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2008.02.08
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カテゴリ: ばくばく冒険小説
森博嗣の一番美しいシリーズだと思っている,「スカイ・クロラ・シリーズ」の最終巻を読んだ。

○ストーリー
地上に落とされ,長い入院生活をする主人公の「僕」は,隙を見て逃亡を図り,友人を頼り,ついにはレジスタンスの元へとたどり着く。だが主人公は,薬物の影響のため記憶が混乱しており,自分が軍のパイロットであったこと以外は,確証がもてない。空に焦がれ続ける主人公たちを,組織が追い詰める。

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「スカイ・クロラ」シリーズの主人公たちは,共通して寡黙だが,この作品はさらにその傾向が強い。なにしろ記憶をほとんど失っており,逃亡者なので友人知己も少ない。ほぼ全ての会話が,ぼそぼそぼそ,というカンジだ。

これはシリーズの特徴なので,毎回呆れつつも,突然違うキャラクターになってしまったら困るので,これはしょうがない。

2つ目の魅力である戦闘機のバトルシーンだが,今回は残念ながら少なめだ。また,ライバル・”ティーチャ”との決着も果たされない。ただし,いつもとは異なるセッティングの中で,緊張感のあるシーンはきちんと用意されている。

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3つ目の魅力だと思う,空への憧れ,地上への嫌悪だが,”飛べない”主人公だけに,そうしたセリフのオンパレードだ。



ただし,現実世界では通用しないロジックなので,間違えないように。悲しいけどね。

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最終巻で,いろいろな謎が明かされるかどうか?それともいつも通りの散文詩的な作品のまま終わるかどうか?それは読んでみてのお楽しみだ。

ま,予想付くと思うけど。






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Last updated  2008.02.11 22:42:44
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