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September 17, 2011
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カテゴリ: 教授の雑感



 ま、自動車ショーに登場する車ってのは、近い将来発売されるクルマの顔見世的なものから、実現されるかどうかまったく曖昧なスタディモデルに至るまで、様々なグラデーションがあるのですが、例えばフォルクス・ワーゲンの「up!」なんてのは、もうほとんどこのままの形で出るのではないかと思われるような完成度。ポロよりさらに小さいタウン・ムーバ―として、相当な人気を博すのではないでしょうか。我が愛車アルファ156のデザイナーでもあるワルター・ダ・シルバがフォルクスワーゲンに移籍してからの作品の中では、一番いいかな。

up!


 その他、レンジローバーや、新型ポルシェ911なども、相変わらずいいデザインでございます。

 あと、フォードの「EVOSコンセプト」。スポーツ・カーの定番的なデザインですが、そつなくまとめてあります。フォードもね、割といいデザイナーがいる会社なんですが、いかんせん、日本の輸入代理店が悪いのか、フォード社の製品の中でも、カッコ悪いのばかり選んで輸入しようとするので、なかなかフォードのデザイン・センスの良さが日本に伝わらないというね。エクスプローラーとか輸入するくらいだったら、なぜ「エッジ」を輸入しようとしないのか。小型SUVとして完成度の高い「エッジ」の美しさを知るワタクシとしては、歯がゆいばかりです。

フォードEVOSコンセプト

フォード・エッジ


 あと、今回のフランクフルト・ショーを見ていてますます思うのは韓国車、とりわけ起亜のデザインの優秀さです。起亜はですね、ペーター・シュライアーというデザイナーを招へいして以来、デザインの面で相当、進歩しました。ペーター・シュライアーというのは、アウディで初代「TT」とか、「A2」をデザインした人。あの頃のアウディは冴えてましたからね。特に今回は「起亜リオ」と「起亜GTコンセプト」が良かったかな。

起亜GTコンセプト


 それはともかく、今回のショーで、ワタクシが最も誉めたいのは、スペインのセアト社が出品した「セアトIBL」。これはミッドサイズ・セダンとして美しい! 

セアトIBL


 それにしても、これら海外勢に比べ、フランクフルト・ショーに出品している日本車のデザインのお粗末なことといったら、もう・・・。韓国の起亜が、優秀なデザイナーを招いて、どんどんレベルを上げているのに比べ、我が国の状況はお寒い限りです。特にレクサスとかFT-86とか、トヨタがひどいね。シビック出したホンダも末期症状だし。例えば、セアトIBLのデザイナーあたりを引き抜いてきて、しゃっきりしたものを作ってもらったらどうなの? 

 ということで、自動車ショーを観察する度に、彼我のデザイナーの実力の差がひらくばかりなのに、他人事ながら心配になってくるワタクシなのでした。





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Last updated  September 17, 2011 04:12:31 PM
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Comments

釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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