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2007.08.26

作・森博嗣，絵・ささきすばるの絵本を読んだ・・・って前回と同じだけど。

○ストーリー
大いなる竜への変態を望む蛟（みずち）のドラは，月の蜥蜴（とかげ）サラと出会う。2人は結ばれるが，身体が変化したのはサラだけだった。失意のドラは姿を消し，サラに残されたのは・・・

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

一週間前に読んだ「蜥蜴」の続編だ。「蜥蜴」同様に，ささきすばるのカラーが表に出た本だと感じる。装丁，イラスト，詩のような文章をゆっくり楽しむべき本なので，読むだけならばすぐ終わってしまう。

僕自身は図書館で借り出しをしないで読んでしまったが，2人の作者が好きならば持っていて，時々眺めるのもいいかも知れない。

細かく言うと「蜥蜴」のストレートな続編ではなく，語り直しというような位置付けだ。まあ散文詩でのファンタジーなので，緻密な設定は不要だろう。

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