りぶらりだいあり

りぶらりだいあり

PR

×

Profile

りぶらり

りぶらり

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

'Ageing is not a de… New! 恵子421さん

本とバッグ なすび0901さん

読書とジャンプ むらきかずはさん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
From おおさか mayu0208さん

Calendar

Comments

おきま@ Re:「PRIDE 池袋ウェストゲートパークX」石田衣良を読んだ(07/30) 約32年前に池袋のウェイターに騙されて風…
深青6205 @ Re:「恩讐の鎮魂曲」中山七里を読んだ(08/16) こんにちは。御子柴シリーズはお気に入り…
りぶらり @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) なすびさん,お久しぶりです。僕が本を買…
なすび0901 @ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) 好きな作家の一人 図書館で借りないでア…
2008.06.12
XML
カテゴリ: びしびし本格推理
島田荘司の「吉敷刑事シリーズ」の中でも『加納通子モノ』に分類されるものがある。その第1作目を読んだ。

○ストーリー
吉敷刑事にかかってきた電話の声,それは5年前に別れた妻・通子のものだった。通子を追って盛岡,そして釧路へと向かう吉敷が知ったのは,通子が殺人事件の容疑者として追われているということだった。果たして,不可能と思われる犯罪のトリックは?そして通子の過去の謎とは?

-----------------

真面目過ぎて面白みに欠ける吉敷刑事の新しい面を描き出し,(当時の)島田荘司ファンをあっと言わせた(に違いない)作品だ。島田荘司としてもチカラが入っている様子で,トラベルミステリー,本格ミステリー,ハードボイルド,そして恋愛物語の要素が入っていて,盛り沢山だ。

この中で,とにかく目立つのが,吉敷刑事の別れた妻へのメロメロぶりだ。これまで都会派で洒脱な中村刑事,もっさりとした人情派の「モーさん」こと牛越刑事と比べても,「仕事が趣味」みたいでプライベートが無い雰囲気だった彼が,もう目の色を変えて,正月休みを全部つぶして,おまけに数日勝手に延長してしまう,という入れ込みぶりだ。

なんだか別人みたいだけど,この作品のおかげで,吉敷刑事のキャラクターとしての厚みは一気に増したのだから,喜ぶべきだろう。欠点もいろいろ見えてきたが。

-----------------

正直,吉敷竹史と加納通子の元夫婦の関係はピンと来ない。まずは通子の性格が良く分からない。エキセントリックで鈍感なのか,病的なほど繊細なのか,行動がひじょうにちぐはぐなように感じる。「死にたい」と連呼していて,でも吉敷刑事をうまいこと利用しているようにも見えるのも,ちょっと反感を買う。



でも,やはり基本は真面目な吉敷竹史に比べ,通子は根っから「小芝居」が多いようなので,どう考えても合っていないような気がする。吉敷の永遠の片思いなんじゃないかなあ?

-----------------

さてラストは突然の本格ミステリーとなる。吉敷刑事シリーズに,この手のトリックはそぐわない気がした。

ところで作品のタイトルに含まれている「2/3」は,どういう意味なのだろうか?












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.06.16 00:25:54
コメントを書く
[びしびし本格推理] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: