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2008.07.13
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カテゴリ: びしびし本格推理
島田荘司の「吉敷刑事シリーズ」の中編を読んだ。

○ストーリー
三重県二見浦の有名な夫婦岩に渡してある注連縄の中央に1人の男の死体がぶら下がっているのが発見される。この死体はどうしてここに下げられているのか?しかもこの男は,数日前,吉敷刑事が東京の酒場で知り合った人物だった。

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不可思議な状態の死体が発見され,しかもそれが東京から列車を乗り継がないと到達できない土地である,と「吉敷刑事シリーズ」のパターンにはまった始まり方をする。ところが,物語は意外な展開となる。

ここから物語は,中学生からの親友で,今はそれぞれ家庭を持っている輝子と陽子という2人の女性を中心に進み始める。物語は冒頭で変死体が発見された二見浦へと移行し,混乱の中で,事件が発生する。

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終わってみると,「吉敷刑事シリーズ」らしさはほとんどなく,シリーズのカタチを借りた,女性論のような印象を受ける。さらにミステリーとして「高山殺人行1/2の女」と似ている部分が多いので,それもマイナスだ。

ただ多くの人が述べているように,この作品で登場する女性って,ある意味すごくリアルで,身近にいそうで怖い。







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Last updated  2008.07.14 10:15:08
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