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2006.08.05
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カテゴリ: 映画を観たよ
季節外れは承知で,クリスマス映画を観た。

○ストーリー
今年もまたクリスマスが来るけれど,僕はもうプレゼントを本当は誰がくれるのかは知っている。サンタクロースが来るのを待っていつまでも起きていることもない。・・・けれどもその夜,僕の家の前に停まったのは,北極行きのポーラーエクスプレス「北極号」だった。そして僕は,仲間と一緒に一生忘れられない旅に出ることになった。

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この映画の原作の絵本は好きで,村上春樹に翻訳される前に手に入れていた。重みのある絵の通り静かに始まり,だんだんと明るい色調になり物語も速度が上がり,最後に悲しい響きで終わる,という印象的な作品だ。

映画は,全編コンピュータ・グラフィクスで製作されており,また原作の大ファンのトム・ハンクスがプロデュースしていることにより,原作のおもむきを強く残す作品に仕上がっている。

フルCGで製作された映画は,なぜか動物が主人公のものが多いけれど,最近の技術を用いれば人間だってものすごくリアルに描けるんだ,ということを実証している作品でもある。前半は「なんでフツーに実写で撮影しないんだろう?」と思うけど,列車が目的地に着いたときに,なんでこの手法を用いているのかは明らかになる。

CGの俳優だけのシーンが続くと,どこかちょっとコワイ気持ちになる瞬間があるけど,まあそれは僕個人だけかも知れない。全体的には違和感なく原作のカラーを再現していると思う。

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そしてもちろん,CG以外では絶対表現できなかった目的地の群集シーンもあげられる。見たい対象が,前の人の背中で見えない,という子どものジレンマも表現されていて,ミョーなリアリティがあった。その後のクライマックスはもちろん素晴らしい。

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余韻を残す鈴の音は,もっと深みのあって透き通る音を想像していたんだけど,まあ,こうした感性ってなかなか一致しないものかなあ?

でも映画のエンディングは,原作よりは少し希望があってよかったかもね。








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Last updated  2006.08.06 21:49:57
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