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2006.10.04
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上下巻に分かれた長い作品が続いたので,少し軽めの本を意図的に選んで,お口直し(?)をしている。

○ストーリー
女流作家のなつこは,ある朝目覚めると,南海の孤島の別荘にいた。連絡や脱出の手段がないため,のんびりと別荘で1週間を過ごしたなつこだったが,近くの島で殺人事件が起きたことで,救出される。果たしてなつこを,孤島へと拉致した人物の目的は?そして殺人事件の真相とは?

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残念ながら,まったくその方面にうといので,森奈津子というコメディレスビアン小説が実在の人物であることを知らずに読んでしまった。森奈津子の作風を知っていないと,この作品の本当の味が分からないらしいので,ダブルに残念だ。

この作品の森奈津子は,もうとにかくちょっとしたことから煩悩妄想が脳内で大暴走する。そのトンデモレスビアン小説の描写が,数ページにわたって続いたりするので,ちょっと通勤電車の中で読むのは気が引けたりする。森奈津子,スゴイ人物だ。実物はどうだか知らないけど。

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ミステリーとしては,ロジックが妄想の暴走とリンクしているので,それに振り落とされずについていけるかどうかが,分かれ目になると思う。

ロジックでうならせる西澤作品とは少し違う気もするけど,やはりかつてない新しいロジックをミステリーに導入して見せた,という部分では,間違いなく西澤ジルシだ。









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Last updated  2006.10.06 08:56:23
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