』にも現れている。本当に巧いんだよねぇ。
2009.10.19
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偶然にも先週NHK教育chで三谷幸喜脚色の「新・三銃士」が始まって、1話を見たらリシュリューが登場して驚いた。元々リシュリューのことは知らなくて、図書館で本を探しているときにタイトルが目に付いて借りただけなのだけれど、タイムリーな感じがしたので1日で読んでしまった。内容が面白いというのもあるし、どこの国の王が、王妃が、弟が、娘が、・・・という箇所を少しナナメ読みしたということもある。私はデュマの「三銃士」を読んだことがないし、映画化されたのも見たことはあったかもしれないがあまり覚えていないので、リシュリューに対して何等すりこみはないけれど、デュマの「三銃士」のおかげで、リシュリューは大悪党になっているらしいが、この本ではその悪党っぷりというよりも、彼の政治的功績などとともに、“彼”のことを書いているので、読後の私にはリシュリューが悪党という印象はない。むしろ、この本を読むで彼の偉大さを感じて、やはり一国の政治を担う人というのは、凄いな、という感想を持った。きっと名作「三銃士」も面白いのだろうけど、こうやって登場人物の1人についての本を読むと、きっとこの時代を違う方向から眺めることができて、より深い理解というのか、面白みが増すのではないかなと思った。もちろん、人形劇「新・三銃士」を見るのも楽しくなるんじゃないかと思う。 リシュリューは運が良かったろうか。確かに、国王の寵臣リュイーヌの戦病死、シユリ、ピュイシユ、ラ・ヴィユヴィルら大臣たちの不正発覚と追放は、彼が自ら仕掛けた結果ではない。 母后マリ・ド・メディシスによる強力な後押しもあった。しかし、決定的だったのは、彼の政治に対する識見の高さであり、最終的には、それを見抜いて宰相に抜擢したルイ十三世の賢明さにあったと言える。忌み嫌った男に、一国の命運を担わせる勇気は、並みの権力者のものではない。 このとき、国王は二十四歳、宰相三十九歳である。 (本文P147より)『リシュリュー』が提示している問題は、権力的人間のありようである。その実像は、現代の感覚から考えると、いや、私のような平凡人から見ると、その灰汁の強さに辟易させられるところがある。しかしながら権力的人間のいやらしさは、永遠の課題である。人間にはどんな人であれ、何らかのかたちで、どこかに権力志向性はあるからだ。 彼には民衆の視点がない。だが、当時、そこから国家を主導する原理は生まれ得なかった、というのも歴史的事実である。しかも、国家の形成という目標に邁進する姿は、公に殉じるという意味で一本、筋が通っているところがあって、粛然とさせられる。(あとがきP335より)
2009.10.17
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出だしが面白そうで借りた。作家と記者たちのインタビューが、言葉が辛らつであったり、くどかったり、意地悪だったりして、時に嫌いになったり、飽きたり、楽しんだりした。ストーリー自体は逆に好きではないのだけれど、(特に純情そうな人にはオススメしないけど)、本の中の「ダイビング式読書」という考えに、あぁそうかもしれない、と本当に納得したので、印象に残る本となった。 世の中には読まずに読むというほど凝った連中が大勢いるからな。ダイバーみたいにウェットスーツに一滴も水を通さずに、本を通過していくんだ」・・・「そういうのをダイビング式読者というんだ。・・・わたしの読み方は食べ物をとるのと変わりなく、そのことはつまり自分にはそれがなくてはならないというだけでなく、それが体内の組織にまで入り込んで、それらを変質させるということも意味しているんでね。食べたものがブーダンかキャビアかで、人は変わる。それと同じで、今読み終わった本がカントか(できれば避けたいところだが)、クノーかで、人は変わる。<人>と言ったが、正しくは<わたしとほかの何人か>と言うべきだろう。なぜならたいていの人は読んだのがプルーストであれ、シムノンであれ、自己のひとひらも失わずに、ひとひらも新たに付け加えずに、以前といっこうに変わらない状態で浮上してくるからだ。本は読んでも、それだけのことで、いちばんましな場合でもせいぜい<これこれについての話>だとわかるくらいの程度なのだ。誇張していると思わんでくれ。何度、頭のいい人たちに向かって、<この本を読んで、きみは変わったかね>とたずねたことか。すると相手は<なんで変わらなくちゃいけないんですか>とでも言いたげに、目を丸くしてこちらを見返すんだからな」・・・「あまり賢いとは言えんね、きみも。じゃあ個人を変えられるのは<主義主張をふりかざず>本だと思っているのか。人を変える力にいちばん乏しいのが、その種の本だというのに。そうじゃないんだ、人に感銘を与え、人を変身させるのは、それとは別の本、欲望や快楽を描いた本、天才的で、まずなによりも美しい本だよ。・・・彼らは一読して、<なるほど、さすがセリーヌだな、たいしたもんだ>とひとこと感想を述べたきり、日常生活に戻っていく。・・・レオ・マレのような地味な作家でも、その本を読んだら、人は以前の自分と同じではいられない。・・・そう、そこが肝心なのだ!視線を変化させる、それが傑作というものなんだよ」「・・・名前は忘れたが、ある知識人による秀逸な引用がある。いわく<結局、人々は本を読まない。もしくは読んでも理解しない。もしくは理解しても忘れてしまう>とな。状況を見事に要約している言葉じゃないか、きみはそう思わんか」 (本文P66より)
2009.10.09
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『世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである。』科学系の読み物、は結構好きだ。学校の教科書(化学、物理、生物、地学)では全然理解できなかったけど、「読み物」だと楽しく読める。頭で覚えること、問題を解くこと、をしないから、気楽でいい。解説してみせてくれる、その仕方が巧いと、ワクワク感でいっぱいになる。この本は、全体の構成が面白いと思った。実験模様を詳細に記した章は飛ばし読みしたけれど、それでも結構気に入ったのだ。『連続して変化する色のグラデーションを見ると、私たちはその中に不連続な、存在しないはずの境界を見てしまう。逆に不連続な点と線があると、私たちはそれをつないで連続した図像を作ってしまう。つまり、私たちは、本当は無関係なことがらに、因果関係を付与しがちなのだ。なぜだろう。連続を分節し、ことさら境界を強調し、不足を補って見ることが、生き残る上で有利に働くと感じられたから。もともとランダムに推移する自然現象を無理にでも関連づけることが安心につながったから。世界を図式化し単純化することが、わかることだと思えたから。・・・・・』(163ページ)恐らく、「生物と無生物のあいだ」の方がよく売れたし、有名だろうけど、私はそちらはまだ読んでいない。この本が面白かったので、そちらも読んでみたい。
2009.09.20
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きっと雑誌の対談で紹介されていなければ、出会うことのなかった本だと思う。そのタイトルからも、本の装丁からも。でも図書館で予約してしまってあったので、借りてきた興味のないまま読み始めたら、今日一日で読みきってしまった。映画についての会話なんかがどの話にも入っていて、公民館で上映される「ローマの休日」が各話の接点だったりする。どの話も結構気に入ったけど、「ローマの休日」を公民館で上映することになった最後の話は泣けた。1話目と最後の話では、軽快さが違う。最後の話は断然読みやすくしてある。テンポがよくて、笑う箇所をいっぱい撒いてある。だから笑ったし、泣いた。この話が一番最後だから読後感もいい。すっきりさわやか、やさしい感じ。「俺、もっさんのことちゃんと好きです。だから、いい加減なことはしないつもりです」・・・・「もっさんを俺のものにするためにこれからどんどんがんばっていくつもりですけど、今日はただ映画を見せたいだけです。」 (P112)知らない映画のタイトルを見るたびに、いろいろあるんだなぁ、見てみたほうがいいかなぁ、と思ったりした。たとえ載っている映画を見なくても、別のものを見たりとか・・・いい映画を観たいなぁ。1人で見るのもいいし、友達と食べ物持ちながら見てもいいし、ね。・・・「別に気づかなくても、あのシーンの価値が損なわれるものじゃないから、ぜんぜん問題ないんだけどね。ただ、知っていると、もっと深く楽しめるだろ?」 僕はうなずいた。浜石教授は続けた。「ところで、君は人を好きになったら、どうするの?」どうするのって言われてもなぁ、と思いつつも、僕は答えた。「その人に思いを伝えますね、たぶん」「伝えるだけ?」 質問の意図が深まっていくのを感じたので、戸惑って返事をできずにいると、浜石教授は真剣な光をかすかに目に点して、言った。「君が人を好きになった時に取るべき最善の方法は、その人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳をすますことだ。そうすると、君はその人が自分の思っていたよりも単純ではないことに気づく。極端なことを言えば、君はその人のことを実は何も知っていなかったのを思い知る。そこに至って、普段は軽く受け流していた言動でも、きちんと意味を考えざるを得なくなる。この人の本当に言いたいことはなんだろう? この人はなんでこんな考え方をするんだろう? ってね。難しくても決して投げ出さずにそれらの答えを出し続ける限り、君は次々に新しい問いを発するその人から目が離せなくなっていって、前よりもどんどん好きになっていく。と同時に、君は多くのものを与えられている。たとえ、必死で出したすべての答えが間違っていたとしてもね」 浜石教授はいったん言葉を切り、柔らかく微笑んだ。「まぁ、人であれ映画であれなんであれ、知った気になって接して瞬間に相手は新しい顔を見せてくれなくなるし、君の停滞も始まるもんだよ。そのノートに載ってる好きな映画を、初めて見るつもりで見直してごらん」 (281ページ)
2009.09.19
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18日(土)からカンボジアに行ってきました。思えば、連休にあてて旅行することを思い立ち、初めはミュンヘンのレジデンツ観光とノイシュバンシュタイン城よこでパラグライダーをしよう、と考えていたのが、ぎりでアンコールワットへ行き先変更。ビザの関係で申し込みギリギリで滑り込みセーフ(留守電対応で、営業時間外で受け付けてくれた旅行会社さんに感謝ですね)。会社で仕事をして、1時、2時帰宅を続けていたら、すでに14日ぐらいになっていた。たいてい旅行申し込みは2~3ヶ月前にする(?)から、決め手申し込んでからかなりの日数がたつけど、その間にいろいろ見たい場所とか旅行本読んだりして楽しむものだけど、今回は会社で あ、あした朝飛行機に乗るんだ、的なカンジで。まあ、全部現地ツアー組んであるから、連れて行かれるだけの旅行なんで、特に考えることもないのだけど。アンコールワットやアンコールトムやタプローム遺跡や、色々、15~くらいの遺跡をあちこち見に行きました。アンコールワットはもっとジャングルみたいな中にあるのかと思っていたら、やはり観光地。かつ、周りにお堀があるので、結構拓けていて、ちょっと思っていたのと違うかなー。それと比べると、タプローム遺跡は、映画トゥームレイダーの中で見たようなカンジのまま。映画ではもっと木の根とかをたしたとガイドさんは言っていたけど、雰囲気満天でとってもよかった。崩れた遺跡の石に生えた緑の苔とか、木の根が遺跡を食っている姿とか、いいね~。アンコールトムはディズニーのビッグサンダーマウンテンに見えてしょうがなかった。山の形が似てて・・・(遺跡は塔であって山じゃないんだけど、どうも姿形が似ててね)昔の療養所の跡とか、周りが森でいい風が吹いてたなー。石の上に腰かけて遺跡眺めながら、他の観光客がビーチサンダルはいているのを、あれは砂が入るし、汗かいてすべるし、なんでビーサンはいてくるんだろうね?って会話してたり・・・のんびりが楽しい。日中はホテルで3時間くらい横になってTVみたり(NHKとStarMovieとAXNね)してくつろいだり、スケジュールがいい。間に休みが入ると大分ラク。ツアーはたいてい、コレみたら次はコレ、って休む時間はないからね(短い滞在期間を無駄にしない、ということなんだけど)クメール料理は全く口に合いませんでした。3回でたけど、無理だった・・スープはしょっぱいし、独特な香辛料(?)の匂いと味がだめでね・・・1回あったカンボジア風中華ってのが一番おいしかった。普通に食べられる。美味しい餃子、美味しい中華。カンボジアのシュムリアップは砂がいっぱい。砂ぼこりがたつとさすがに現地の人もマスクしてたりする。貧しい人も見たけど、町中に2階建てのちゃんとした家がたってたりして、やっぱりお金のある人もいるんだな、という感想。発展途上なんだな、というのが随所に見られる。これから、なんだよね。これから、国全体がよくなっていく、という国。だから発展途上、というんだろうけど。田んぼで牛にひかせて耕して、手で苗を植えてたな・・・日本の何十年か前の姿だろうね。今は耕運機で耕すし。今は雨季だけど、観光中は雨は降らず。車で移動中とホテルでのんびりしているときに雨が降ったくらい。とってもラッキー。晴れ女なのかな。
2009.07.22
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ワンデーの、毎日新しいものをつけれる、好きなときにぽいっと捨てられる便利さに慣れていたら、前回眼科医に、でもやはり目のことを考えれば、ハードのほうが目にはいいんですよ。と言われた。今は皆寿命がのびて、このままコンタクトをしていくと何十年としていくことになるけれど、やはりそれだけしていくと、目の剥離?、とか、あぶない話もしてくれた。2,30年先を見通せば、あと数年~10年にはハードに変えることも考えてみたら、と。というわけで今回ハードレンズのお試しをしてみた。人生初。ずっとソフトレンズだったからね。多少違和感はあるけれど、まあ使い捨てと併用していけば、と思って、ハードレンズに変えようかと心が決まったところ、取り外すことが相当に難しいということに直面した。あんなに目の周りを強く押したり引っ張ったりしたら、肌に悪い。何回やってもとれないし。ちょっと赤くなってくるし。。。でも、まとりあえず眼科医のセンセイのところにいった。で併用するつもりであることを言ったら、それはお金の無駄。今日はソフトの処方箋出しておきますね、とあっさり言われて診察は2分ほどで終わった。。。いわく、ハードレンズにするには慣れることが大切で、大変、初めから併用するつもりでなんていたら、お金を無駄にするだけ。決心したら変えれば?・・・・コンタクト屋さんの担当者には長い時間をかけてレンズをあわせてもらったけれど・・・すみません。今回もワンデーでいきます・・・・
2009.05.16
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若い男の人がのってましたー。(といっても、すごい若いとかじゃなくて人生後半なおじさんとかではない、という意味)1億6千万円? ネットで調べたらその金額・・・すごい。マフラーが真ん中にひとつで見たことのない形の車で、家に帰って調べたら、世界で限定20台なんですね。。。しかも、その珍しい車のナンバーが39で、そのあと ピンクのオープンカー こちらも見たことない形に20代後半かなぁ。でも、きれいな女の人がのった車が。。。ナンバーが40で、連番。しかも高速を伊香保のところで、レヴェントンがおりていったあとをピンクのオープンカーがおりていきました。。。すごいなー。世の中にはいるんだなー。。。。いいなぁ。
2009.04.12
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昨日より少し曇っていて過ごしやすい。近所の桜は満開だが、春の強 風でなんだか埃っぽく、空気ももあーっとしてる。やけに体力を奪われる。今日は図書館で、本館にある新着本を借りようと思ってたら、図書館に着いたときには他の誰かに借りられていた。仕方なく予約する。中村俊介「察知力」著者多数「不思議の足跡」宮城谷昌光「他者が他者であること」ジョルジュ・ベルナノス「田舎司祭の日記」ビンバ・ランドマン「シャガール わたしが画家になったわけ」を借りた。宮城谷さんの本は、もし↑の本を借りることができていたらきっと探さなかった本だから、ラッキーな気がする。同タイトルの箇所だけさらっと読んだだけだが、面白そう。期待している。図書館からの帰り道、女の人がアパートに向かってカメラを構えているのを見つけた。道はそちらなので近づいていったら、撮ってもらえますか?と頼まれた。先ほど見えていなかったが、男の人もいた。アパートの前のアパートの名称やらが書き込まれた看板を真ん中に撮ってほしいという。たぶん今日引っ越してきた新婚さんなのではと見当をつける。女の人は優しそうな明るそうな人だった。心が温まる感じの人。たとえばもし女の人の顔が、まあいわゆる不細工であったとしても心根は優しい、という人はいて、そういう優しい人はやはり幸せな結婚をしたりする。顔が普通であれ、優しさが欠如している人はどうするのかな、とちょっと思う。ものを頼まれればこたえるし、人に親切に接することもできるけど、本質的なところで優しさがない、というのは、結婚をするとか、人に想われるということについては圧倒的に不利なんではないかとちょっと思う。クールビューティーとかじゃなくて、やけにクールでもないんだけれど、根本に優しさが見えない、(無関心?)、というのは、致命的にさえ思える。
2009.04.05
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有名な建物ありますよね・・・結婚式を挙げられる場所。そこにテイクアウトのケーキを買いに行きました。よこのテラスのあるカフェのケーキが目当てです。丁度結婚式だったようで、ウェディング姿の人がいました。スタッフの人たちが手を叩いていましたけど・・・私的にはあれば微妙・・・あんな歩道にまででてくるのがかまわない、と思うのだろうか・・・先を急ぐ私には邪魔なだけだし。音楽うるさいし。。。カフェもなぁ。口コミみたらいいいい、って書いてあったけど・・・普通だった。店員の態度が微妙。あえて態度が悪いとは言わないけど、ファミレスの店員と何が違うのかよくわからない。私にあたった店員だけ(2人)がそうなのか。テイクアウトの客にはそうなのか。どちらにしても次また行きたい、と思うカフェではない。もっといいカフェあるのにな。名前だけだ。
2009.04.04
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3月大歌舞伎座は忠臣蔵ということで、19日と26日に午前の部、午後の部を見に歌舞伎座へ行った。19日は、2等席で1F真ん中あたり、26日は、1等席で7列目の真ん中あたり。午前の部は、面白かったなぁ。片岡仁左衛門さんのきている着物がすっごく上等に見えて(実際上等なのだが)似合っていて、かっこうよかった。黄緑色の着物のときと、白い着物に紫のはおりをしているとき。なぜか、松本幸四郎さんは好きになれず。あんまり見せ場がないような気がした。片岡さんのほうがいい場面の役をもらっていたような気がするのは気のせいか。歌舞伎を見るのは初めてなので、あまりよくわからないが、今回わかったことは、私は女役の人の声が、ものすごく嫌いだ、ということ。なんかもごもごしているし、聞きづらいし、やけに甲高かったりするし、耳障りで、舞台に集中できなくなる。それから、歌舞伎座は建て直すらしいが、確かに座席の間隔が狭くて、足をずっと曲げていることがつらい。4時間の終わり頃になると、集中力がきれる。午後の部なんか、そんなところに女役の耳障りな声で、ほんとに気がそがれてしまった。残念。・・・午前の部は面白かったなぁ・・・片岡さんが出ているところは。
2009.03.19
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木内昇「茗荷谷の猫」を図書館に返しに行った。あと安住洋子「日無坂」も。午後から雨の予報で、お昼頃に家を出た。空が曇っていて、空気が冷たい。寒い。確かに雨が降りそうだった。(結局振らなかったけれど)茗荷谷の猫はまだ読み終わってなかったし、感想も書き留めてなかったから、図書館の勉強コーナーへ。受験時期は終わっているから人はいないかと思ったけれど、結構な人の数だった。皆1コずつ席を空けて座るし、それでも奥の方に席を見つけたから、良かった。そしたら、最後の方の短編に「てのひら」っていうのがあって、一番気になった作品だったから、感想BOOKにもこれを書いた。(というより、あまりスペースがなくて、ほぼこの短編についてだけしか書けなかった)田舎から出てきて、東京の人ごみとかに慣れていない人は、うまく順応できなくて、人の流れの邪魔になるようなところで立ち止まったり、カフェの周りの席の人たちに聞き取られたくないような、恥ずかしい思いをしたり、とか。色々ある。なんでちゃんとしてくれないんだろう、とか、みっともないから黙っててくれればいいのに、とか。なんでよ?、って、本当はそんなんになりたいわけじゃないのに、おなかの中に溜まった黒いモノって吐き出さなきゃいけないくらいに侵食してきて、大声だしてすごい剣幕だったり、ものすごい意地悪だったり、ヒドイくらいに残酷だったり、責めると吐き出せて、ラクになる。そんときにはもう、取り返しつかない責めを相手にしてしまっているんだけど。まぁ、そんな話で、読んで自分だけじゃないんだな、こういう思いをしたことがあるのは、と思ったわけです。本の話になるくらいだから、結構多くの人が経験あるのかな、と思う。で、みんな どうやってやり過ごすんだろういい、解決方法があれば、いいな。私は結構、黒いモノが溜まりやすい。吐き出さなければ、どうしようもないから。
2009.03.08
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マロニエゲートの4Fかな、に入っているカフェ 名前が定かじゃない・・・カフェヴォヤ―ジュ? で、五穀のシフォンケーキを食べました。シフォンケーキはあんまり好きじゃない。紅茶のシフォンケーキとかよくあるけど、紅茶ってそんなに甘くないし、独特の苦味みたいなのあるし。でも、この五穀のシフォンケーキは美味しかったなぁ。クリームの甘さも絶妙で、はしっこはもとより、中側のクリームのついていないところもつけて食べた。これ食べにちょくちょく行ってみようかな。。今日は土曜日なのに、雨だったからか、14時頃行ったら、ガラガラでした。まあ、マロニエゲートの各階のお店も、ヒトが入っているところもあれば、全然入ってないところもあるし・・・マロニエゲートって、あんまし「ない」よね・・と個人的には思っているのだけど。どうでしょう。
2009.01.31
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薄型で、ドットで、3段に色分けされている、手帳サイズのノートがほしい。手帳でもいい。それを求めて、今日は銀座のトーキューハンズと、Ito-ya、と デパート内の文具コーナーに行ってしまった。なかったのだけれど。あきらめて、ハンズで見つけた、薄型手帳サイズのノート3冊セット、方眼 を買おうかな・・・でも方眼じゃないんだよなー。。。なんで、世の中には、罫線(細いかワイドか)か無地か方眼しかないんだろう・・・手帳もあんなに種類が多いなら、もうちょっとバラエティがあってもいいと思う。あんなにたくさんあるのに、週間型をちょーいっぱい見てるのに、いいなこれ、と思うものがない・・・何でもないドットなら、罫線ほど線をきにしなくてよくて、無地ほど字ががたがたにならず、方眼のように邪魔しない、というすごいことがあるでしょ。しかも、週間の手帳とかって・・・なんで一年分?どうして1年分を持ち歩かなきゃいけないの?重いじゃん。なめんてんのか、と思う。。。ルーズリーフじゃばらばらだし。リングはじゃまだし。ビニールのカバーに月間の1年分と、週間分を差し入れて使えばいいじゃん。で、週間は終わったら次のと差し替えるとかして。ルーズリーフの組み合わせの薄型ノート版はナゼないのかなー。どっかにあるのかなぁー。あーやっぱりドットがほしい。
2009.01.31
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山手線の窓から、新幹線が見えた。帰りの19:30頃だったっけ。姫路行き。いいな。旅行行きたい。平日旅行って、贅沢だよね。旅先でのんびり、とか。会社休んで、行きたいな。
2009.01.29
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帰りの山手線内で、バクのような白黒な動物が腕立て伏せの準備をするように、両手をついておなかを浮かし、足を伸ばしてつま先で体重を支えている、広告を見た。背中の上にミネラルウォーターが乗っている。(しかしバクには2本ツノのようなものが生えているな、と思っていたら、右となりには白黒のペンギンが頭の上にミネラルウォーターを乗せている。。。隣のは腕立て風に下を向いているのではなくて、ペンギンがえびぞりして、お腹の上にミネラルウォーターを乗っけているんだ!ということに気づいた。。。不思議な2本のツノも、何てことない、ペンギンのカパッとあけたくちばしだった。。。紛らわしいような気が。。。ペンギンだからmobile suicaのペンギンととっても似てるし、キャラクターとして、ペンギンの起用って多いな、と思った。ちょっと飽きた。最近やたらと動物多いし。出演料が安いのかな??(本物でもぬいぐるみでも??? アフラックのあひるは動かすヒトがプロでお金かかってそうだけど)はーーーー。見間違えた。あとは、なんかバクだかペンギンだか、目がおっつかない。
2009.01.28
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ニュースで出てた、バカラのシャンデリアを恵比寿まで見に行きました。世界最大級の大きさ。下から見上げると、大きいな、とわかります。お昼ぐらいだったけど、曇っていたからか、昼間なのに点灯してました。キレイでした。あれは、フランスのバカラ村から運ぶのに、いくらかかるんでしょうね・・・あれって解体して運ぶんでしょうか。じゃないと、あの大きさのもので、ガラス製なんて、飛行機でそのままは運べないよねー。ロシアで見たクレムリンのシャンデリアも大きかったけどな・・やっぱり豪華な部屋にぶら下がってるシャンデリアのほうが、もっとキレイに見えるかな。恵比寿のは、それだけドンと置いてあっても、まあ見世物だし、いいんだけど・・・外だし寒いしね・・・
2008.11.19
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ウクライナの寒いどんよりとした冬の空の雰囲気が目に見えるように本全体に広がってる感じ。春がめぐってきたりもするけれど、本全体の雰囲気が「憂鬱」な感じをよくかもし出してるなぁ、と感心します。ペンギンってなぜか滑稽な感じがするところも、いい味です。ストーリーは、恋人に去られた主人公がペンギンを動物園から引き取って一緒に暮らしているところ・・・主人公は作家志望、でも今まで一度も長編どころか中編の物語も書ききったことはない。でも短編がスバラシイと目をかけられて、新聞に載せる追悼文を予め(!)作っておく仕事を任せられるようになる。。。。。。話の中で、サスペンスよろしく盛り上がるところはあまりない。静か動かというなら、静。トリックとかがあるわけでもないし、ミステリーでもないけど、まあ犯罪小説?になるのかな。読んで悲しくなるとかそんなんでもないけど、憂鬱になるわけでもないけど、題名とおり「憂鬱」の雰囲気をたのしめる作品です。評価が高いというのもまあわかります。ほんとに、あーウクライナ、うんそんな感じ、と思える本です。秋の寒い夜、冬の昼間(冬の真っ裸の枝とか思い浮かべる)に読むのがいいかな。別に秋の昼、冬の夜に読んでもいいんだけど。けっして暗くなる、というわけではない。哀しい滑稽さ、みたいな要素も入っているので、ギャ暗い!って感じではない。春や夏の本ではない、確実に。
2008.11.17
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プラハで見たバーバリーのコートが忘れない。。。確か日本円で50万円~ぐらいだっか、値段は忘れたけど。黒くて、膝上くらいのショートで内側に毛がついてて、めちゃくちゃカワイイやつ。 HPで探してもWomen’sCoatのどこにも載ってないようだし。。。ナゼ? あったからって買えるというわけではないかもしれないけれど・・・先週ハワイでバーバリーのお店行ったときもなかったし・・・プラハにのみあったのかなぁ・・・買うべきだったのかなぁ。。。
2008.11.11
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この間L25で紹介されていた渋谷の本屋さん。この間情熱大陸で何か紹介されていたのでしょうか。本屋さんのブログで、情熱大陸放送後は大賑わいだった、というようなことが書かれていました。とはいえ、私は見ていないので何がどのように紹介されていたのかわかりませんが、L25の紹介に惹かれて、今日英会話に行くのにあわせて、行ってみました。探し歩いているうちに、こっちじゃないかも、と思うほど、少し距離があった(ToT)WEBサイトの地図で、とあるホテルの近く、みたいに書いてあったと記憶していたので、そのホテルらしきものの前をとおりすぎて、なんか・・・・ないなぁー、と思いながらも、戻るのもなんなんで、(だって、東急本店の右側の道まっすぐなはずだから、間違ってないと思うし)そのまんまテクテク、ほんとテクテク歩いていった。と、突然左手に発見。良かったデス、あって。こんなに離れてるんだなー、というのが第一感想。入ってまず、真ん中のテーブルの上をチラチラみて、左側の比較的最近の年代の棚からみて、そこから50年代とかもっと前の右側の棚を見て・・・・と1時間くらい?過ごしたかな。過ごしてないかな。その間も数人お客さんがきて、買って、帰って。。。長田弘さんの本が1冊あるのを見たけれど、買いませんでした。中を少し読んだけど、珍しく私が好きそうになかったので。。。。残念。でも、2000年の棚で、「博物誌」の冒頭を読んで気に入ったので、お買い上げ。400ナンボでした。んー、感想としては、品揃えが、私の好きな風ではないかな、と。まー、じっくり各年代の棚の本を読んでいるわけではないので、確実なことはいえませんけど。ちょっとやっぱり品揃えが・・・偏ってる気がするんですよねー、つまりジャンルが。やっぱり芸術・アート系なんだな、と思った次第です。そりゃ思想もあるんですけどね。そこはオシャレにまとまってます。。。よね。渋谷だし(←?)あとは、やっぱ私が好きなのはミステリー中心で、時たま歴史・思想・アートをかじるくらいなので、私に素地がないから、この本屋さんの棚の感じがまったくつかめない、デス、ね。まだまだ、この本屋をものにするにはそこで過ごす時間が短いし、ジャンルの違いは大きいかなー、解消できないかも。場所遠いし(笑 ジャンル重なってる人は、結構楽しいと思うんだけど。
2008.10.28
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東欧旅行から帰ってきました。とりあえず撮った写真252枚をPCに収める・・・しかし初めのほうは精度を高くしてしまったため、編集しないとフォトアルバムにアップできず・・・・面倒なので断念する。アップできるものだけ少しピックアップしてアルバムに載せるまでは終わらせた。ハァ明日から会社なんてシンジラレナイ。というか、面倒くさい。会社って、つまんないよなー、と旅行中2,3度仕事のことを思い出す度に思ってました。ツマラナイコトバカリ。ハア。何故か空しくなる日々・・・東欧の雰囲気がそうさせるのか。街の景観は雰囲気があってどこも素敵でしたが、なんか似たように雰囲気がよい、というだけだと、段々飽きてきてしまっていた。途中、ウィーンの美術史美術館の現地ツアーの人の西洋史・世界史などを聞いていると、なんて自分は歴史を知らないんだろう・・・勉強したいな、という気分にさせられた。ガイドさんの話が面白いからかなぁ・・・(早速勉強熱は引いていく) あと、英語はできるようにちゃんと勉強しよう、という気にもさせられた(別に現地で英語はしゃべられてないんだけど、要するに語学熱)中途半端なのは役に立たないから、英語で議論できるくらいに???日本は雨ですね・・肌寒いです。これから秋だから、いい秋にしたいなー。読書の秋。でも、自分の本棚作りたいんだよねぇ。一風変わった本棚だけど。握って丁度いいくらいの大きさの軽い木かプラスチックを使ったマグネットに本の題名とか情報を書いて、それを自分の中の優先順位で高低をつけて、立てかけたボードにおいていく。マップの造りは雰囲気が基本かな。それとも、読んで受けた感じが似てるとか?ありきたりな本のジャンル分けでマップ作りをするのは意味ないから、自分の中で、今まで読んできた本が高低と左右もしくは奥行き(ボードじゃ無理だけど)で、好きぐあい、衝撃ぐあいとかが、一覧で見れて、もし友達にオススメの本は?ときかれて、どんな感じの本がいいのか把握できたら、「じゃあこれかな」とひっぱってこれるような、本棚というか本マップを、PC(二次元)上ではなく、3次元でほしい。手に握って、随時位置を変更できるようにしておきたい。画鋲とかマグネットとかでいいんだけど。大きさは学校の黒板くらいだと便利かな。構想を練っておかないと、先に東急ハンズとかで材料買って、製作途中で飽きて放り出す、って実に見えてるから、手をつけてないけど、そんな本マップがあると、嬉しいな。いつまでも眺めちゃうな。
2008.09.29
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夜の観光。ドナウ川クルーズです。ライトアップされた王宮や、くさり橋、国会議事堂などを撮影しました。9月の朝晩はとっても冷え込むうえ、川の上なので寒いです。ほんとに。キレイでしたが。くさり橋はいずれ車禁止になるそうです。傷んできちゃいますしね。ドナウ川クルーズは所要時間1時間。くさり橋のたもとから船に乗り込んで出発。国会議事堂の前をとおりすぎて、マルギット島までは遠く、そんなところで折り返し、くさり橋をくぐって、王宮の前をとおりすぎ、ゲッレールトの丘前まできて、次の橋の近くまできて折り返していきます。ちょっと長いかなー、と感じました。キレイだけれど、寒いし、飽きちゃいますから。この写真はゲッレールトの丘の上のレストランで夕食をとったあと、帰り道で。ハンガリー王宮とくさり橋。私の関心は国会議事堂だったので、王宮はノーマーク。確か中に入れます。なにか展示してたと思います。今は博物館か美術館として使われていたような。。。国会議事堂のライトアップ。もりだくさんだった一日が終わりました。歩き疲れてます。飛行機づかれもあるかもしれません。明日は移動のほうが長いので、バスの中で眠っちゃうかも。
2008.09.23
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ハンガリー観光の目玉。出発前、旅行本を買って熟読してから、ぜったいココには行く!と決めた場所、二つのうちの一つ。ネットで色々調べて、個人の場合、ガイドツアーの事前予約ができないことを知っていたので、当日朝、旅行ツアーが始まる前にチケット売り場まで行って、買って、帰ってこなくてはいけないわけで。(この日は午前中が旅行付属のツアーで、午後は自由時間。自由時間中に、国会議事堂のガイドツアー参加を計画る。)私は建物が大好き。豪華な、建物が大好き。豪華絢爛な、内部が大好き、です。というわけで、ハンガリーがローマに追いつけ、追い越せ、とお金をかけちゃった、かけすぎちゃった豪華絢爛な国会議事堂の内部は、どーーーーーーーーーしても見たかった。日本語のツアーは現在行われていないので、英語のツアーに。英語はあんまりよく聞き取れないけど、でも内部を見るだけでもいいから、参加したい!!!!という気持ちを大事に。朝からいってチケットを無事入手。国会議事堂の正面。いくつかネットに写真が出てたので、知ったとおり。14時からの英語ツアー。まずは大階段!!!これが見たかった。下から見上げると素晴らしいです。急で長いので、赤い絨毯が敷かれた階段しか見えません、ほぼ。階段の途中の踊り場までくるまで、天井や大階段全容が見渡せないので、とにかく階段の下にたったときは、すげー、圧巻、という感想のみ。まだ、絢爛!は出てきません。大階段途中の踊り場で、ガイドさんが説明してくれてます。英語のためはしばししか聞き取れません(ToT)階段を上りきると、少し進んで、ドームの下に出ます。ドームは緑で綺麗です。昔の貴族たちの紋章が天井に入っているのが見えます。かっこいいですね、ヨーロッパの紋章は。ドームの下にはガラスケースが置いてあるのみ。このケースのなかに、王冠や剣など。フラッシュ撮影は禁止です。時間になると、憲兵?さんたちがやってきます。あと、英国バッキンガム宮殿の前の警備の人たちがサッサッと歩く、あの歩き方でやってきます。3人です。みんな帯刀してます。ガラスケースの前で1人上官らしき人がたち、二人がケースの横に立ちます。上官の号令で剣を抜きます。上に掲げて、カッコイイです!かっこよすぎます。白い制服もかっこよさを引き立てます。。。そうして彼らは国の宝物が無事そこにあることを確認すると、またサッサッと任務を果たして帰って行きました。。いいもの見れたなー。(写真撮れずにすみません)日に2回とガイドさんが言っていた(気がする)ので、この時間じゃなかったら見れなかったのか・・・内部見学ツアーが、その時間に合わせて行われているのか。。。それから、移動して下院の議場前に来ました。窓辺に金でできた不思議なものがおいてあります。国会議場は禁煙のため、国会議員の人の数分、煙草を置けるように、と用意されているものです。いよいよ議場に。ここも黄金です。お金かけちゃってる、というのがよくわかります。。。天井もきらびやか、です。思う存分写真撮影を楽しみ、ガイドツアーは終わりです。いやー、ほんと、ここにきて良かったー。いろんな国の美術館とか王宮とか、とにかく豪華な建物には目がない私だけれど、ハンガリーの国会議事堂は、オススメです。わざわざ内部見学ツアーに申し込まないと見ることが出来ない、というのも限定感があっていいですね。ロシアのクレムリンの中の見学も良かったけど、ここも同じくらいよい。やっぱり現在、各国の国賓を迎える大広間とかはシャンデリアのすごさが違った。←ロシア昔の、今は観光のみの宮殿のちょっとすすけたような感じは全くなかった。”今”の豪華さがありました。ハンガリー国会議事堂もできたのは昔だけど、今も国会議員が使う場所。豪華絢爛のキレイさがちゃんと保たれてます。(そんな一般ピーポー向けではありませんから)ここを楽しんだ後、もうひとつ、市内のカフェニューヨークというカフェへ向かいました。ホテルに併設されている、豪華な内装とガイドブックに書いてあったカフェです。カフェ部分の内装は飾り立てられてはいましたが(宮殿内部のような)、安ものですから、ちゃちい感が拭えません。しかし、もしここのカフェに行くのであれば、店員さんにトイレを使わせてくれ、と言ってみましょう。場所を教えてくれます。階段を少し上がって、ホテル側のトイレに行くしかないのです。そこは星がたくさんついてるホテルですから、きれいです。カフェのような内装はしてませんが、カフェよりもキレイに見える(笑。やっぱちゃちいもので飾ると駄目なんですね。ま、ちょっとしたものです。(国会議事堂には遠くおよびませんけど。当然)カフェで過ごした後、旅行ツアーの参加者たちと合流。自由時間は終わりです。そして、本日の(旅行ツアーの)メインイベント(私のメインイベントは国会議事堂内部ツアーなので)、ドナウ川クルーズへ。
2008.09.23
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9時からの観光前に、ハンガリー国会議事堂の内部見学ツアー(英語)のチケットを買わなければ。昨日の夜スケジュールを確認。6時朝食7時地下鉄M3でDozsa Gyorgy UT駅でKobanya Kispest行きに乗る ⇒Deak Ter(デアーク テール)駅下車・乗換 M2で Delipu(南駅)行き に乗る。 ⇒Kossuth Ter(コシュート テール)駅下車 Orszaghaz(国会議事堂)へ行く。チケットを買う。昼過ぎ Deak Terから上記の道順で14時英語ツアーへ。14時半解散。6時半に朝食を食べて、7時過ぎにホテルを出て、目の前1分の地下鉄へ。キオスクで切符は買えた(ほんとは1日券Napijegyが欲しかったけど、キオスクじゃ売ってなかったから1回券を4枚買う)が、切符に刻印しなくてはいけないのに、使い方がわかんねー(パニック)。とりあえずウロウロして、誰かが見本を見せてくれるまで待つ。(時々チラ見する)そしたら、どこかのお兄さんが切符を機械に入れてくれた(やった)。・・単に差し入れるだけなのだけど。ここで10分ほど無駄にしてしまった。やけにくらーいカンジの地下鉄に乗って、人の流れにのりながら、乗り換え。長い長いエスカレーターで別の地下鉄に乗り換えて、ついて出口へ。駅舎を出て、道路渡って、国会議事堂らしき建物があるほうへ。広いから、自分が今歩いている道を行っていいかどうか迷うけど、ちょっと離れたところに守衛さんっぽい人がいるが呼び止められなかったから、まあ進んでいいんだろう・・・朝は寒い。寒いというより、冷え込んでいる。空気が冷たい。手袋をしてくればよかった。(マフラーしてきてよかった)国会議事堂の前にいるはずのライオンの象が見えたので、ここが国会議事堂だとわかる。チケット売り場はライオンの右側だから、左側からきた私は、ぐるっと回らないといけない。(ライオンの目の前がちょっとした広場になっていて囲みがしてあるからね)チケット販売は8時から18時まで。国会正面右側のX番(ローマ数字で10番)大人2,640Ft(フォリント、ハンガリーのお金)(約1,649円)着いたのは、7時20分ごろ。私の前に二人男の人が待っていた。チケットを買うためには、国会正面のライオン象の右側のX番の扉の中に入らないといけないんだけど、その前に広場があって、そこは車が通る場所なんだけど、この広場には勝手には入れない。そこらへんにいる警備の人の許可がいる。というわけで、チケットを買いたい人は、この広場を隔てたところに立つ白い看板 Ticket for buy(だったかな)の前で列を作って待つことになる。白い看板は二つあって、右奥のほうはチケットを持っている人がツアーを待つためのもので、左側がFor Buyで買うために並ぶ人のため。この看板のところだけ、鉄棒ではなくチェーンになっていて、警備の人がチェーンを外してくれて通してくれる。(チケットを買い終わった後も、ツアーの後も、戻るときも必ずこの警備の人がチェーンを外してくれて、ここから出ないといけない)朝の冷え込む場所で、あと40分待たないといけない・・・成田空港で買ったガラーノ捜査官という本を読みながら、ひたすら待つ・・・もっと込むかと思って早めに並んだけど、私たち3人以外で、人が集まり始めたのが、15分~20分まえ。でも集まり始めると結構集まり始めた。私はツアー観光の時間があるので、どーしても8時チケット販売開始ですぐに買って帰らないといけないから早くくるのは仕方ない。チケット販売は、8時ピッタシに始まる。次々に集まる人が時計を指差して何かハンガリー語で言ったら、警備の人はまだ時間じゃない、みたいに首をふる。どうやら時間に厳密なようだ。時間になって、警備の人がチェーンを外してくれた。一度に通してくれるのは二人まで。私の前の二人が先にゆく。どうやら5,6人しかた扉の奥で待てないらしく、二人出てきてチェーンを外して通してくれると次の二人を入れてあげる、という仕組みらしい。広場というか広い道路を足早に渡って、Xの扉を開けると右に7,8段の降りる階段。左手にチケット売り場。女の人が1人。私と私の連れの分、大人2名、14時のイングリッシュツアーだと告げる。帰り際にかならず警備の人のところにいってだしてもらえ、と言われる。OK一度乗った地下鉄なので、迷わず帰れる。どうやら時間(9時)に間に合ったよう。ホテルについたのが15分前。地下鉄駅舎のコンビニみたいなところで水を買う。100Ft.ピンクのボトルは全部ノンガス(炭酸なしの水)だよ、と親切なお姉さんに教えてもらう。よかった。水がほしかったんだ。9時からツアー観光。英雄広場までバスへ。こんな女神の像みたいな天使だっけ?が上についている柱は、ロシアのエルミタージュ美術館の前にもあったな、という感想。広場は開けているけど、道路に囲まれているからか、落ち着かない感じ。他にもたくさんある像の説明をガイドの人がしてくれる。そして広場前の並木道まえで写真をとった。ホントにまっすぐな並木道。観光後並木道を通って聖イシュトバーン大聖堂へ。並木道には各国の大使館がズラリ。日本のもある。建物は昔貴族の館だったということで、外観がどれも立派。ヨーロッパにある、ああこういう建物ね、という建物が並ぶ。聖イシュトバーン近くで観光バスをおりる。徒歩8分ほど。街の建物には落書きが多い。ほんとに落書きが多い。そして結構煙草の吸殻が落ちている。みーんな歩き煙草、というわけではないが、歩き煙草をしている人が多い。若い女の子もみんな吸い歩き。そんなもんなんだな、と心の中で思う。聖イシュトバーンはドーンと丸いドームがあって、デカイなあ。中に入る。黒いパイプ椅子が整然と並べられてます。内部は大理石で、いわゆる大聖堂です。(一度も大聖堂と名のつく建物に踏み入ったことがない人にはなんだかわかんない感想でしょうけど・・)ここには聖人のミイラ化した右手があります。黄金の入れ物の中に安置されてます。お金を入れると中がライトアップされてよくミイラ化した右手が見えるような仕組みになってます。聖人は体の一部を残しておくものなんだそうです。というか、聖人だから体の一部を朽ち果てさせることなく残すことができる、と言ったほうが正しいのか。特に昔の時代では。聖人以外はみんな朽ち果てちゃいますから。この後、くさり橋を渡って、漁夫の砦、王宮へ。漁夫の砦は見晴らしが良くなっています。景色がとってもいいです。国会議事堂は見えるし、くさり橋は見えるし、高台ですからね。すぐそこにマーチャーシュ教会もあります。ちょっと工事中でしたが。中には入りませんでした。まあ、教会です。漁夫の砦は、何にお金がかかるのかというと、砦の2階部分に上がるのにお金がいるのです。この2階部分に上るとドナウ川を含めた写真撮影タイムです。もちろん景色も楽しみます。このブダペストでは、国会議事堂と聖イシュトバーンのドームより高い建物はないです。ずーっと先まで見渡せます。観光後、お昼へ。。。。
2008.09.23
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昨日の夜は、台風のせいで 雨の音がすごかった。とくに 夜中の2時くらいは。3時5分に、疲れた 久しぶりにすごく眠い、とメールがとどいた。即返信して、メールを待ったけど、それ以上は何もこなかった。しっかり寝て疲れを取れ、と返信したからか、たぶん向こうはメールを打って2分後には眠ってたんだろう(だから私のメールに返信してこない)3時に姉が玄関が開いて閉まった音がする。姉が飲み会から帰ってきたかな・・・今日は午前中はお買い物。白い雲がもくもくとしてて、清々しい。いつもと違って、雲はあまり流れてない、風も台風が去ってはあまり吹かないのかな。しかしヨーロッパ旅行用に変圧器が欲しかったのだけど、高いね。5千円。変換プラグもいろいろ買わないといけない。旅行先が1国であれば、1つで済んだのだけれど。午後は、スヌーピーのスーツケースを広げて、パッキング。とりあえず、最高気温は13度から17度、最低気温は3度から6度。冬服を出して。上下の合わせをチェックするのに黒のタートルネックを着てみるが、暑いよー。はあ。不快指数が上昇シマス。でも夕方の宅急便で成田へ運んでもらわないと。なんとか15時にはほぼ入れるものが決まった。入れてみると、これがけっこう隙間があいちゃってマス。ちょっともっていく服を節約しすぎたか・・・とりあえずカットソーなどを詰めてみる。あと、パジャマ代わりになるものを・・・今日の夕ご飯はおいなりさん。明日はお彼岸でお寿司をたのんどく。(太っちゃうなー)来週旅行に行くこと、言ってないんだよね・・・メールきても返信できないけど、返信こなかったからって、旅行中に2,3度目のメールが22時とか、早い時間に来てたらどうしよう・・・眠ってない時間帯に送っとこう、みたいに思ったとして。そんな早い時間にきてるのに返信ないと、「終わり」メールの再燃かと思うかね。
2008.09.20
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