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2007.09.18
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森博嗣の「Gシリーズ」の第6弾を読んだ。現時点で,「Gシリーズ」の最新巻だ。

○ストーリー
高い木の上,池の真ん中の木など,一見不可能な場所での首つり死体が発見される。一連の奇妙な死体は,自殺なのか?宗教的な儀式なのか?そして事件の裏にかすかにうかがえる”彼女”の影。萌絵と仲間たちは,”彼女”を追い詰めることができるのか?
そして萌絵にもいくつもの転機が訪れる。

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前作「ラムダなのに歯がない」で,ミステリへの回帰が見えたと思ったが,この作品では逆にそれが薄れている。反対に,いろいろ物議をかもしている「Gシリーズ」らしさ,つまり個々の事件の謎解きはほとんどおざなり,という欠点が前面に出ている。

なにしろ変わった場所での自殺事件への捜査が,途中から進まなくなる。中盤からは,もっぱら生と死についての考察と,萌絵の生活の転機が語られている。ここまでミステリが置いてけぼりは,「Gシリーズ」でも初めてだと思う。

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ところが森博嗣のファンにとっては,逆にたまらない作品だ。「Gシリーズ」でありながら,「S&Mシリーズ」の萌絵と犀川,「Vシリーズ」「Xシリーズ」の登場人物,そしてそれ以外にも,とシリーズキャラクターが惜しげもなく登場する。



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トーマにはちょっと涙した。








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Last updated  2007.09.23 21:48:14
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