今日は移動日ということで、実家でも楽しみのための読書をしながらのんびり。先日から読んでいる『SAVE THE CAT の法則』を読み進めたのですが、映画というのは、大体10個くらいのジャンル分けが出来る、という話が出てきて、実際筆者は様々な映画を「家の中のモンスター」「金の羊毛」「魔法のランプ」「難題に直面した平凡な奴」「人生の節目」「バディとの友情」「なぜやったのか?」「バカの勝利」「組織の中で」「スーパーヒーロー」という10のジャンルに分けて見せるのですが、これがまた説得力アリアリ。
もっともこれが批評の分野ですと、「ジャンル分けしたから、どうなのよ?」と言われてしまうわけですが、『SAVE THE CAT の法則』は、脚本の書き方指南だからね。この10個のジャンルの中から自分が書きたいものを選び出し、それぞれのジャンルに従った特有のルールで脚本を書け、という風に話が進んでいくので、方法論として非常に有意義であります。