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2007.08.11
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森博嗣の「Gシリーズ」の第4弾を読んだ。

○ストーリー
山吹と加部谷が乗り合わせた東京発,那古野行きの夜行バスがバスジャックされた。テレビで中継が続く中,バスはゆっくりと高速道路を走る。携帯だけを頼りに推理をする西之園萌絵と海月をあざわらうかのように,事件は警察が仕掛けた罠へと進む。

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4冊目にして少し物語に動きが出てきたような印象を受けた。1つには単純にバスジャックという大きな事件が発生したということがあり,また登場人物たちがようやくこれまでの事件を関連付けて考え始めた,ということがある。物語の世界でも,我々読者にも,これまでの事件があの人物,あるいはその追随者が,ある目的を持って行なっているらしい,ということが薄々分かってきた。もっとも肝心の目的がまだ謎だけど。

ミステリ的には「またもや」というカンジで肩透かしで終わっている。もうここまで徹底されると,狙っているとしか思えない。ひょっとしてアンチミステリ?

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バスジャックという事件を目前にして,萌絵,山吹,加部谷がそれぞれ自分自身を問い直すようなシークエンスがあった。萌絵は大人になって落ち着いており,山吹と加部谷は素直になってて,いつもと違う面が見えていて見直してしまった。

この作品で一番おいしい役は山吹君かも知れない。










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Last updated  2007.08.13 00:23:46
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