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January 5, 2017
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カテゴリ: わけ分からん
 仕事のことで、一つ困っておりまして。

 ラルフ・ウォルドー・エマソンっていう19世紀のえらーいエッセイストが居るんですけど、この人は以後の自己啓発ライターにとっての神さまみたいな人で、誰もがこぞってエマソンの言葉を引用するんですな。

 で、中でも高い頻度で引用されるのが、

  A man is what he thinks about all day long.

という奴。日本語に訳せば、「人は、その人が一日中考えているものである」ということで、つまり科学のことばっかり考えている奴が科学者で、小説の筋ばっかり考えている奴が小説家だと。だから、例えば野球の選手になりたかったら、一日中野球のことを考えていろ、そうすれば野球の選手になれるよと。

 つまり、人間は、ずっと一つのことを集中して考え続ければ、なりたいものになれると。そういう「思考のパワー」について語った言葉なわけ。だからこそ、自己啓発ライターがこぞって引用するわけね。多分、一番最初に引用したのは、ジョゼフ・マーフィーじゃないかと思うのですが。

 で、実際、ネットでも、この一文がエマソンの代表的な名言の一つとしてやたらに引用されている。

 ところが。

 じゃあ、エマソンはどの著作の中でこの言葉を発している(書いている)のか、というと・・・これが分らないんだなあ。



 で、私も散々色々な調べ方をしてみたし、図書館の司書の人に頼んで種々調査してもらったのですけれども、出典が分らない。っていうか、出典が分らない以上、これが本当にエマソンの言葉なのかすら分らないんです。

 これだけ、エマソンの代表的な名言として世間に出回っているのに、その出典が分らないなんてこと、あるのかねえ?

 というわけで、頭を抱えているワタクシ。もしこれをお読みのエマソン通の方で、「ああ、それはどこどこに書いてあるよ」ってなことをご存じでしたら、ぜひぜひ、私にご一報を。よろしくお願いいたします。





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Last updated  January 6, 2017 12:32:08 AM
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釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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